「メリーさんのひつじ」という歌をご存知ですか?
もともとはアメリカ民謡ですが、定番になった日本語の歌詞もついています。
メリーさんのひつじ
メェメェひつじ
メリーさんのひつじ
まっしろだ!
これは1番。
「メリーさんの行くところ、どこにでもついてくるよ」という2番の歌詞もあります。
原題は "Mary Had A Little Lamb" です。もちろん、アメリカでは誰もが知っているポピュラーソング(と考えられている)国民的教養というべき一曲。だから,アメリカでは、歌や声のテストの時にこの歌を歌わされるということがよくあり、映画やテレビドラマにも、そういう場面がしばしば出てきます。
さて、今日の絵本は "Maria Had A Little Llama(マリアちゃんのラマ)" です。
長い前置きは、この絵本が "Mary Had A Little Lamb(メリーさんのひつじ)" を下敷きにしているから。主人公の女の子は、メリー(Mary)ちゃんならぬ、マリア(Maria)ちゃん。マリアちゃんについてくるのは、真っ白なのひつじ(lamb)ならぬ、真っ白なラマ(llama)です。
素朴な印象ながら、どの場面でも真っ白なラマが可愛く映える、実に洗練された色遣いのイラストで、眺めるだけでも楽しい絵本です。
Maria Had a Little Llama / Mar�a Ten�a Una Llamita | |
Henry Holt and Co. (BYR) |
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