地元の花火大会に行ってflexaret Ⅳで撮ってみました。初めて対岸の松戸側から見たのですが、寝そべって見られるいい花火大会でした
劣化した鏡に反射してすりガラスだけのピントグラスに映る花火が、直接観る花火よりもゆっくり開いていくように見えて、何ともいえないよさがあることを発見。暗さがちょうどいいのでしょう
使用したフィルムはKODAKのE100VS。F16、Bでレリーズケーブル片手に長時間露光してきました。デジカメと違って、現像に出して何日か待って上がって来たものを見たときの嬉しさは一入でした。フィルムで撮ったのは初めてだったこともあってか、嬉しさには構図なんてお構いなしです!
初めてリバーサルフィルムでこんな写真も撮りましたが、迫力があっていいかなとさえ思ってしまう次第
ついでにピンホールカメラでも撮ってみました。
ちょっと高くつくけれど、二眼で撮る花火もいいですね!
スキャナは「CanoScan 8800F」を使用しています。上のスキャナの写真、flexaretで撮ったのだけれど、右側に黒いモコモコが写っています。これ、植毛紙の毛です。
拡大するとこんな感じです。
写りこまない程度にまで端の方をいつか切ろうと思っていたフィルム室の植毛紙なのですが、上と下の部分を先日ようやく切りました。明日、左右の部分も切ろうと思います。しかし、両面テープで貼り付けてあるのはいいのだけれど、これが、なかなか狭いところでの作業となるとやりづらい。カッターで切るにも、最初は失敗してフィルム室内部を傷つけてしまったり。この辺はなにか閃いたら修正すると思っておいておきます。
さて、最近、スキャンした際に埃がやたら多くなったなぁと思っていました。
例えばこんな感じ。
なんでだろうと思っていたのだけれど、単にスキャン台のガラスに埃が付着していただけでした。透明だし暗いから埃が見えなかっただけと;;
埃を取ったらかなりキレイになりました。
ちなみに、スキャナの写真のところで壁が変になっているのは、夜中に壁を蹴飛ばしたら壊れてしまったからだったりします。むむむ。
長々しい題名になりましたが、先日やってみた実験の結果報告です。
思うところあって、オキシドールでflexaretのレンズを上手く掃除できるか確認してみました。Belarのテイクレンズの後玉です。
上の写真で、一部色が変わっています。ここは、オキシドールを滴下し数分置き、それをクリーニングペーパーで拭いたのものです。この作業を二回しました。見ての通り、コーティングが剥げてしまったようです。しかし、透明ではなく薄っすらと白くなっています。写真には撮れませんでしたが、光にあてて覗くとそこの部分だけ曇っている感じに見えます。
この裏側、凸になっている側には、全体的にオキシドールを付けて何分もおかずに拭き取ってみました。その結果は次のようになりました。
右半分、蛍光灯が見えるところがそれですが、まだらに汚くなっています。全体的に液体をかけると、レンズ周りの塗料などの影響で汚れますが、その分は拭き取ってのものが、上のものです。
今回犠牲にした後玉はニコイチの際に余った方のもので、もともと状態もよくはなかったものなのですが、しかし、それでも、さらに悪化させて気持ちのよいものではありませんでした。
思うところあって、オキシドールでflexaretのレンズを上手く掃除できるか確認してみました。Belarのテイクレンズの後玉です。
上の写真で、一部色が変わっています。ここは、オキシドールを滴下し数分置き、それをクリーニングペーパーで拭いたのものです。この作業を二回しました。見ての通り、コーティングが剥げてしまったようです。しかし、透明ではなく薄っすらと白くなっています。写真には撮れませんでしたが、光にあてて覗くとそこの部分だけ曇っている感じに見えます。
この裏側、凸になっている側には、全体的にオキシドールを付けて何分もおかずに拭き取ってみました。その結果は次のようになりました。
右半分、蛍光灯が見えるところがそれですが、まだらに汚くなっています。全体的に液体をかけると、レンズ周りの塗料などの影響で汚れますが、その分は拭き取ってのものが、上のものです。
今回犠牲にした後玉はニコイチの際に余った方のもので、もともと状態もよくはなかったものなのですが、しかし、それでも、さらに悪化させて気持ちのよいものではありませんでした。
flexaret Ⅳ Belar 80mm/F3.5 + Flexpar 0.5-1m RVP F
