ZAMACのフォト日誌

見て聞いた 四季の詩  
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”花” の撮影で遊ぶ

2019-05-02 17:57:57 | 花のアップ
● 改元は厳粛な儀式のもとで執り行われて、平成から「令和」へと変わった。そんな令和元年の初日の5月1日。テレビ・ラジオの賑やかな報道を聞きながら「花写真撮影」で楽しんだ。そんなことを改元記念日にブログに収めるのも「あり」かなと思ってUpすることにした。



《 チューリップ 》


● どんなところで何を、ということを列挙すると
  *被写体:わが家の庭。花期が終わり、花弁が落ちはじめたチューリップ。
  *天気は:前日からの雨が上がり、枝葉に水滴が残っていた。撮影中はくもり。


 
● 〔 作品1 〕 チューリップの超アップ





● 〔 作品2 〕 チューリップのイメージカラー





● 〔 作品3 〕 作品1、2のアングルにたどり着くまでの撮影 —— 参考






● 〔 どのようにして撮影したか 〕

 ほとんど花期を終えてしまったチューリップ。その中に奥手の、これから咲こうとしている黄色い一本を見つけたが、被写体としては本数と形からして不適当に思えた。しかしその脇には朽ち果てそうな赤い一本があって、その花びらの間から覗く「黄」と「赤」の組み合わせが目を引いた。(下の写真 Aは位置関係 Bは赤から黄を覗いたところ)

 〔 作品1 〕は、レンズを望遠側一杯(240mm相当)にして撮影した。〔 作品2 〕はピントを外して、同じ位置から撮っている。カメラを数 cm 動かすだけで万華鏡のように色の出方が変わって面白い。一眼レフのファインダーでは分かり難い、ミラーレスならではのメリットだ。





● 〔 撮影のあとに 〕

 わが家のチューリップはいつも通りよく咲いてくれた。カラフルで種類が多いのも楽しみの一つだった。しかし、花期を終わってみると花びらは乱れて落ち、見向きもされなくなってしまう。見るものの勝手で、チューリップに申し訳けがない気がする。
 そんなチューリップでも、よく見るとまだまだ別な「見方」が残っていた。

 
撮影機材など

 * カメラ:CANON EOS M5 (ミラーレス・一眼)
 * レンズ:EF-M 18-150 IS STM (ミラーレスMシリーズ用) 1本のみ
 * アタッチメントなどの補助機材は一切不使用
 * すべて手持ち撮影




    



《 春の花図鑑 》


  わが家の小さな庭。2坪にも満たない花壇のほかにも、庭木をはじめとして足元を見ると、いろいろな小さな花たちが一斉に咲いていた。平成最後の春に咲いた花々を全部撮ってみようとレンズを向けて、わが家の「春の花図鑑」をつくってみた。まさに花探しゲームのようで楽しかった。さっそく編集に取り掛かって気づいたことに撮影漏れの花があった。どの花も差別なく掲載してこそ目的達成なのに。
 スミレやプリムラ、終わりかけのカタクリなどの春の代名詞ともいえる花を見落としてしまった。「誠に申し訳ありませんでした」。 どこかでよく聞いた定型セリフ? そうそう、平成時代の政治家の謝罪のことばだった。




 * 撮影時期など : 平成31年(2019年)4月19日 ~ 24日   すべてわが家の庭で。






2 コメント

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豊かな春へ感謝 (くにつかさ)
2019-05-09 14:39:37
 季節の、特に春の何と彩り豊かなことか。足元にこんなに多くの色彩がと、「春の花図鑑」は目線を少しばかり転じただけなのに。驚くばかりです。
 私も身近な花々から小さな驚きをもらいましょう。毎日が楽しみです。ありがとうございました。
春は暖かい (ZAMAC)
2019-05-10 14:17:51
グレーの冬を春はあっという間にカラフルな世界に変えてくれます。そのひとつが"花"ですね。心も染まります。
花図鑑を共有できたことがとてもうれしいです。ありがとうございます。

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