お母さんと読む英語の絵本

読み聞かせにぴったりな英語絵本から、米国の子どもたちの世界をご紹介
子どもをバイリンガルに…とお考えのお母さんに

メリーさんのひつじ,マリアちゃんのラマ

2014-01-23 | about 英語の絵本

 「メリーさんのひつじ」という歌をご存知ですか?

 もともとはアメリカ民謡ですが、定番になった日本語の歌詞もついています。

 メリーさんのひつじ
 メェメェひつじ
 メリーさんのひつじ
 まっしろだ!

 これは1番。
「メリーさんの行くところ、どこにでもついてくるよ」という2番の歌詞もあります。

 原題は "Mary Had A Little Lamb" です。もちろん、アメリカでは誰もが知っているポピュラーソング(と考えられている)国民的教養というべき一曲。だから,アメリカでは、歌や声のテストの時にこの歌を歌わされるということがよくあり、映画やテレビドラマにも、そういう場面がしばしば出てきます。

 さて、今日の絵本は "Maria Had A Little Llama(マリアちゃんのラマ)" です。

 長い前置きは、この絵本が "Mary Had A Little Lamb(メリーさんのひつじ)" を下敷きにしているから。主人公の女の子は、メリー(Mary)ちゃんならぬ、マリア(Maria)ちゃん。マリアちゃんについてくるのは、真っ白なのひつじ(lamb)ならぬ、真っ白なラマ(llama)です。

 素朴な印象ながら、どの場面でも真っ白なラマが可愛く映える、実に洗練された色遣いのイラストで、眺めるだけでも楽しい絵本です。

Maria Had a Little Llama / Mar�a Ten�a Una Llamita
Henry Holt and Co. (BYR)
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