「モーゼの魔術」の続きです。
こちらも邦訳が手元にないので、翻訳させて頂きました。
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【詩篇22】 もし旅する者が、この詩篇を日々七度唱え、またふさわしく天主の
み名「アー」と共に、いと仁慈なる天主と、我らの尊貴におけし力強き保護に
おけし全き信頼のうちに、取り囲む状況に合致して整えられし祈りを共に
するならば、その者に災いは起こらぬであろう。
彼の水旅は、海賊や嵐によりて害を与えらるること能わず、もし彼が陸地を
旅するならば、人と獣よりの危害より無事であろう。
この聖名の文字は、この語のうちに見出せる。
第二節「エリ」 第三十三節「アサー」
……
【詩篇110&111】 これらの詩篇のうちの最初の方のものは、聖名「ヤー」が
この形、若しくは祈りの中で、しばしばこれによりて目印とされ、すべての
敵どもと、それへの屈服を強いられし者が、赦免と平安とを願うためのものである。
111の詩篇全体は、心中の、絶えず保つ必要のなき数多の友人らを得させる
ものであり、いかなる聖名もなし。
……
【詩篇141】しばしば心より恐れを感ずる虐げを受く者は誰であれ、
この詩篇を頻繁に祈るべきである。
……
【詩篇148&149】 彼らが幼子の如き信頼のうちに、全能なるおん者の
見捨てられざるおん助けに祈る時、これら二つの詩篇を唱えるならば、
願わるる炎を抑える徳を備える。
……
【詩篇150】 この幸いなる賛美の詩篇は、大いなる危難より抜け出てし後の、
主の軍勢への祈りに応えられ、受け取りたる並外れしみ恵みの、あらゆる
天主への畏怖と、感謝によりてあらわされしものであり、天主の賛美と誉れへの
感謝の心をもちて繰り返されるべきである。
(詩篇の方は、詩篇が掲載されている聖書を御参照下さい)
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