
コーランの「カ―フ」を読誦する事で
衣食住の福徳が増長し
また最後の審判の時の決算が容易となり
しばしば誦す事で 臨終の際に苦しまないとされ、
また 浄水を用意して この中の
「彼の同伴の仲間は言う。「これが 私の準備したものです。」
を誦してから 水面に息吹を吹き込んで そして飲む事で 眼病が癒されるとされる。
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○カ―フ
http://www.way-to-allah.com/jp/quran/50.htm
「カーフ。栄光に満ちたクルアーンによって誓う。
いや 彼らは自分たちの間から 一人の警告者が現われた事に驚き
そこで不信心な者たちは言う。
「これは全く不思議な事である。
私達が死んで塵(ちり)になって(また甦るの)か。
それは(理解出来ない)とんでもない甦(よみがえ)りである。」
我は大地が 彼らを いかに 蝕(むしば)み去るかを知っている。
またわが手許には (あらゆる始終の)記録の帳簿がある。
真理が訪れた時 それを虚偽としたので 彼らは混乱状態に陥った。
彼らは 頭上の天を見ないのか。
我が いかにそれを創造し いかにそれを飾ったか。
そしてそれには 少しの傷もないと言うのに。
また 我は大地をうち広げ
その上に山々をすえ
様々の種類の美しい(草木)を 生い茂(しげ)らせる。
(それらは)悔悟(かいご)して(主の御許に)返る すべてのしもべが
よく観察すべき事であり 教訓である。
我はまた 祝福する雨を天から降らせて 果樹園や収穫の穀物を豊かに生長させる。
びっしりと実を付けた 丈(たけ)の高いナツメヤシの木は
(アッラーの)しもべたちの食料。
またそれ(雨)で 我は死んだ大地を甦らせる。
呼出し(復活)にしても同じようなこと。
彼ら以前も (使徒を)嘘つき呼ばわりした者があった。
ヌーフの民も ラッスの仲間もサムードも
またアードの民も フィルアウンも ルートの同胞も
また森の仲間 またトッバウの民もみな
使徒を 嘘つき呼ばわりした。
だから(我の)警告は確実に実現されてしまった。
最初の創造の為に 我が疲れたというのか。
いや 彼らは新しい創造について疑いを抱いている。
本当に 我は人間を創った。
そしてその魂が囁(ささや)く事も知っている。
我は(人間の)頚動脈(けいどうみゃく)よりも人間に近いのである。
見よ 右側にまた左側に座って 2人の(守護の天使の)監視者が監視する。
彼がまだ 一言も言わないのに 彼の傍(そば)の看守は(記録の)準備を整えている。
そして実際に死の昏睡が訪れる。これはあなたが避けてきたもの。
そしてラッパが吹かれる。これは あの約束された日である。
そして各々(おのおの)の魂は
追手と証言者に伴われて来る。
そして各々の魂は (羊の群を追い立てるように)
追手(の天使)一人と
(現世の諸行を証言するための)証言(の天使)一人に伴われてやって来る。
(その時 言われよう。)
「あなたは この(審判の日)について実際注意しなかった。
我は今 あなたから 覆(おおい)を取り除く。
今日は あなたの視覚は鋭敏である。」
彼の同伴の仲間は言う。「これが 私の準備したものです。」
(その時主は仰せられよう。)
「あなた方 両名 反逆した頑迷な者を すべて 地獄に投げ込め。
正しい道を妨げた者 掟を破った者 (真理に)疑いを抱いた者
アッラーと同位に 他の神を立てた者
あなた方 両名は これらを厳しい懲罰の中に投げ込め。」
彼の仲間は言う。
「主よ 私が彼を背かせたのではありません。彼が(自ら)遠く迷い込んでしまったのです。」
彼は仰せられよう。
「我の前で議論してはならない。我は 既に あなた方に警告したのである。
我は 言ったことを変える事はない。
また 我のしもべたちに対し 決して不正ではないのである。」
その日 我が地獄に 「満員になったか。」と問うと
「なお多くの(入る)者がおりますか。」と答える。
主を畏(おそ)れる者には 楽園が近づいてくる。 すぐ近くに。
これは悔悟(かいご)して
常に(アッラーに)帰り
(主の掟を)守る すべての者の為に約束されていたものであり
目に見えない 慈悲深き御方を畏(おそ)れ
心の底から悔悟して (主に)帰った者たちの為(のものである)。
「安んじてそれに入れ。これは永遠の日である。」
彼らの為には そこに 欲しいものは何でもあり
また わが許(もと)から もっと追加があろう。
我は 彼ら以前に いかに多くの世代を滅ぼした事か。
彼らは これら(マッカの多神教徒)よりも
力において もっと勇猛であったではないか。
それで 彼らは諸都市を巡り歩いたが どこに避難所があろうか。
本当に この中には心ある者 また耳を傾ける者 注視する者への教訓がある。
我は天と地 またその間にある すべてのものを6日の間に創造した。
しかし 我は 少しの疲れも感じる事はなかった。
それで あなたは 彼らの言う事を忍び 主の栄光を誉め讃えなさい。太陽が登る前と沈む前に。
また夜も 彼を讃えて唱念しなさい また礼拝の終わりにも。
耳を傾けなさい。召集者が すぐ近い所から呼ぶ日に(備えて)。
その日 彼らは真実の一声を聞こう。それは(墓場から)出て行く日である。
本当に 我は生を授け また死を与える。我に(すべてのものの)帰着所がある。
その日 大地は彼ら(の所)から裂け 彼らは急いで出て行く。
これこそが召集で 我にとっては容易な業(わざ)である。
我は 彼らの言う事を良く承知している。
あなたは 彼らに強制してはならない。
わが警告を恐れる者たちに クルアーンによって訓戒しなさい。」