ZAMACのフォト日誌

見て聞いた 四季の詩  
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ことしも蘭展に

2014-02-12 22:43:04 | アート・文化

仙台の降雪量は例年の70%と少ないという。しかも日差しは明るく春を予感させる2014年2月1日(土)は好天で、「第20回 とうほく蘭展&バラとガーデニングフェスタ2014」にふさわしい一日だった。会場は東日本大震災の大津波で被災した仙台港近くの『夢メッセMIYAGI』だが、被災の面影はここにはない。

 

企画の目玉は「青い胡蝶蘭」、「フラダンス」などがあり、また横浜・八景島シーパラダイスとの初共演も花を添えて盛り沢山。午前中はかなり込みあい、ゆっくり鑑賞とはいかなかった。

 

昼食も惜しんで飲まず食わず、まったく座ることもない4時間の奮闘をしてきた。動き回って汗をかき、帰りのシャトルバスの揺れは心地がよかった。往復の所要時間が5時間だから、費やした全時間は9時間にもなる。帰宅したのが夕方の6時半だ。これってどこかしっくりしないところがある。

 

 

以下はそのLog(日誌)だ。

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 会場までつづく車で渋滞のため、ほとんどの人が手前のバス停でバスを降り、会場に5,6分ほど歩くことに。

  

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 会場内中央のメーンブース。コンペ入賞作品がづらりと並びさすがに見事な蘭ばかりだ。

 

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 被災地応援をつづけてきた、スパリゾートハワイアンズ・フラガールによる特別ステージ。笑顔がとてもいい。もちろんフリも。さすがに演出もいいし客はプロのリズムに酔っているようだ!!

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 NHK趣味の園芸講師による「園芸講座」。今日の担当は間室みどりさんと妹さんによる「花の美を引きだすハンギングバスケットのつくり方」。でき上ってみたら欲しくなってしまうほどのいいものだった。

 

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 八景島シーパラダイス提供の水槽で。このほかにも蘭に因んだ色やいわれの魚たちだ。ペンギンの行進もあったようだ。

 

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 これぞ千葉大学が遺伝子組換え技術で、8年掛けて創った世界初の『青い胡蝶蘭』だ。暗室のような部屋で二重のガラスに守られていた。20分ほど並んでようやく撮影したが、一人一枚の撮影とのお達しだった。

 

 

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 生け花界各流派の大型作品展示ブースの中から。ZAMACの身長に近い大きさだった。

 

 

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 パフィオなど蘭4種

 

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 優雅な曲線を描くシャーリーベービー? 
 この蘭のプレートは鉢の向う側だ。右下にでも置けば読めていいのになー。

 撮影後記 ー 蘭をもっときれいに見せて!

蘭は品種を問わなければいつでも鑑賞できる花だと思う。しかし例年冬に開催されるこの蘭展に慣らされたのか、日差しが春を感じさせてくれる今ごろがきれいに見えてウキウキしてくる。 蘭展というとZAMACにとってはじっとしていられない行事だ。

震災の何年か前は、二日続けて会場に行ったこともあった。当時、会場の係りの人やアンケートに「品種名、作者名」のプレートや「入賞のリボン」を蘭本体に着けないで、と要望してきた。しかし今もなおあまり改善されていない。これはカメラマンだけの勝手な要望だろうか。

光もそうだ。純白の胡蝶蘭などはかわいそうだ。表側はオレンジ色、反対側はグリーン掛かった色に見えるものさえある。会場の関係で照明が難しいのは理解できるが。

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 左側のプレートを避けたら、今度は花にくくりつけた入賞リボンがデンと真ん中に。

今年も、どうやってこんな花を咲かせるのだろうかと感心するものばかりだ。作者の思い入れや作業風景が見えるようだ。
それだけにもう少しの工夫でいい。もっと「きれいな花として見せてほしい」ものだと思う。
何百鉢もの展示の中で撮影できるのはそれほど多くはない。

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<撮影メモ>

今回のカメラは旧々型 EOS-20D。 ISO最高の1600 と 800 を多用している。また会場は全体的に暗く、光源は水銀灯、蛍光灯、LEDやハロゲン球もありでカクテル光線だ。色温度調整はとてもやって居れないので一部を除いてWBはオートで撮っている。。


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