あしたはどこへ・・・

後期高齢者だが 元気に豊かな気持ちで歩き続けたい・・

 「こぶとり爺さん」‥(昔話)

2024-06-24 16:06:41 | 日記
  昔、ある所に正直者で明るい爺さんと暗い意地悪爺さんが居ました。
 正直爺さんには右の頬に 意地悪爺さんには左の頬に「こぶ」があって邪魔だ‥と
嘆いていました。 ある日、正直爺さんは山奥で迷い 小屋を見つけて一夜を明かしたが
夜中に鬼たちが入って来て酒宴を始めた。鬼たちに見つかり食い殺されそうになったが
 明るく踊りの上手な爺さんは鬼たちを踊りと笑いで盛り上げて喜ばれ お礼に右の
こぶを取ってくれた。

 その話を聞いた意地悪爺さんは翌日、山奥の小屋へ‥鬼たちの宴会に入り込んで踊った
のだが 踊りも歌も下手で宴会を台無しにして鬼たちを怒らせた。「お前には昨日取った
こぶを付けてやる」と右の頬に付けられ 逃げて帰って来た‥こぶとり爺さんの昔話だ。

 人生 誰もが正直に生きたいもの‥ でも 苦しみ・悲しみのほか誹謗中傷などなど
複雑な社会・生活情勢の現在、「正直者」だけでは生きて行けないのが現実だ。
 長い人生を振り返ってみると 私の体のアチコチには多くのこぶが付いているはずだ。
 明日は循環器内科の定期健診日 内臓に余分な「こぶ」が付いていない事を願ってます。
          (イラストはネットから)

          


コメント (2)
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