憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

16日 秋篠宮さま紀子さま 神戸市へ

2024-05-16 23:59:21 | 秋篠宮
無理くり、やっつけ、思い付き、勘定合ってるはずが帳尻合わずな今上御一家のご活動が日々美辞麗句をもって繰り返し報道されるのにウンザリしていると、皇嗣同妃両殿下が当たり前のことを当たり前になさるなさりようが、しみじみと有難く感じられます。

薔薇の木に薔薇の花咲く。なにごとの不思議なかれど、、、北原白秋的な?

(ご予定より)
5月16日(木)~17日(金)
秋篠宮ご夫妻 兵庫県訪問(「神戸2024世界パラ陸上選手権大会」開会式出席など)


神戸市立灘さくら支援学校の児童らと話される秋篠宮ご夫妻=16日午後1時46分、神戸市灘区(代表撮影)© 産経新聞

😀 本当に良い雰囲気、良い雰囲気を捉えた良い写真。
それに比べて、、、と、此処で言いたいところですが慎みます。秋篠宮殿下と紀子さまの前では、口を慎みたくなってしまいます。たとえ写真でも。

ほんとうに、もう秋篠宮ご一家だけの皇室カレンダーを作って欲しい。名場面が多すぎて選ぶのに困りそうですね。

さくら支援学校ご視察の他の写真



ボケボケですが雰囲気は伝わります。
このように、殿下は国の内外どこへ行かれても、その場の人々に瞬く間に溶け込んでしまわれます。
お若いころから研究の手法としてフィールドワークを得意とされた殿下ですが、その時の体験がこういう形で現れるのでしょうね。
フィールドワークを得意とされたところにも、国見する天皇の資質を生まれながらに備えていらっしゃると思います。

秋篠宮ご夫妻、神戸の支援学校で児童らとご交流 17日のパラ陸上開会式ご臨席へ
産経新聞
秋篠宮ご夫妻は16日、パラ陸上の世界選手権の開会式臨席などのため、空路と車で神戸市に入られた。滞在は1泊2日の日程で、この日は、市内の特別支援学校の児童らとご交流。開会式は17日、同市の神戸ユニバー記念競技場で開かれる。

特別支援学校では、障害の有無に関わらず楽しめるスポーツ「ボッチャ」を通じて児童らとご交流。支援学校と同じ敷地内にある小学校の児童らも参加し、ご夫妻は一緒にボールを投げたり、ハイタッチをしたりして笑顔を見せられていた。

その後訪れた同市の児童センターでは、低体重で生まれた子供や、その母親らとご懇談。秋篠宮さまは「どんな遊びをすることが多いですか」などとお尋ねに。秋篠宮妃紀子さまは母親らの話に熱心に耳を傾け、おもちゃで遊ぶ子供たちと触れ合われた。

😊 児童センターでのご懇談は、紀子さまが長年、母子手帳の活動を軸足に長年携わってこられた母子医療福祉に関連したご活動ですね。
両殿下のお言葉も親身で相手の心にひびくものであったに違いありません。

さくら支援学校視察、児童センターで母親達と懇談された後、ホテルで世界パラ陸上競技選手権大会出場の選手4名と懇談されました。



😐 殿下と妃殿下が身を入れて相手の話を聞かれていることが伝わって来ます。
このような「自然な会話」感は、今上と雅子さまからは感じられない、、、おっと。殿下妃殿下の御前では口は慎みます。

秋篠宮ご夫妻、世界パラ陸上出場選手と懇談…義足を手に「かなり重く感じましたね」
2024/05/16 19:53 読売新聞
秋篠宮ご夫妻は16日、世界パラ陸上競技選手権大会の開会式に出席するため、神戸市入りされた。17日の開会式を前に、市内のホテルで、大会に出場する日本人選手ら4人と懇談された。 

同選手権は、パリ・パラリンピック(8月28日開幕)の日本代表選考会を兼ね、17~25日に同市の神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で行われる。ご夫妻は、選手の意気込みや競技を続ける苦労について、熱心に耳を傾けられた。

