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宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「アース・パワー」

2008年10月04日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)

90年代初頭に、「アメリカの自然魔術」という題名の本が
出版されましたが間もなく絶版となり、その希少価値から
ネット上などでやや高額で売買されていたのを目にしましたが、
先月末に別の出版社から別題で、新たに出版されました。

画像向かって右の「アース・パワー 大自然から贈られた
神秘の力
」というのがそれで、値段は1200円です。
「アメリカの自然魔術」の方が最近まで場合によっては
7000円前後で売買されていた事を考えると、断然入手し易い
価格と思います。

著者のスコット・カニンガム氏は父親より継いだというアメリカの
魔術研究家で93年に亡くなられていますが、著書は数多く、
邦訳されたものでは「マジカルフードブック
神と結ばれる魔術―ウイッカの理論と実践」などがあります。

この「アース・パワー」では、石魔術や紐魔術など、色々な種類の
自然に関する魔術技法について解説されていますが、「他人を
傷つけるために魔術を用いるならば相応の報いを受けること」
について所々で強調され、また「呪いの人形そのものが多くは
マチ針付きで通信販売で購入出来る」、「この魔術は防御の
為にだけ使うように」、「残念な事に、現在も使われている
結び目の魔術は邪悪なものが殆どです」などといった言葉も
あり、術者本人も破滅に導かれるような邪術の蔓延に
対する著者の警戒感、不快感を少々伺わせられました。

色々な自然に関する魔術の中で、不思議と個人的に特に
興味を感じられたのが「結び目」に関する魔術で、それにも
治病や願掛けやエジプト伝来のものなど幾つかの種類が
紹介されていますが、以下その中の一つの「魔よけの縛り術」を
抄掲させて頂きます。

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【魔よけの縛り術】

紐を手に取り、盾、炎の剣、下ろした掛けがね、銃器など、何でも
構いませんから敵や外部からの侵入者、身体的暴力などから
身を守る道具をイメージしながら、結び目を九つ作りましょう。
この紐を家の中に吊るしたり、自分用の魔よけのお守りとして
持ち歩いたりします。

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