続いて、Cチーム(流川・柳・緑川・・・)×Dチーム(角田・桑田・石井・・・)
柳-流川のホットラインで大量得点を奪う。
Dチームも角田のジャンプシュートを中心に攻めるが、相手にはならなかった。
「先生。柳のパスもだいぶよくなりましたね。」
と安西の横にいる宮城。
「彼は、フリーオフェンスでずっとやってきたようです。
そのため、パスをする、アシストをするといったプレーは不得意だったようですね。
ですが、今、彼はアシストをする喜びを知り、選択肢の中にパスというものが備わった。」
「もしかして・・・、先生は、柳にアシストの喜びを教えるために・・・、PGを・・・。」
「ほっほっほ。柳君の得点力は、うちの武器です。
そして、そこにアシストも加われば、更に大きな武器になります。」
「先生・・・。」
(こんなにバシバシ決めてくれるとパスを出すほうも楽しいぜ。さすが、流川さん。)
「・・・、うなじ。」
「柳です・・・。」
(覚えてないんですか・・・。)
「・・・。他のやつも使え。」
「えっ!?」
「パスワークは、PGの仕事だ。」
「はっはい。」
その後、柳は、3回に1回、流川以外にパスを回した。
その結果、ディフェンスは流川だけを守るわけにはいかず、更に大量得点を許す形になった。
予想通りCチームの圧勝。
流川16得点、柳8アシストを記録。
C 27
D 10
続いて、負け同士の試合が行われた。
Bチーム(安田・潮崎・桜木・・・)×Dチーム(角田・桑田・石井・・・)
「ヤスシオ!もう負けるわけにはいかねぇぞ!」
(一つにまとめられている・・・。)
「どりゃーー!!」
『ガシャン!!』
「俺のボールだ!!」
『バシ!!』
「桜木!!」
「ナイスだ!ヤス!!」
『スポ!』
『びよーん。』
『シュパ!』
桜木がゴール下を圧倒する。
安田のパスワークが冴え渡る。
潮崎のカバーリングが、得点を許さない。
一方、角田は、桜木にいいようにやられ、桑田、石井は上級生を前に、萎縮してしまった。
「角ちゃんは、完璧に桜木に抑えられてしまったわね。」
「もっと外でプレーすれば、いいと思うんですけど・・・。」
「晴子君のいうとおりです。インサイドでは物足りない体格も、アウトサイドなら、十分やれるはずです。
彼には、海南の武藤君のような選手になってもらいたい。」
「角ちゃん、頑張って。」
B 24
D 13
続いて、Aチーム(宮城・佐々岡・白田・・・)×Cチーム(流川・柳・緑川・・・)
「流川!勝ったほうが、チームの本当のエースだな!」
「手加減はしないっす。」
「あぁ。」
「宮城さん、俺も本気で行きますよ。」
と柳。
「2人まとめて相手してやる。」にや。
(ぐっ!高い!)
ジャンプボールを制したのは、流川。
(さすが、流川先輩。勝てるとは思わなかったけど、こんなに差が出るとは・・・。)
と白田。
柳が切れ込む。
「キャプテンとの1on1!」
「スピード対決だ!!」
『キュ!』
「速い!!」
「柳が抜いた!!」
「よし!」
「甘い!!」
コート脇にいる腕組の桜木。
「これで抜いたと思ったか?」
と宮城。
「!!」
『パン!』
宮城が後ろからドリブルをスティール。
「おう!!」
「さすがキャプテン!!」
ボールを奪った宮城が、逆に相手コートに切れ込む。
電光石火のドリブル。
「・・・。」
「流川か。」
宮城の前に立ちはだかる流川。
『キュン!!』
更に速くなる宮城。
「!!」
流川も必死に食らいつく。
「流川先輩も速い!」
「キャプテンが抜けない!!」
『ダム!』
『キュ!』
宮城のバックロール。
流川も素早く反応。
だが。
「!!」
「へへっ。かかったな。」
宮城は、バックロールを繰り出すと同時に、ボールを横に放っていた。
「わぁ!!」
いきなり来たボールに驚くも、佐々岡がシュートを放つ。
『スポッ!』
「入った!!!」
本日初得点に喜ぶ佐々岡。
「ナイスキャッチだ!」
「はい!キャプテン!!」
「170の俺が190のお前に、PGの仕事を止められるわけにはいかねぇんだ。」
「・・・。この試合、必ず止めてみせるっす。」
流川の眼に、炎が見えた。
「宮城君と流川君、いい勝負になりそうですね。ほっほっほ。」
続く。
柳-流川のホットラインで大量得点を奪う。
Dチームも角田のジャンプシュートを中心に攻めるが、相手にはならなかった。
「先生。柳のパスもだいぶよくなりましたね。」
と安西の横にいる宮城。