ご夫妻が男子走り幅跳びの山本篤選手(42)の義足を手に取る場面もあり、義足は人の脚よりも軽いとの説明を受けた秋篠宮さまは、「かなり重く感じましたね」と感想を述べられていた。

 これに先立ち、ご夫妻は同市立灘さくら支援学校を訪問し、児童16人と一緒にパラ競技の「ボッチャ」を楽しまれた。


18日 秋篠宮殿下 能登視察

2024-04-19 18:56:19 | 秋篠宮

格納庫前で、、、


事務所で懇談

ヤンチャそうな前田さんが深々と頭を下げて大農会総裁皇嗣殿下をお出迎え。

格納庫前


建物の陰から、どどどっと駆け足で出て来られて、、、


早足で歩きながら前田さんと二人でお話を続けられる秋篠宮殿下。


前田さんの息子さん聞かん気が強そう、、ヤンチャはお父さん譲りでしょう。たぶん。(^^)

前田さんが「さ、さ、こちらです、こちらです」と、もどかし気に殿下を案内され、殿下も「さあ、行きましょう!」と駆け足するように行かれる、、、この場面が私は大層好きです。


秋篠宮さま、能登地震で被災した農家と懇談 めがねかけ見入る姿も
中田絢子2024年4月18日 14時30分 朝日新聞デジタル
秋篠宮さまは18日、能登半島地震で被災した石川県穴水町を訪れた。

 穴水町鹿波で農園を営む野菜農家前田忠男さん(69)と長男国且(くにかつ)さん(36)親子らと懇談。輪島市に住む前田さんの義父が家屋倒壊に巻き込まれて亡くなったと聞くと、「大変でしたね。おつらかったですね」と気遣った。
 輪島市のコメ農家川原義正さん(73)夫妻は、壊れた自宅や周辺の農道の様子を撮影した写真を見せて説明した。秋篠宮さまは「ご自宅から外に出るのも大変だったでしょう」とめがねをかけて見入り、川原さんが「命があっただけでも幸せだったと思いました」と答えた。

 前田さんの農園では、地震の揺れで肥料袋などが荷崩れしたという格納庫内も視察し、「片付けるのが大変でしょう」と案じていた。

秋篠宮さまは2014年から大日本農会の総裁を務めており、今回、同農会で過去に表彰された農家を見舞った。(中田絢子)

動画
二つの動画からの推察
ご訪問先は前田農園。
先ずは前田農園の室内で前田氏家族と輪島市の川原氏と懇談。
その後、全員で格納庫へ移動。前田氏から説明を受けられたようだ。

秋篠宮さま 能登半島地震の被災農家を訪問(2024年4月18日)


TBS秋篠宮さまが石川・穴水町の農園を視察 生産者の話に熱心に聞き入る| NEWS DIG

😌 今上雅子さまの半ば様式化したお声掛けとは違う、緊迫感あるやり取りであったことが見て取れます。
前田さんの「殿下にどうしても聞いて欲しい、見て欲しい」という思いが、駆け足のような格納庫へのご案内になったのでしょう。
心を傾けて相手の話を聞き、会話される秋篠宮殿下の表情も素晴らしい。

動画も静止画像も、そこで行われているのが生涯を何事かに打ち込んできた大人同士の会話であることを臨場感をもって伝えている。
「こういう人々によって日本は支えられているのだなぁ」とほっとすると同時に頭が下がるではないか。振り返れば令和の皇嗣殿下にはそのような場面が多くあったように記憶している。

☆彡 1月16日、2月5日 総裁をされている済生会から地震についての説明をうけられた。
☆彡 1月27日、秋篠宮殿下紀子さま、佳子さま、東大名誉教授から能登地震発生のメカニズムと特徴につていご説明をうけられた。
☆彡 2月14日 地震発生後、皇族としてはじめて能登入りされた。

秋篠宮殿下は、現場の状況と能登半島地震について説明をうけられると同時に資料を読み込んで自分のものにしたうえで現地へ赴かれていることが読み取れます。
殿下は知識に考察を重ねて自分のものとされた上で懇談されるので互いに熱のこもった会話ができるのでしょう。
羅列的に知識を詰め込み、定型の挨拶を覚えて場に臨む今上では、ヤンチャで聞かん気が強そうな前田さんの相手は出来まい。


