お母さんと読む英語の絵本

読み聞かせにぴったりな英語絵本から、米国の子どもたちの世界をご紹介
子どもをバイリンガルに…とお考えのお母さんに

コスチュームは これで決まり!

2010-10-18 | from Silicon Valley

Source: www.dwticket.com

さて今年もハロウィンが近づいてきました。

ハロウィンは一日だけのイベントですが、準備にはけっこう手間がかかります。
パンプキンパッチを回って気に入ったカボチャを探したり、そのカボチャをカービングしたり、玄関先や窓のデコレーションにと蜘蛛の巣を張り巡らしたり、庭木にオバケをぶら下げたり……。どれもひと仕事。
訪ねてくる子どもたちのためにキャンディを用意するのもマストだし、ついでにジャック・オ―・ランタンに入れるろうそくも買っておかなければ……というわけで、不慣れな頃はいつも後手後手に回って、最後にあわてて駆け回るのが常でした。
でも実は、この準備の過程が愉しいんですよね。日いちにちと準備が進んでくると、家中うきうきとハロウィン気分が盛り上がることうけ合いです。

忘れてならないのがコスチュームです。
「何になってもいいよ」とは言うものの、そんなに独創的なアイディアが次々とわいてくるはずもなく、移り気な子どもはテレビを見てはアニメのキャラクターがいいと言い、買い物に行った先でおもしろい"着ぐるみ"を見ればこれ買ってといい、さらに毎年"その年の流行"があって、子ども仲間でそれが噂になると(じゃあ、そっちにしようかな……)と実に移り気。ですから、ここは親は忍耐!です。急かして早く決めても、後で気が変わってしまえば用意し(かけ)たコスチュームが無駄になりますから、残り時間をカウントしながら、じっと待ちます。で、結局はぎりぎりで徹夜作業になったり……。まぁ、過ぎてしまえばそれも愉しい思い出です。(ブログ記事:『今年は何になろうかな』)

人気の扮装は、たいていその年メディアで一番人気だったタレント(昨年は言わずもがなマイケル・ジャクソンが第一位)、その年封切られて人気だった映画のヒーローやヒロイン、評判になったテレビコマーシャルやビデオゲームのキャラなどです。娘が小さい頃は毎年夏に封切られるディズニー映画が流行の発信源のひとつでした。

その昔は、コスチュームも既製品は少なく、近所のおもちゃ屋さんやパーティショップにちょこっと並んでいるだけ。あとはディズニーショップかなぁ……くらいでしたから、お店で買うと「他の子と同じになっちゃうからイヤ」と言われるのが常で、いつもなんとか手作りでつじつまを合わせていました。
毎年のことですから、年の数だけ親子合作のコスチュームの思い出ができ、その時々は大変でしたが、思い出としては悪くありません。うちの娘は----ウサギ、カボチャ、魔女、ピエロ、花嫁のゴースト、「アラジンの魔法のランプ」に登場するジャスミンなど、いろんなものになりました。リバイバルで映画「E.T.」を観た年は、友達と二人でシーツをかぶって古典的なオバケにもなりました。

最近は子どものコスチュームも様変わり。年々派手になっています。アパレルショップのショーウィンドウにも10月になると凝ったコスチュームが並ぶようになりましたし、量販店に行けば種類も量もどっさり。おまけにインターネットには、魔女やドラキュラなどの定番モノから今年ならではの流行のコスチュームまで、情報と品物があふれています。コスチュームでググるだけで、ずらっとサイトが出てきます。

面白いのはYouTube。毎年、自薦他薦の「今年のベストコスチューム」ビデオがたくさんラインナップします。去年の流行をずらっと並べているものから、売れ筋のタレントの一覧がわかるビデオ、本格的な手作りコスチュームの作り方ビデオまで、実に多彩多様です。

2009年の私のお気に入りはこれ! 映画トランスフォーマー のキャラですが、まぁご覧ください。ちょっと驚きますよ!

もうひとつのお気に入りは、やはり去年流行った"Yip Yip"。これはおかしくて可愛くて、笑えます。オリジナルはセサミストリートです。

さて、今年は何になろうかな?




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