こんな時貴女ならどうしますか？

２３歳のお嬢さんが正社員に採用され、希望に胸を膨らませて出勤しました。
余り大きな会社ではありませんが、皆さん好意を持って拍手で迎えてくれました。
新人教育としてその部署の係長が面倒を見てくれることになりました。
彼は明るく仕事熱心で、部署のリーダーとして社員は彼の言う事に満足して従っていました。
彼女も始めは緊張していましたが、ジョークを混ぜて解り易く仕事のコツを教えて
下さる彼に尊敬と憧れを持ったのは当然だと思います。
入社して仕事も一人前に認められ、一人で仕事をする様になり８ヶ月程経ったある日、退社時間が過ぎ殆どの社員が帰りました。
彼女も着替えて退社しょうと係長に挨拶に行きますと、何時もの彼らしくなく
とても慌てて書類を捜した居ました。
訳を聞くと彼の受け持っている大きなクライアントから発注ミスのクレームが
今入り、今日中に処理をしなければならないとのことでした。
勿論彼女はサービス残業でお手伝いをして何とか、処理が出来ました。
彼はとても感謝してくれ、食事をご馳走してくれました。
（此処まではハッピーな物語です）
バーを３件ほど誘われ余り飲めない彼女は憧れの彼の誘いを断る事ができず、お酒の性もあり誘われるままホテルに行ってしまいました。
彼には奥様もお子様もあるので「今日の事は二人だけの秘密にしてくれ」と言われましたが、当たり前と納得しました。
翌日出社して「おはようございまーす」と何時ものように挨拶をすると、同僚の様子が冷ややかで可笑しい雰囲気でした。
彼は彼女を見つけると眉を寄せてか「君、チョッと」と会議室に連れて行かれました。
「いいか！昨日の事は魔がさしたのだから忘れろ、それで無ければ何でお前みたいなブスを相手にするか、このことが皆に知れたらお前を首にするからな！」
言いたいことを言って去って行く彼をポカーンとして部屋に帰ると、同僚に囲まれて「見損なったわ、正直な素直な人だと思っていたのに・・大切なクライアントの発注ミスを係長のせいにして罪を擦り付けたんですって・・信じられない！」
彼女も信じられませんでした。
それから部署全体の彼女のいじめが始まりました。
此処まで読んで貴女はどうしましか？
この話の続きは又この次に・・・
勿論桃寿のリベンジ作戦もお話しますよ
気まぐれ桃寿でした♪