😐 今上ご一家とその支援者たちが誇る令和の天皇の様式美 


😐 膝をついての御声掛けは上皇ご夫妻が編み出したスタイル。
但し、平成ではお声掛けを賜るほうも正座していた。



😐 中腰で尻を突き出すのが令和流


😐 ミバリに立ち尻を突き出し、はい、ポーズ。
よくお揃いです。 

巷間いろいろ言われてますが、お三人の息はよく合っていらっしゃると拝察しております。
”異体同心”、、、長子相続の御輿にのり、愛子天皇、女系天皇法整備方向へお三人揃ってまっしぐら、でしょうか。

愛子さまは今が最後のチャンス

😰 考えてみれば、愛子さまは、「初めて、一人で」が使える「今」しか売り出し時がありません。
「初めて、ひとりで」もそのうちネタが尽きるでしょうし、「関心をもっていました。」と言えても関心を学びにつなげることもなく、当然結果を出すこともない、と云う有り様では「関心もっていました。興味を持っていました。」に使えるネタもいずれ無くなるでしょう。
「初めて、一人で、関心持っていました」が大手を振って通用するのもあと2,3年?
「愛子さまのボロが見えないうちに何とかしなければ」焦る気持ちが喫緊という言葉になるのだろうか。
「愛子天皇」「女系天皇」という直接的なところはもちろん、旧男系男子皇族を皇族の養子という形で復籍させる案にもタイムリミットはありそうです。


10日 皇嗣同妃両殿下「都内戦災並びに関東大震災遭難者春季慰霊大法要」参列

2024-03-11 00:51:23 | 秋篠宮
関東大震災が9月1日、東京大空襲が3月10日。東京が未曾有の大惨事に巻き込まれたのが、季節を分ける頃の秋と春というのも何か不思議な感じがします。

春季・秋季慰霊大法要を主催するのは「公益財団法人東京都慰霊協会」というところで、総務省のHPに入っているところを見ると、総務省の下部組織なのかしら?

東京大空襲から79年 慰霊の法要に秋篠宮ご夫妻も参列
3/10(日) 18:09配信 FNNプライムオンライン

皇嗣殿下から発するものこそ皇胤を受け継ぐ正当なる継承者のオーラというのです。紀子さまも気高いですね。
法要など祈りの場の両殿下からは、真摯に祈っていらっしゃることが全身から伝わります。天皇は神と人間の仲立ちをして祈るのが本来の役目。
両殿下の祈る姿に安らぎを感じるのは、お二人が真摯に心を込めて祈っていらっしゃるからでしょう。





動画:
東京大空襲から79年 犠牲者追悼式典 秋篠宮ご夫妻や遺族らが参列し都内で|TBS NEWS DIG
😊 他の動画ではカットされている両殿下のご入場と、敷物に可愛らしくけつまずく紀子さまの姿を見ることができます。

【東京大空襲から79年】都内で犠牲者を慰霊する法要
😊 秋篠宮殿下が焼香をされる様子がちらっとですが見られます。
焼香の前に胸のあたりに手を遣っていられるのは、持参の香を取り出そうとされているところでしょう。
他の動画は、小池都知事の焼香ばかりで、、、。


7日 皇嗣同妃両殿下、東京国際空港でブルネイ皇太子夫妻をお出迎え

2024-03-08 16:41:40 | 秋篠宮

😊 良い景色ですね♪画面全体に漂うロイヤル感。そこには違和感は毛筋も感じられません。


ブルネイ 1984年イギリスから独立
独立記念日2月23日 😮 あら、まあ! 今上のお誕生日と同じ


関係記事2例
秋篠宮ご夫妻、空港で出迎え ブルネイ皇太子夫妻が来日
3/7(木) 18:37配信 日テレNEWS
ブルネイのビラ皇太子夫妻が来日し、秋篠宮ご夫妻が空港で出迎えられました。 
ブルネイのビラ皇太子とサラ皇太子妃は7日午後4時頃、羽田空港に到着し、秋篠宮ご夫妻が出迎え、笑顔で握手を交わされました。 

