
「仏説十地経」の経文の一部でも
誦したり 聴いたり 他者に教えたりする事で
無数の福が集められるとされます。
以下 「仏説十地経」の一部です。
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「仏子(ぶっし)
菩薩住此法雲地時(ぼさつじゅうしほううんじじ)
知欲界集(ちよくかいしゅう)
色界集(しきかいしゅう)
無色界集(むしきかいしゅう)
有情界集(うじょうかいしゅう)
識界集(しきかいしゅう)
有為界集(ういかいしゅう)
無為界集(むいかいしゅう)
虚空界集(こくうかいしゅう)
法界集(ほうかいしゅう)
涅槃界集(ねはんかいしゅう)
皆如実知(かいにょじっち)
了知見行煩悩之集(りょうちけんぎょうぼんのうししゅう)
世界成壊集(せかいじょうかいしゅう)
声聞行集(しょうもんぎょうしゅう)
独覚行集(どくかくぎょうしゅう)
菩薩行集(ぼさつぎょうしゅう)
仏力無畏不共仏法色身法身集(ぶつりきむいふくぶっぽうしきしんほうしんしゅう)
以一切種一切智智集(にいっさいしゅいっさいちちしゅう)
示成正覚転大法輪入滅度集(じじょうしょうかくてんだいぼうりんゆうめつどしゅう)
入一切法分別顕了集(にゅういっさいほうふんべつけんりょうしゅう)
挙要言之(きょようごんし)
以一切種一切智智集(にっさいしゅいっさいちちしゅう)
皆如実知(かいにょじっち)
又此菩薩以依如是随智行慧(ゆうしぼさつにえにょぜずいちぎょうえ)
漸更了知有情変化(ぜんこうりょうちうじょうへんげ)
業煩悩変化(ごうぼんのうへんげ)
見行変化(けんぎょうへんげ)
世界変化(せかいへんげ)
法界変化(ほうかいへんげ)
声聞変化(しょうもんへんげ)
独覚変化(どくかくへんげ)
菩薩変化(ぼさつへんげ)
如来変化(にょらいへんげ)
於諸一切変化差別無分別性(のしょいっさいへんげさべつむふんべつしょう)
皆如実知(かいにょじっち)
又此菩薩知仏加持(ゆうしぼさつちぶつかじ)
法加持(ほうかじ)
僧加持(そうかじ)
業加持(ごうかじ)
煩悩加持(ぼんのうかじ)
時分加持(じふんかじ)
願加持(がんかじ)
供養加持(くようかじ)
正行加持(しょうぎょうかじ)
劫加持(ごうかじ)
智加持(ちかじ)
皆如実知(かいにょじっち)
又此菩薩了知諸仏(ゆうしぼさつりょうちしょぶつ)
正等覚者入微細智(しょうとうかくしゃにゅうみさいち)
所謂(しょい)
或入行微細智(こくにゅうぎょうみさいち)
或入降下受生微細智(こくにゅうこうげじゅしょうみさいち)
或入生微細智(こくにゅうしょうみさいち)
或入遊戯微細智(こくにゅうゆうぎみさいち)
或入出家微細智(こくにゅうしゅっけみさいち)
或入成正覚微細智(こくにゅうじょうしょかくみさいち)
或入転法輪微細智(こくにゅうてんぼうりんみさいち)
或入加持籌量微細智(こくにゅうかじじゅうりょうみさいち)
或入涅槃微細智(こくにゅうねはんみさいち)
或入法住微細智(こくにゅうほうじゅうみさいち)
此之一切皆如実知(ししいっさいかいにょじっち)
又此菩薩了知仏(ゆうしぼさつりょうちぶつ)
正等覚者所有一切秘密之処(しょうとうかくしゃしょういっさいひみつししょ)
所謂(しょい)
或身秘密(こくしんひみつ)
或語秘密(こくごひみつ)
或心秘密(こくしんひみつ)
或時非時籌量秘密(こくじひじじゅうりょうひみつ)
或授菩薩記別秘密(こくじゅぼさつきべつひみつ)
或摂摧伏有情秘密(こくしょうさいぶくうじょうひみつ)
或乗種種差別秘密(こくじょうしゅじゅさべつひみつ)
或有情根行差別秘密(こくうじょうこんぎょうさべつひみつ)
或入諸業作用秘密(こくにゅうしょごうさようひみつ)
或行成道覚悟自性秘密(こくぎょうこくどうかくごじしょうひみつ)
此之一切皆如実知(ししいっさいかいにょじっち)。」