先日手に入れたflexaret専用クローズアップレンズのFlexpar。さっそく試しに撮りに行った時のものが上がってきました。
しかし、なんだか見るも無残な出来に。その中で、最も見せても大丈夫そうなのが上の写真です。まぁ、当たり前の如く撮れることは撮れていたので安心しました。
ちなみに、Flexparなしで他は同じ条件で、寄れるだけ寄ったのが下の写真です。
先日手に入れたflexaret専用クローズアップレンズのFlexpar。さっそく試しに撮りに行った時のものが上がってきました。
しかし、なんだか見るも無残な出来に。その中で、最も見せても大丈夫そうなのが上の写真です。まぁ、当たり前の如く撮れることは撮れていたので安心しました。
ちなみに、Flexparなしで他は同じ条件で、寄れるだけ寄ったのが下の写真です。
flexaret Ⅳにつけるクローズアップレンズ「flexpar」を入手しました。昨日届いたのですが、多少値が張ってしまいました。まぁ、新宿で見かけたこともないし、現状、英語で買い物をできるわけでもないので、値のことはよしとしましょう。さっそく、余っていたポジフィルムで試し撮りして、現像に出してきました。以前は、大概、中一日で上がってきたのに、一週間近くかかるとのこと。たまたまなのか、中一日では回せなくなったのか。ちょっと気になるところです。。。
さて、このFlexparですが、はめ込み式です。flexaretはⅥとⅦのみバヨネットになっています。うちのはⅣなので、はめ込み式なわけです。どういう感じで脱落しないようになっているのか知らなかったのですが、実際に見てみて、なるほどと思うと同時に、おそらく50年前後の歳月を経ているだろうけれども、未だに安定して使える金属の力を感じたものです。
構造は簡単で、クローズアップレンズの側面三箇所に切れ込みがあり、その部分が内側に若干曲がっています。三箇所のその曲がっている部分の力で脱落せずに固定されるようになっています。
この写真の矢印で示しているところが、その切れ込みの箇所です。
なにはともあれ、クローズアップレンズが家に届いた時には興奮したものでした。
二眼レフはファインダーに像を写すためのビューレンズと写真を撮るためのテイクレンズとがあるので、まず、二つあるクローズアップレンズのどちらがビューレンズ用かを確かめました。パララックス補正(ビューレンズとテイクレンズとの位置の差から、ファインダーに写る像と写真に写る像との間にズレが生じる。そのズレ(パララックス)の補正)がなされていると説明されていたので、中から眺めながらクローズアップレンズの筒を回して確認してみました。
ここで、ちょっと。筒を回すと見える方向が少し変わる方、すなわちビューレンズ用のクローズアップレンズなのですが、うーむ。なんか全面的にクモリの様なものが出ていました。
とりあえず、後で対処することにして、試し撮りにいったのですが、どうも、なんとなくぼわっとしてもどかしい。ピントの山がほんのちょっと掴みにくいといった状態。
なので、見た目にそのクモリが「風呂上りに冷めきらない手でレンズをいじくった時にレンズ表面に出てくる湯気のような水分の付き方」に似ていることに期待して、今日、綺麗にしてみることにしました。
さて、クリーニングクロスが切れていたので、買いに行って、うだるような暑さが退き始めた頃に作業開始。クリーニング液を試しに使ってみたら…、おっ!汚れが落ちてる!クモリと言うより汚れな感じです。内側から少しやって、なんだか落ち具合が芳しくなくなってきたので、念のため表側もやってみましたが、どうやら両面とも汚れていました。先に表に専念して何となく仕上げに無水エタノール。
まだ薄っすら汚れが見えます。後は、内側だけだ!というわけで、今度は内側を無水エタノールで。光に当てて汚れを確認しつつ、両面とも気が済むまで更に無水エタノールで拭き拭きしていきました。無水エタノールの残りが、ペットボトルのフタ1杯分あるかないかな感じなので、そこだけ気にかかる状態。
そして、やっと…
綺麗になりました!薬品なんかでは落ちない研磨するしかないようなクモリでなくて、よかったよかった。こう、レンズの清掃だとか細かい作業は否応なく集中できていいですね。しかし、口径30mmは拭きづらいなと毎度思う次第です(笑)
ちなみに、Flexparを付けたflexaret Ⅳは、やはりどことなく、光学機器メーカーが軍需産業にもなり得ることを彷彿させてくるところがあったりします。
クローズアップレンズを手に入れて、これで、楽しみが一つ増えた感じです!