その後、両国の国歌演奏が行われました。 

今回の皇太子夫妻は「国賓」に次ぐ「公賓」としての来日で、令和になってから日本が公賓の賓客を迎えるのは初めてです。 

代替わり前は、王族の空港への出迎えは皇太子だった天皇陛下がされていて、秋篠宮ご夫妻が外国からの賓客を空港で出迎えるのは初めてです。 

ブルネイ王室と日本の皇室は長い親交があり、2004年のビラ皇太子夫妻の結婚式へは、今の陛下が出席されました。 

8日、天皇皇后両陛下は皇太子夫妻を皇居・宮殿に招き、昼食会を催されます。


王子や王女4人の姿も ブルネイ皇太子一家が来日し秋篠宮ご夫妻が出迎え 両陛下ともあす昼食会
7日FNNプライムオンライン
東南アジアのブルネイの皇太子一家が来日し、羽田空港で秋篠宮ご夫妻が出迎えられた。

7日午後4時すぎ、ブルネイのビラ皇太子とサラ皇太子妃が王子や王女たち4人とともに家族で羽田空港に到着し、タラップの下では秋篠宮ご夫妻が出迎えられた。

今年外交関係樹立40周年を迎えたブルネイは、東南アジアにある豊かな地下資源に恵まれた王国で、皇室とブルネイ王室には長い交流がある。
2004年(※4か月前「人格否定」発言)のビラ皇太子夫妻の結婚式には、皇太子時代の天皇陛下が(※ひとりで)参列されたほか、ビラ皇太子が初めて来日した2002年(※前年愛子さま誕生)には両陛下(※当時皇太子夫妻)がお住まいで昼食を共にされている。
また、ボルキア国王と4男のマティン王子は陛下の即位の礼に参加したほか、去年12月にも来日し、両陛下と交流している。

あす8日は、両陛下がビラ皇太子夫妻を皇居・宮殿に招いて面会され、引き続き行われる昼食会には秋篠宮ご夫妻も同席される。


ブルネイの国花 
カンボクビワモドキ(Dillenia suffruticosa ディレニア・スッフルティコサ )


😊 この王子さま、可愛い。
機内から出てきて緊張と好奇心、弾む心が現れた笑顔で「わ・寒い!」というように少し身を縮ませる王子さま。タラップを降りて来て「このひとどんなひと?」と秋篠宮ご夫妻を観察している子犬のようなこの眼!😃 

空港での威厳に満ちた歓迎式典の様子も素晴らしいですが、私が感動したのはお見送りの場面です。



秋篠宮ご夫妻とビラ王太子ご夫妻は常に和やかに会話されながら移動されています。もちろん通訳無し。どちらかが一方的に話すというのではなく、自然にやりとりされている王太子と皇嗣殿下、、、これでこそ「親善活動」と言えるのではないでしょうか。


出発する車を美しい立ち姿で見送る秋篠宮ご夫妻。


車が見えなくなる前に一礼。


車窓から王太子がこちらを見られたのでしょうか、殿下はゆったりと手を振られ、紀子さまは可愛らしく手を振られ、、、



車が見えなくなったのを合図として、関係者に一礼してささっと素早くお帰りになるご夫妻。

王太子ご夫妻が車に乗られる前のご挨拶から、お見送りが終わって帰られるまでの一連の動きが、流れるように美しい。
お二人が阿吽の呼吸で動いていられることが動画から見てとれます。
何十年も仲良く連れ添ったご夫婦だからこその息の合い方。どうやら、お二人は小さな仕草で合図を交わしていらっしゃるようです。😊 

可愛い王子さまから、仲睦まじい秋篠宮ご夫妻の素晴らしいお見送りまで、動画で確認できます。
動画:
【秋篠宮ご夫妻】空港で出迎え ブルネイ皇太子夫妻が来日



😟 問い合わせに対する回答がなかなか来ないので、再度挑戦してみたら、ログインできました。
yahooからのログインは相変わらずできませんが、昨夜はできなかったパスワード再発行がすんなり出来て、gooIDでのログインが成功。

