桃寿の小部屋

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世の中便利になるほど心が空しくなりませんか?

2009-02-04 08:35:59 | タロット占い
最近恋の物語をご相談にいらっしゃるクライアント様に「先生、彼に自分の気持ちが上手く伝えることが出来ません、どうしたら良いでしょう?」

「彼との会話はどうしているの?」
「用事のあるときはいつも携帯でメールを出したり、貰ったりしています」
「メールでは会話は出来るの?」
「それは上手くコミュニケーション取れています」

世の中便利になってありがたい事ですが、恋の物語には邪魔なときがあると思いませんか?

私が恋の物語を沢山(?)作っていた頃は携帯なんて便利なものがありませんでした

用事があるときは電話を使いましたが、今のように個人で好きなとき好きな場所でかける事など出来ません。

かけるときも貰う時も自宅か、公衆電話を利用しなければなりませんでした。

自宅に彼から電話がかかってくれば家中の耳ダンボが息を殺して聞いていますし
公衆電話を使えば、次の人が待っていれば長く話せません。

そんな時代は会うことの時間の待ちどうしかった事はありません☆

デートの時はお互いが少しの時間でもお互いの話が聞きたくて、話したくて・・
時のたつのが惜しくて、門限に間に合うように二駅も歩きながら、未だ話し足りなくて・・・

こんなときめきを携帯で済ましている方に理解できますか?

メールの言葉はどんな事でも言えるでしょう、何処にいてもいつでも自分ひとりの時間と場所で好きな事を書いて送ったり送られたりしているでしょう?

それになれた人たちはそれが当たり前と思っているでしょうが、それは二人の仲に
携帯という機械を通じて伝え合っているだけの事だと思いませんか?

私なら10回メールを貰って甘い言葉を言われるより、1回会って顔を見て短い時間でも声を聞いてお互いの心を伝えたいと思いますけど・・・

メールも良いけれど珠には手紙に気持ちを書いて送ったり貰ったりするほうが心のときめきが味わえるのではないかしら?

「ラブレター」なんてレトロなものを利用したことがありますか?

書いているうちに自分の心の整理が出来、繰り返して読むうちに間違った部分は何度でも訂正できて、本当に自分の心に正直になれて文章が書けたとき、気持ちに満足感が満ち溢れます。

「もし、別れた後にそんなものが相手の手元に残るのはまずい」と考える人は無理です。

私ならその恋の物語がどんな終わりを告げてもその瞬間の自分の心に素直になれてその瞬間素敵な青春をしていた事に誇りを持ちますけど・・・

気まぐれ桃寿でした♪