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赤外写真?

2010年01月31日 13時51分59秒 | PENTAX K-7
      PENTAX K-7, Super-Takumar 55mm/F1.8,
      画像仕上:モノトーン/フィルター効果 赤外調, フィルター:SC72, 4"


ちゃんとしたカメラを買った、つまり、二眼レフflexaret Ⅳを買ったのが2007年の9月。赤外フィルムのこと、そして赤外フィルムなんてもう売ってないと知ったのはそれからからでした。

でも、ILFORDのSFX 200が再販されていたり、高いけれどRolleiの840nmくらいまでの赤外感度のフィルムがあると知るに至り、にわかに調べ始めたのでした。

しかし、どうやら、720nmよりも短い波長をカットするフィルターがないと余り赤外の効果が出ないとか?しかも、KENKOから出ているR72はかなり高価;さらに「デジタル専用」なんていうよくわからない表記が;;

そんなこんなで、ネットで調べて富士フイルムのシート状のフィルター「SC72」とステップアップリング、プロテクターを使って赤外撮影用のフィルターをつくることにしました。もちろん、それと同時にSFX 200を買い込んだことは言うまでもありません;;基本的なことはここを参考にしました(無断リンクです;;)

そして出来たのが


丸く切り抜くのに、ちょいと時間がかかりました。型紙おこしたりしたので;;




さて、前振りがながくなりました;;最近、土日と言えど、時間があまりないんです。フィルムで試してなんてするもの気が乗らない。なので、PENTAX K-7で試してみました!そしてたら!!かなり、良い結果が!

さてさて、始めます!まずはSC72を付けずに、試したものです。ちなみに、写っているのは、うちの近所の「矢切の渡し」です;;



1/320s, 画像仕上:鮮やか, フィルター:なし


1/320s, 画像仕上:モノトーン フィルター効果 なし, フィルター:なし


1/320s, 画像仕上:モノトーン フィルター効果 赤外調, フィルター:なし


モノトーンに設定してフィルター効果を赤外調にしても青空が若干黒くなって、緑の草木が若干白くなるだけですね。




さてさて、SC72を付けてみます。露出は相当変わりますよ。


6", 画像仕上:鮮やか, フィルター:SC72


6", 画像仕上:モノトーン フィルター効果 なし, フィルター:SC72


6", 画像仕上:モノトーン フィルター効果 赤外調, フィルター:SC72

見ての通り、SC72をつけて、フィルター効果を赤外調にすると、なんだか赤外写真チックになりました!




もうちょい露出を上げてみると。。。


8", 画像仕上:モノトーン フィルター効果 赤外調, フィルター:SC72


10", 画像仕上:モノトーン フィルター効果 赤外調, フィルター:SC72


13", 画像仕上:モノトーン フィルター効果 赤外調, フィルター:SC72

これからの季節、私としては、これでかなり楽しめそうだと思ったのでした!

ちなみに、フィルター効果を「赤フィルター」にしても殆ど同じ仕上がりになるようです。

さらに、カラーで撮ってピンクになっている写真ですが、これをモノクロに処理しても同じようなものに出来ます。フリーソフトのPixiaしか持っていないのですが、ピンクのものを「モノクロ/明度で処理するとほぼ同じ感じになりました。


pixiaで処理したもの




こちらの記事を読んで比べてみると、K-7の方は赤外調モードのおかげで気楽にそれっぽいのが出来ている感じがします。

トップに載せたシクラメンの写真も、フィルター効果なしのモノトーンで撮ると、同じ露出なのに、R72のサンプルのように、暗くてちょっともっさりしたものになります。


4", 画像仕上:モノトーン/フィルター効果 なし, フィルター:SC72




ふぅ、途中から文字を打つのが面倒になってきて、ちょいと手抜きですが、うん、実験成功な感じです!




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