何だったのでしょうね。
yahooログインからgooIDログインに切り替えさせるためだったのでしょうか。

昼食会の記事は明日書きます。


あれ!?宿題ってありましたっけ?・・デイリー新潮

2024-02-21 02:13:16 | 秋篠宮




😊 佳子さまの単独公務は2014年11月19歳、単独地方公務は2015年6月20歳

良心的と思われていたテレ東ビズが「佳子さまが初一人公務されたのは27歳」とウソを報じて顰蹙を買ったことを思えば、日々秋篠宮バッシングに血道をあげる新潮がこの程度のウソ記事を書くのは驚くことでもない。
驚くことでもないが、秋篠宮殿下の過去の発言を巧妙に切り取ってミスリードする手口は何とも薄気味悪い。

秋篠宮さまからの“宿題”は手付かず…皇嗣職大夫に就任した吉田尚正氏を不安視する声が上がっている理由 2024年02月19日
<抜粋>
「新しい大夫には秋篠宮家の情報発信という宿題が待ち構えています。これが結構な難題なんです」
 ここで言う情報発信とは、SNSなどを使った英国王室並みの“開かれた皇室”の実現を意味する。
<中略>
秋篠宮さまは同年11月に誕生日会見で誹謗中傷やバッシングに対して、
「反論を出す場合には(中略)基準を設けてその基準は考えなければいけない」
 と述べ、翌年の誕生日会見でも「皇室の情報発信というものも、正確な情報を(中略)タイムリーに出していくということが必要」とした上で「海外の多くの王室はWEBサイトとSNSを組み合わせて使っている」と語られた。

😱 この部分、秋篠宮殿下の言葉を巧妙に切り取り、新潮の都合の良いように作り変えてあります。

元の文章は、令和3年、令和4年、令和5年のお誕生日会見の中にあります。

令和3年お誕生日会見より
関連質問1 この度の御結婚につきましては眞子さん,そして小室さんのみならず,秋篠宮家そのものにも批判やバッシング対象が向かいました。で,殿下はこれまで,一つ一つの事実と異なる報道に対して反論しないという立場を貫いてこられましたが,今後,佳子様や悠仁様が御結婚される際にも今回と同様の事態が繰り返される可能性も想定されます。で,殿下そして悠仁様は今後皇位を継承される重い立場でもいらっしゃいますけれども,今後の影響を考えますとこれまで殿下が示してこられた方針がこれからも続けられるお考えなのか,それともまた,宮内庁とも話し合って新たに対策,対応についてお考えになるという,御検討されるというお考えはあるのかお聞かせください。

殿下
いろいろな報道がなされて中にはバッシングと取れるものもあります。それらのことについて1回ごとに対応しないというのは,記事というのはある一定の長さがあるわけで,その中の一つだけをこれは違うというふうにして,例えば宮内庁のホームページに載せたりとかそういうことをした場合に,それではほかの事柄については全て正確なことですねということになり得ると私は思います。一方で先ほども少し近いお話をしましたけども,記事の中にはもちろん創作もあれば正確なことを書いていること両方混ざっているわけですね。一つを採り上げてそれは違うと言うこと,もちろん言うことはできますけれども,そうしたらやっぱり,ここも違うし,これは正確だしというのを全部説明していかないと本当はいけないのではないかなと思うのですね。ただ,それは大変な労力を費やすと思います。一方でもし,そういう今言われたような関係の記事に対して反論を出す場合にはですね,何かやはり一定のきちんとした基準を設けてその基準は考えなければいけないわけですけれども,それを超えたときには例えば反論をする,出すとかですね。何かそういう基準作りをしていく必要が私はあると思います。今,おっしゃったように今後もこういうことは多分続くでしょう。その辺も見据えて宮内庁とも相談しながら何かその今言ったような基準であるとかそういうものをですね,考えていくことは私は必要だと思っております。


令和4年お誕生日会見より
関連質問1 この度はお誕生日おめでとうございます。1問目にございました皇室の発信についてですけれども、発信の基準というのは難しいかもしれませんけれども、発信の在り方として、宮内庁が間接的に、例えば殿下がこのようにお考えだという説明をするのと、殿下が直接的に、殿下の主語で私はこうだと発信するのと、そういうやり方があると思いますけれども、その辺は、殿下はどのようにお考えでしょうか。

