「先生、女の友情って何でしょう?」
先日いらしたクライアント様からこんな話をお聞きしました!
同じ会社に勤めているK子さんとは何でも相談しあう仲の親友の積もりでいたそうです
ある日彼女から違う会社に勤めている彼に振られた話を打ち明けられ・・・
「いいわよね~、あなたのほうは順調に行っているらしいし、何の秘密も無いからばれる心配も無くて」
彼女の話や愚痴を聞いて一生懸命に慰めていたクライアント様にこういったそうです
彼女は以前アルバイトでキャバクラに勤めていた時期があって、誰にも言わず、勿論彼にも内緒にしていたらしいのですが・・・・
彼とデートしていた時偶然彼の昔の友人とバッタリ会って・・・
「その人がキャバクラ時代の常連様だったの・・・彼にそのこと話したらしく・・・別れようの一点張りで、何を言っても聞こうとしないの」
「誰にも言っていない事をあなたに話したのは、親友だからよ・・・でも、私だけ秘密を話すのは不公平だから、あなたの秘密も教えて欲しいの」
クライアント様は何の秘密も無かったけれど、あまり、しつっこく言うのでつい
「私もず~と前に飲み屋さんのバイトを1ヶ月だけしたことが有るの」と嘘の告白をしたらしいわ
彼女は「解かった!このことは二人だけの秘密で誰にも言わないから安心してね、だって親友でしょう?」・・
クライアント様は彼女と別れた後、どうも後味が悪いので、同じ会社に勤めている彼に彼女の事は詳しく話さず
「彼女の気持が少しでも楽になるならと思ってこんな嘘の告白しちゃったけど、どうしたら良い?」
彼は「解かった!でも、人が良いにも限度があるぞ、人の秘密を知りたがる奴に碌な奴はいないから」
翌日彼はクライアント様のマンションに来て、苦笑しながらこう言ったわ
「昨日、あれから彼女から電話で話したい事が有ると連絡があって喫茶店であってきたけど、君が話した嘘の情報を
もっとデフォルメして、別れたほうが良いわよと、ご忠告してきたぞ・・親友か?」
勿論彼女とは絶交したそうですが・・・
「何だか友達作るのが怖くなってしまって」
彼の言うとおりでしょう?どんなに仲が良くっても聞きたくないことは、聞かないで、言いたくないことは言わない事よ☆
それで友情が壊れるなら、それだけの絆でしょう?・・・でも自分の心に嘘をつくより良いでしょう?
気まぐれ桃寿でした♪