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お母さんと読む英語の絵本

読み聞かせにぴったりな英語絵本から、米国の子どもたちの世界をご紹介
子どもをバイリンガルに…とお考えのお母さんに

4月は みんな いそがしい

2010-04-12 | for the Occasion

「絵本の読み聞かせ」はどこの幼稚園でも大人気

4月、日本は新学期。入学、進学・進級の季節ですね。アメリカの新学期は秋。学校は9月に始まりますが、実はアメリカでも、4月は親子ともどもなにかと気忙しい時で、イースターサンデーの前後から夏時間に切り替わり、陽差しにも風にも春の気配が満ちてきたら「さぁ来年度の計画をたてるぞぉ!」というのがアメリカ流なのです。

9月以降に始まる「来年度」のことを決めるのも4月。6月から始まる長い長い「夏休み」の計画を立てるのもたいてい4月くらいまで。場合によると、再来年度の準備のためにまず今年の夏の計画を立てておかなければ(大学受験の下見。中学受験ではその学校の夏期講習やサマーキャンプに参加させる、など)という場合もあります。

大学受験生たちは、どんなに遅くとも5月1日までには最終進学校を決めることになっていますので(参照『大きな封筒 小さな財布』)、4月中は合格した大学に奨学金の打診や交渉をしたり、進学後の学費や生活費を試算したりしながら、親子であれこれ比較検討するのに忙しい毎日です。子どもの学費のために親がローンを組むような場合も、審査の時間を考えて4月頃から準備します。

小さな子どもを持つ親は夏休みの最終プランを立てる時期です。4月から夏休みの計画?!と驚かれるかもしれませんが、各種サマーキャンプも勉強中心の夏期講習も海外でのホームステイの語学研修なども、子ども向けの夏休みのプログラムは年明け早々から募集要項が出て受け付け開始。人気のあるところから順にすぐに埋まってしまうので、実は4月では申し込みにはもう遅いくらいなのです(参照『サマーキャンプ事情』)

そんな気ぜわしい4月を迎える前の親子ともの楽しみはスプリングリセス(Spring Recess:春休み)。幼稚園から大学まで、3月下旬にほぼ1週間お休みがあります。カリブ海やメキシコでハメをはずす大学生もいますが、リセス後に始まる最終学期と学年末試験にそなえて英気を養いに帰省する大学生も少なくありません。家族でシーズン最後のスキー旅行に出かけるのも春休み、冬の間ドライブウェイに止めっぱなしだったおじいちゃんのキャンピングカ―で今年初めて遠出するのも春休み、近所の公園などで友達の一家とシーズン初めのBBQやピクニックを愉しむのも春休み。

もうひとつ忘れてならないのがイースターのエッグハンティング! 小さな子には、毎年恒例のお楽しみです。イースターは宗教的な休日ですから、アメリカでは「国民の祝日」とはなりませんが(参照『日本のお休み アメリカの休日』)、クリスマス同様、大手のスーパーや小売店はじめ、小さな町のダウンタウンのお店もイースターサンデーにはほとんど閉まってしまいます(参照『楽しさのエッセンス イースターパレード)。でも、ふだん子どもたちのたまり場となっているようなショッピングモールや、小さな街のダウンタウンなどでは、イースターサンデーに先駆けて前週の週末にたいてい商店街主催のエッグハンティングが催されて子どもと親で賑わいます。

* * * * * * * * * * * *

今週は『新学期』の絵本。春でも、秋でも、いつ始まっても、不安と期待の混じる『新学期』はいずこも同じ。



Countdown to Kindergarten
ブログ記事『スタートラインは幼稚園』を読む
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Play with Me
ブログ記事『私と遊んで』を読む
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The Night Before Kindergarten
ブログ記事『こどもドキドキ 親もドキドキ』を読む
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I Spy School Days
ブログ記事『学校ネタで遊んじゃおう』を読む
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春だな~ と感じたら

2010-04-05 | for the Occasion

写真:満開のソメイヨシノ。対岸に見えるのはジェファソン記念堂

アメリカ合衆国の首都ワシントンDCの春は、ポトマック川の入り江に植えられた3000本の桜から始まります。日米親善のトークンとして贈られたストーリは有名ですが、それから100年近くを経て、みごとに成長した桜並木は春一番の観光スポット。3月27日から始まった今年の桜祭り(National Cherry Blossom Festival)は今週がピークとなり、全米から観光客を集めています。
地元ワシントンポスト紙に掲載された「2010年の開花は『例年より2-3日早まる』」との開花予想も、恒例の「春来る!」の明るいトピックスです。

一方、カリフォルニアのお花見は、というと----
このあたりでは、2月に入ると桃の花を頭にさまざまな花が開き始めます。なかでも薄ピンクのチェリーは春の人気ものですが、日本の桜を連想するとなんだか違うような……。開花時期が長く、若緑の葉っぱが出てもまだ咲いているのです。「花の命は‥‥」なんて叙情や、「さあお花見!」というおいしい季節感はいまひとつ。それでも日に日に陽射しが輝いて、ちょっと気分も盛り上がるこのごろです。

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今週は、春になるとなぜか読みたくなる……。そんな、心浮き立つ季節にぴったりな絵本のご紹介です。



Carrot Seeds
ブログ記事『春に読みたい絵本』を読む
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Elephee's Walk
ブログ記事『併読のパワー:ぞうくんのさんぽ』を読む
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The Story of Ferdinando
ブログ記事『花の好きな牛』を読む
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I Like Me!
ブログ記事『わたし大好き!になる絵本』を読む
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春のUPPERCASE: 新装ページのお知らせ

2010-04-01 | for the Occasion



UPPERCASEブログを始めてもう1年半。あんなこと、こんなことをお伝えしようと張り切って、でもアッという間に経ってしまった気がします。そこで2度目の春をきっかけに、新しい切り口で『子どもと英語』を考えてみることにしました。

新規デザインの開始は4月5日(月曜日)からです。お楽しみに!





























コメント (2)
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