ちなみに、flexaretは最短撮影距離が1mで、今回入手したFlexparをつけるとそれが1mから50cm迄寄れるようになるものなのですが、Ⅵ用のものだと50cmから33cm迄寄れるクローズアップレンズもあるそうです。はめ込み式でも33cm迄寄れるものがあるのかな?
さて、このFlexparですが、はめ込み式です。flexaretはⅥとⅦのみバヨネットになっています。うちのはⅣなので、はめ込み式なわけです。どういう感じで脱落しないようになっているのか知らなかったのですが、実際に見てみて、なるほどと思うと同時に、おそらく50年前後の歳月を経ているだろうけれども、未だに安定して使える金属の力を感じたものです。
構造は簡単で、クローズアップレンズの側面三箇所に切れ込みがあり、その部分が内側に若干曲がっています。三箇所のその曲がっている部分の力で脱落せずに固定されるようになっています。
この写真の矢印で示しているところが、その切れ込みの箇所です。
なにはともあれ、クローズアップレンズが家に届いた時には興奮したものでした。
二眼レフはファインダーに像を写すためのビューレンズと写真を撮るためのテイクレンズとがあるので、まず、二つあるクローズアップレンズのどちらがビューレンズ用かを確かめました。パララックス補正(ビューレンズとテイクレンズとの位置の差から、ファインダーに写る像と写真に写る像との間にズレが生じる。そのズレ(パララックス)の補正)がなされていると説明されていたので、中から眺めながらクローズアップレンズの筒を回して確認してみました。
ここで、ちょっと。筒を回すと見える方向が少し変わる方、すなわちビューレンズ用のクローズアップレンズなのですが、うーむ。なんか全面的にクモリの様なものが出ていました。
とりあえず、後で対処することにして、試し撮りにいったのですが、どうも、なんとなくぼわっとしてもどかしい。ピントの山がほんのちょっと掴みにくいといった状態。
なので、見た目にそのクモリが「風呂上りに冷めきらない手でレンズをいじくった時にレンズ表面に出てくる湯気のような水分の付き方」に似ていることに期待して、今日、綺麗にしてみることにしました。
さて、クリーニングクロスが切れていたので、買いに行って、うだるような暑さが退き始めた頃に作業開始。クリーニング液を試しに使ってみたら…、おっ!汚れが落ちてる!クモリと言うより汚れな感じです。内側から少しやって、なんだか落ち具合が芳しくなくなってきたので、念のため表側もやってみましたが、どうやら両面とも汚れていました。先に表に専念して何となく仕上げに無水エタノール。
まだ薄っすら汚れが見えます。後は、内側だけだ!というわけで、今度は内側を無水エタノールで。光に当てて汚れを確認しつつ、両面とも気が済むまで更に無水エタノールで拭き拭きしていきました。無水エタノールの残りが、ペットボトルのフタ1杯分あるかないかな感じなので、そこだけ気にかかる状態。
そして、やっと…
綺麗になりました!薬品なんかでは落ちない研磨するしかないようなクモリでなくて、よかったよかった。こう、レンズの清掃だとか細かい作業は否応なく集中できていいですね。しかし、口径30mmは拭きづらいなと毎度思う次第です(笑)
ちなみに、Flexparを付けたflexaret Ⅳは、やはりどことなく、光学機器メーカーが軍需産業にもなり得ることを彷彿させてくるところがあったりします。
クローズアップレンズを手に入れて、これで、楽しみが一つ増えた感じです!
ちなみに、flexaretは最短撮影距離が1mで、今回入手したFlexparをつけるとそれが1mから50cm迄寄れるようになるものなのですが、Ⅵ用のものだと50cmから33cm迄寄れるクローズアップレンズもあるそうです。はめ込み式でも33cm迄寄れるものがあるのかな?