殿下
皇室のことの発信という点で言えば、やはり間接的でない方がストレートに伝わると、私は思います。ただ、宮内庁のホームページでそれをするのが適当なのかどうかというのは、また考えないといけないことかなと思うのですね。
宮内庁のホームページ、イコール皇室のホームページなのか、それとも宮内庁という皇室を支えている一つのお役所が皇室のことを発信しているのか、その辺りの位置付けも今後、検討していく必要があるのではないかなと思います。

記者
そうすると、宮内庁のホームぺージではなくて、やはりSNSですね。それは各皇族方がアカウントをお持ちになって、それで発信するということも可能性として考えられるのでしょうか。

殿下
今現在、皇族のうちの誰かが個人のアカウントで発信しているかどうかということは私は知りませんけれども、恐らく私はやらないと思いますが、そういう可能性も、もちろんあり得ることだと思います。

令和5年お誕生日会見より
問2 宮内庁に皇室の情報発信強化を目的とした広報室が新設されてから約8カ月が経過しました。殿下が過去の会見で言及されたタイムリーな情報発信や、反論する場合の「基準作り」の検討状況とともに、現在の皇室の情報発信についての見解や課題、秋篠宮家へのバッシングととれる一部報道やSNS上の声についてのご感想や、その対応について宮内庁と話し合っている事柄がありましたら教えてください。公的なご活動以外のご様子を伝えることは皇室への理解を深めることにもつながりますが、殿下のお考えをお聞かせください。

殿下
宮内庁に広報室ができたのがこの4月になります。ただ、この広報室ができて、半年以上経たっていますが、私自身が何かそれに関わっているということはありません。しかし、恐らく、宮内庁の総務課広報室で、皇室の情報発信ということについては、今いろいろなことを考えている、検討している段階だと思います。私はやはり情報、先ほど自分のことがタイムリーじゃなかったのであまり言えないのですけれども、やはり大切な情報を役所のウェブサイトでタイムリーに発信していくということは、大変大事なことだと思います。ウェブサイトについても、それほど遠くないうちにリニューアルが行われるという話も聞いておりますので、そこが良い形での情報発信の場になるといいのではないかと思っています。(質問が)たくさんあったので。

記者
殿下は過去の会見でも言及されていました、反論する場合の「基準作り」に関して、これに関してはいかがですか。
殿下
そうですね。昨年も確か基準は非常に作るのは難しいという話をしたかと思います。何かリアクションをする時にしても、その中にいろいろな要素が入っていますので、これをどこか一定のところに持っていくというのは、これはなかなか難しいですけれども、メディアとかネット、そういうものに対して、対応するための何らかのガイドラインというのは、引き続き検討していく必要があるかと思っています。そうですね、基準ということについてはその辺りでしょうか。

記者
現在の皇室の情報発信についての見解や課題については、いかがでしょうか。
殿下
そうですね。皇室の情報発信、これは先ほどお話ししたことと重複しますが、やはり、皇室全体の情報発信、これをタイムリーに行っていくことは非常に大事なわけなのですけれども、一つ、もし課題を挙げるとすれば、広報室というものができても、ではその広報室が今度はそれぞれの家ですね、うちも含めて、どういうふうに密にコンタクトをとりながらやっていくかというのは、これはそれぞれとやらなければいけないわけですから、人員的な問題もありますし、どういうふうにコラボというか協力しながらやっていくかというのは、これからもっと考えていかなければいけないことではないかと思います。

記者
秋篠宮家へのバッシングととれる一部報道やSNS上の声についてのご感想はいかがでしょうか。
殿下
そうですね。バッシングと取れる報道とかSNSでの声についての感想、これはまず、なかなか感想を言うのは難しいなと思います。というのは、SNSとかネットユーザーの中で、どれくらいの人が、そういう意見を書き込んでいるのか、非常に極端なことを言っている人の割合というのは相当低いというのは私も知っていますけれども、それよりかは恐らくもっと広範に見た方が良いと思うのですが、バッシングの基準というのもなかなか分かりにくいところもありますけれども、ネットユーザーの中のどれくらいのパーセンテージでそういう発信をしているのか、ということが分からないとこちらとしてもなかなか感想ということは言えないわけですね。それが非常に高いのか、それとも非常に低いのか、によってやはり違ってくると思います。この辺りは、そうですね、私もこれから少し調べてみる必要はあるのかなと、それは、こちらに対してということではなくてですね、全体の利用状況といいますか、そういうもののことですけれども、して(調べて)みたいと思います。

