自然観察系ぷち旅日記 うにまるが行く!!

遅咲きのなんちゃってトラベラーうにまるが再び動き始めます。薔薇と化石と砂漠を巡る、自然観察系旅日記です。

峠と田んぼと寺と城そして吊り橋

2016-08-08 13:08:54 | ブータン
こんにちは!現在地、バンコク。毎日朝から晩まで出歩いていたため、更新が滞りました(^^;;
そして、まだしばらくブータンの記事が続きます。リアルタイムの近況報告はこちら
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さて、本日は民族衣装キラを着てのティンプー→プナカの1日ドライブのお話。

標高2300mほどのティンプーがブータンの通年首都になったのは1955年のこと。それまでは標高が1000mほど低いプナカが冬の間の首都。仏教国ブータンでは王様と同じくらい、仏教の大僧正が力を持っているそうですが、今でも大僧正は夏と冬で2つの都市を行き来しているとのこと。

季節によって低地と高地を住み分けるライフスタイルを民俗学では、「トランスヒューマン」と呼ぶらしいのですが、ブータンでは、ティンプー⇄プナカだけでなく、全土にわたってこうした習慣があったようです。今でも2つの地域に家を持っている人もいるくらい。

付け焼き刃の豆知識なはここまでにして、ティンプーからプナカへと向かうことにします。

その途中にあるデチュ・ラ峠。標高3150m。



ブータン最高峰ガンカル・プンスム(7570m)を含む北部国境線の高峰を一望することができます。

冬の晴れた日にはヒマラヤの山々まで見えるこの地には、ワンゲル・チョルテン108基の仏塔が並びます。







民族衣装を身につけ、ちょっぴり天女になった気分!





展望台にはオシャレなカフェも!





ここから先は、まだ工事中の悪路。ここまでも1時間ほど曲がりくねるヘアピンカーブに揺られ続けてきたのですが、さらなる試練。

そしてたどり着いた圧倒的なまでの緑の世界。







伝統的な様式の民家が並ぶ小さな村。

村を見下ろすお寺。









こちら、プナカのお城



木の橋を渡って城内へ







お城と民族衣装のコラボがなんとも絵になります。





未だ生活路として使われている長〜い吊り橋。





高所恐怖症のわたしは、真ん中まで超えたところで引き返したのですが、帰りは一人きりになり、むしろ涙(笑)



↑証拠写真(緑の人がうにまる)
膝をがくがくさせながら、足元がよく透け透けの揺れる吊り橋と格闘することに。

でも、古い異国の物語に迷い込んだような風景に立っているという不思議な高揚感。
ブータンという国の魅力にどんどんハマっていきます。

次回はティンプーのお城と市場のお話です。お楽しみに(*^_^*)



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