愛知 81
神奈川 72
『キュ!キュッキュ!』
『キュッ!』
「さぁディフェンスだ!!シュートすら打たすなよ!!」
「おう!!」
「おうよ!!」
「うぉぉーーー!!」
「おぉぉーーーー!!!」
「神奈川はオールコートマンツーだーーー!!」
「勝負に出たーー!!」
「残り時間と点差を考えれば当然ね。」
と弥生。
「このために、第3Qで体力回復を図ったんだ。決して走り負けるではないぞ!!」
と田岡。
「あとは選手を信じるのみ!!」
「いけーー!!神奈川!!」
高頭と晴子。
「韋駄天やろー、チェック!」
「ぬっ。」
「俺が#4をつけている意味わかったか?」
「あぁ、わかったぜ。なかなかいい選手だな。」
「おい、上目線でいうんじゃねぇ!」
「それは、俺たちに勝ったらいいな!」
『キュ!』
『キュッキュ!!』
エンドラインの金田が河本へパスを入れる。
『ダム!』
『キュッ!!』
「!!!」
「あっさり抜かれたーーー!!!」
「さすが速いぞ!!河本ーー!!」
「きっ清田君!!」
「違うわ!!誘っている!!」
河本の進行方向に天沼。
「囲むぞ!!」
「ちぃ。」
『キュッ!!』
思わず急停止する河本。
そこへ、天沼と清田が囲みにかかる。
「捕まったーーー!!」
「苦しいぞ!!」
「てめーに簡単に抜かれるとでも思ったか。」
「ぬっ!」
『キュッ!』
『ダムダム!』
河本はボールをキープするも、今にも取られそうな苦しい状態。
天野は、山岡がぴったりマーク。
「河本!こっちだ!」
エンドライン際を走るフリーの金田。
「頼んだ!」
『シュ!!』
「!!!」
「!!」
『バシ!』
「バレバレだろ。」にやっ。
「!!」
「このやろー!」
「ナイスカット!お兄ちゃん!!」
「でかしたぞ!清田!!」
「スティール!!!」
「#4がノり始めたぞー!!!」
ボールは、天沼が拾い上げた。
「前!」
既に清田は駆け上がっている。
「しまった!!」
振り返る河本。
パスを放つ天沼。
「ん!」
死角から伸びてくる長い腕。
『バチン!!』
「!!!」
「うわぁぁーーー!!!」
「天野!!!」
「今度は、天野がやり返したーーー!!」
「こらぁ!!沼っち、油断するな!!!」
転がるボールは、河本の前へ。
「いくぞ!河本!」
「OK!」
(頼りになるぜ。天野!!)
清田が戻ってくる前に、素早くボールを運ぶ河本。
「神奈川が一人足りない!!」
「アウトナンバーだ!!」
『パシ!』
『パシ!』
神奈川は足を動かし、マークマンをスイッチする。
ボールは天野へ。
その横をフリーの青木が駆け上がる。
(デブ坊主か!アオキンか!)
桜木は一瞬の迷いが生じる。
そこへ。
『パシ!!』
「森重だーーー!!!」
「いけーーー!!」
天野は、森重へとパスを出す。
(しっしまった!簡単に入れさせてしまった!)
迷う桜木の動きを天野は見逃さなかった。
『キュ!!!』
『ダムッ!!』
(ぐっ。こうなりゃ、止めるしかねぇ!!)
「来やがれ!!」
『ダム!』
『キュッ!!』
「おりゃーーー!!!」
「ぬぉ!」
「!!!」
「!!!!」
『ザシュ!!!』
「きっ決まったーーー!!!」
「再び2桁ーーー!!!!」
(やろー。)
森重が確実に桜木を超えていく。
愛知 83
神奈川 72
続く。
神奈川 72
『キュ!キュッキュ!』
『キュッ!』
「さぁディフェンスだ!!シュートすら打たすなよ!!」
「おう!!」
「おうよ!!」
「うぉぉーーー!!」
「おぉぉーーーー!!!」
「神奈川はオールコートマンツーだーーー!!」
「勝負に出たーー!!」
「残り時間と点差を考えれば当然ね。」
と弥生。
「このために、第3Qで体力回復を図ったんだ。決して走り負けるではないぞ!!」
と田岡。
「あとは選手を信じるのみ!!」
「いけーー!!神奈川!!」
高頭と晴子。
「韋駄天やろー、チェック!」
「ぬっ。」
「俺が#4をつけている意味わかったか?」
「あぁ、わかったぜ。なかなかいい選手だな。」
「おい、上目線でいうんじゃねぇ!」
「それは、俺たちに勝ったらいいな!」
『キュ!』
『キュッキュ!!』
エンドラインの金田が河本へパスを入れる。
『ダム!』
『キュッ!!』
「!!!」
「あっさり抜かれたーーー!!!」
「さすが速いぞ!!河本ーー!!」
「きっ清田君!!」
「違うわ!!誘っている!!」
河本の進行方向に天沼。
「囲むぞ!!」
「ちぃ。」
『キュッ!!』
思わず急停止する河本。
そこへ、天沼と清田が囲みにかかる。
「捕まったーーー!!」
「苦しいぞ!!」
「てめーに簡単に抜かれるとでも思ったか。」
「ぬっ!」
『キュッ!』
『ダムダム!』
河本はボールをキープするも、今にも取られそうな苦しい状態。
天野は、山岡がぴったりマーク。
「河本!こっちだ!」
エンドライン際を走るフリーの金田。
「頼んだ!」
『シュ!!』
「!!!」
「!!」
『バシ!』
「バレバレだろ。」にやっ。
「!!」
「このやろー!」
「ナイスカット!お兄ちゃん!!」
「でかしたぞ!清田!!」
「スティール!!!」
「#4がノり始めたぞー!!!」
ボールは、天沼が拾い上げた。
「前!」
既に清田は駆け上がっている。
「しまった!!」
振り返る河本。
パスを放つ天沼。
「ん!」
死角から伸びてくる長い腕。
『バチン!!』
「!!!」
「うわぁぁーーー!!!」
「天野!!!」
「今度は、天野がやり返したーーー!!」
「こらぁ!!沼っち、油断するな!!!」
転がるボールは、河本の前へ。
「いくぞ!河本!」
「OK!」
(頼りになるぜ。天野!!)
清田が戻ってくる前に、素早くボールを運ぶ河本。
「神奈川が一人足りない!!」
「アウトナンバーだ!!」
『パシ!』
『パシ!』
神奈川は足を動かし、マークマンをスイッチする。
ボールは天野へ。
その横をフリーの青木が駆け上がる。
(デブ坊主か!アオキンか!)
桜木は一瞬の迷いが生じる。
そこへ。
『パシ!!』
「森重だーーー!!!」
「いけーーー!!」
天野は、森重へとパスを出す。
(しっしまった!簡単に入れさせてしまった!)
迷う桜木の動きを天野は見逃さなかった。
『キュ!!!』
『ダムッ!!』
(ぐっ。こうなりゃ、止めるしかねぇ!!)
「来やがれ!!」
『ダム!』
『キュッ!!』
「おりゃーーー!!!」
「ぬぉ!」
「!!!」
「!!!!」
『ザシュ!!!』
「きっ決まったーーー!!!」
「再び2桁ーーー!!!!」
(やろー。)
森重が確実に桜木を超えていく。
愛知 83
神奈川 72
続く。