記者
現状の認識としては、かなりお心を痛められているとかっていうような。
殿下
何と言いますか、それを目にしなければ気にはならないわけですね。目にすることもやはりあるわけですけれども。今、お話ししたように、ではどれくらいの人たちがそういうことを書いているのか、発信しているのかということによって、こちらの認識というのも変わってくるということですね。

記者
その対応について、宮内庁と話し合っている事柄がありましたら、お教えください。
殿下
対応については、特段何か話合いをしているということはありません。ただ、これは先ほどの反論の基準にも少し関係してくるかもしれませんけれども、むしろ、例えば宮内庁であれば、繰り返しになってしまいますけれども、よりポジティブと言うとちょっと言い過ぎかもしれないですけれども、正確な情報をタイムリーに出していくことは、そういうものと向き合う上では大事なことではないかと思います。

記者
公的なご活動以外のご様子を伝えることは皇室への理解を深めることにもつながりますが、殿下のお考えをお聞かせください。
殿下
そうですね。公的なもの以外というもの、これもかなりたくさんあるわけですけれども、確かに今お話があったように、そういうものも含めて発信されると、理解が深まるということは考えられます。そしてまた、私たちの活動を三人称でなくて一人称で発信したとすれば、それはより理解が深まると思うのですね。それの延長として、じゃあ、公的な活動以外のものも発信できるかというと、これなかなか、それこそ一定の基準がないと難しいかもしれません。というのは、公的な事柄に非常に近いこともあれば、夏休みにどこかに行ったとか完全に私的なこともあります。そして、もう一つは、あくまでも宮内庁のホームページで情報発信をするということになると、基本はやはり公的な事柄の発信ということになるのだと思います。ですから、その辺りをどこまで許容できるか、というのはこれから検討していく、検討に値するのではないかなと思っています。その中には、例えば外国に行くのであっても、公式ではなくて非公式なのだけれども、行った訪問先ではかなり公的に扱っているものなども今までもありますので、その辺はまた考えていったら良いのではないかと思います。

😐 三年分を通して読めば、殿下が「基準作り」に非常に慎重になっておられることが見て取れるし、SNSでの発信に至っては「私は、やらない」と明言されています。
殿下の主意は「正しい情報発信は必要だが、解決すべき問題点が多々あり迂闊には手をだせない。」だと読みましたが、どうでしょうか。

<抜粋>
「吉田さんは刑事警察のセクションで名前をとどろかせる一方、警備警察(警備・公安警察)でも有能な官僚として知られた存在でした。警備警察は皇室守護を全面的に任されているため、吉田さんは皇室についての知見も十分なはず。その意味では、宮内庁の中枢を担い得る有資格者と言っていいでしょう」

「吉田さんは(警視庁の)刑事部長時代、積極的に情報を公開する情報発信には後ろ向きだとみられていました。高橋克也(受刑者)の追跡捜査では、防犯カメラの画像公開を求める庁内の意見に反対する姿勢を見せていると噂されていたんです。なので情報発信の責任者として最適とは言い難いのではないでしょうか」

😐 秋篠宮殿下ご自身が情報発信の必要性を認めていらしても、諸般の事情や問題点から、慎重になられているのですから、吉田氏が情報発信に消極的なかたであっても問題ではないでしょう。
殿下の言葉を都合よく切り取ってミスリードする新潮や、佳子さまの単独公務についてウソを言ったテレ東ビズを一例として、マスコミの報道姿勢が全体におかしくなっている今現在、殿下が発信に慎重になられるのは正解かもしれません。

秋篠宮ご一家の警備体制を不安視する声が多いなか、警備に有能と評判の吉田氏に期待したい。