「彼は、フリーオフェンスでずっとやってきたようです。
そのため、パスをする、アシストをするといったプレーは不得意だったようですね。
ですが、今、彼はアシストをする喜びを知り、選択肢の中にパスというものが備わった。」
「もしかして・・・、先生は、柳にアシストの喜びを教えるために・・・、PGを・・・。」
「ほっほっほ。柳君の得点力は、うちの武器です。
そして、そこにアシストも加われば、更に大きな武器になります。」
「先生・・・。」
(こんなにバシバシ決めてくれるとパスを出すほうも楽しいぜ。さすが、流川さん。)
「・・・、うなじ。」
「柳です・・・。」
(覚えてないんですか・・・。)
「・・・。他のやつも使え。」
「えっ!?」
「パスワークは、PGの仕事だ。」
「はっはい。」
その後、柳は、3回に1回、流川以外にパスを回した。
その結果、ディフェンスは流川だけを守るわけにはいかず、更に大量得点を許す形になった。
予想通りCチームの圧勝。
流川16得点、柳8アシストを記録。
C 27
D 10
続いて、負け同士の試合が行われた。
Bチーム(安田・潮崎・桜木・・・)×Dチーム(角田・桑田・石井・・・)
「ヤスシオ!もう負けるわけにはいかねぇぞ!」
(一つにまとめられている・・・。)
「どりゃーー!!」
『ガシャン!!』
「俺のボールだ!!」
『バシ!!』
「桜木!!」
「ナイスだ!ヤス!!」
『スポ!』
『びよーん。』
『シュパ!』
桜木がゴール下を圧倒する。
安田のパスワークが冴え渡る。
潮崎のカバーリングが、得点を許さない。
一方、角田は、桜木にいいようにやられ、桑田、石井は上級生を前に、萎縮してしまった。
「角ちゃんは、完璧に桜木に抑えられてしまったわね。」
「もっと外でプレーすれば、いいと思うんですけど・・・。」
「晴子君のいうとおりです。インサイドでは物足りない体格も、アウトサイドなら、十分やれるはずです。
彼には、海南の武藤君のような選手になってもらいたい。」
「角ちゃん、頑張って。」
B 24
D 13
続いて、Aチーム(宮城・佐々岡・白田・・・)×Cチーム(流川・柳・緑川・・・)
「流川!勝ったほうが、チームの本当のエースだな!」
「手加減はしないっす。」
「あぁ。」
「宮城さん、俺も本気で行きますよ。」
と柳。
「2人まとめて相手してやる。」にや。
(ぐっ!高い!)
ジャンプボールを制したのは、流川。
(さすが、流川先輩。勝てるとは思わなかったけど、こんなに差が出るとは・・・。)
と白田。
柳が切れ込む。
「キャプテンとの1on1!」
「スピード対決だ!!」
『キュ!』
「速い!!」
「柳が抜いた!!」
「よし!」
「甘い!!」
コート脇にいる腕組の桜木。
「これで抜いたと思ったか?」
と宮城。
「!!」
『パン!』
宮城が後ろからドリブルをスティール。
「おう!!」
「さすがキャプテン!!」
ボールを奪った宮城が、逆に相手コートに切れ込む。
電光石火のドリブル。
「・・・。」
「流川か。」
宮城の前に立ちはだかる流川。
『キュン!!』
更に速くなる宮城。
「!!」
流川も必死に食らいつく。
「流川先輩も速い!」
「キャプテンが抜けない!!」
『ダム!』
『キュ!』
宮城のバックロール。
流川も素早く反応。
だが。
「!!」
「へへっ。かかったな。」
宮城は、バックロールを繰り出すと同時に、ボールを横に放っていた。
「わぁ!!」
いきなり来たボールに驚くも、佐々岡がシュートを放つ。
『スポッ!』
「入った!!!」
本日初得点に喜ぶ佐々岡。
「ナイスキャッチだ!」
「はい!キャプテン!!」
「170の俺が190のお前に、PGの仕事を止められるわけにはいかねぇんだ。」
「・・・。この試合、必ず止めてみせるっす。」
流川の眼に、炎が見えた。
「宮城君と流川君、いい勝負になりそうですね。ほっほっほ。」
続く。
修学旅行とは!俺には、15年以上も前のことですね。
やっぱり、湘北が強くないとね!っということで、陵南並みの大補強をしてしまいました。
ちなさん
夏バテですかね。ビールは、最初の一杯しか美味く感じません。苦いんで・・・。
1on1だと、流川が圧勝ですよね。きっと。
湘北内でも、面白い試合になってますね。
りょーちんも流川にはてこずるだろうな
なので今一気に読みました。
いや~すごいですね新チーム!!
これからどんなチームになるのか楽しみです!!!