甚だしく出遅れたが、ようやく地元で上映されたのだよ!
まさに感慨無量である。
予告編だけでうるっときてしまったほどだからして、
家を出る時にすでに涙腺がやばいかも~~~~だったのだが、
スクリーンに松竹の富士山マークが大写しになったところで・・・(;_;)
続いて竹の子にょきにょき~TSUBURAYAマークで・・・(;д;)
セピアな昭和の風景で・・・(つдT)
あんたらはワタシの記憶を読み取る装置でも持っとるんかい。
そうだよ。ウルトラマンといへば夕方だったよ。
弟と二人して、TVにかじりついてたよ。
そんなところへ「イデさんの駄菓子屋」とか、もう反則だろーが。
とにかく序盤は、お子様よりいい大人が「おおっ」と反応してるのがね。もうね。
上手い、ってか憎い導入だよねえ~
ちゅうか、ワタシ的には冒頭からメビウスブロンズ化までが神展開だったかと。
ま~赤煉瓦倉庫ぶっ壊すゲスラたんのキモ可愛いことといったら・・・
そこへ現れ出でたるウルトラマンメビウスの美しいことといったら・・・
しかも、バックショットのラインがねえ~
一週間前に同じ角度でリアルひーさまを拝んだばっかだったからねえ~むっは~
まあ俗にい言う 禿げ上がるほど萌えた ってやつですよ。
全身の毛穴が壊死して、毛根が絶滅するかと思うほど鳥肌が立ちましたよ。
前作の「メビ&兄弟」も、一番ときめいたのはエロいニセメビだったし、
やっぱウルトラマンを堪能するには、1対1のバトルが最適なのかも。
人数増えると、どうしても「引き」の映像になってしまうし、
あの奇跡の造型と奇跡の肉体による超人マジックは、
是非とも「寄り」で見たい人なんである。
で、そのメビウスがブロンズ像化するところがね・・・
せっかく宇宙一美しい獲物をガラズ瓶に閉じ込めたというのに、
なんんでヒッポリトタールがだ~らだら~♪をやらんのかっ!
どうせブロンズ色に全塗装し直すんだから、
その前に漆黒のタール地獄絵図を見せてくれたっていーじゃないのよさ。ケチ。
こちっはヒッポリトが出ると聞いた時から、期待と妄想でハァハァしてたのにさ。
なのにドライアイス状ガスでもやもやしたと思ったら、
「ぽん」とブロンズ化完成って、手品かよっ。
ツルギ以来、久々にひーさまの 絶命演技 が見られると思ったのに・・・(´・ω・`)
そこから平成3兄弟が覚醒するまでが長かった・・・
ネタバレで長めのエピローグがあると聞いてたので、
早くしないと戦闘シーンの尺が~~~という悪寒が現実のものになってしまった。
だってね。ひーさまと、ソウマタンと、
「旧友の来訪」でゾフィーの背中萌えした福田さんの揃い踏みですよ。
そりゃ一秒でも長く眼福してたいっっすよ。
「あれもこれも」と欲張りたい気持ちはわかるけど、
力点の置き場所を間違ってませんかい?
そう感じるのは、ワタシがガワ萌えだから?かもね。かもね。そうかもね。
だから、制作側にとっては必然もしくは必須な演出が、
ワタシには増長した義理としがらみの結果に見えてしまうのかも。
要するに、ガワ成分が足りなかったので、ぶつぶつ言ってるわけだな。
お祭り映画だという評価(いい意味で)が多かったので、期待しすぎたかも。
うん。盛大なガワ祭りだとばかり・・・
前作はDVDと無料配信しか見てないので(しかもショボいノーパソ画面で)、
単純に比較するわけにはいかないのだが、
Uキラーに比べて、ギガキマイラが全くおぞましくない。
いや、Uキラーも大スクリーンで見ると色々と粗が目立つのかもだが、
ともかくやたら重量感があったのは確か。
それは重心の低いデザインもさることながら、もっぱら触手を駆使して、
本体はどっかりと空港島に腰を据えてたってのもあるかと。
(単に飛ばすのが厄介だったから、触手使ったとか?)
一方ギガキマイラはその形状的に、空中に浮遊させるしかないっつううか・・・
しかもナイトシーンなのに全く影が無いってのが・・・
ぶっちゃけ重量感も実態感もあったもんじゃないという・・・
ちゅうか、実はあれは影法師に操られた怪獣の怨霊と解釈した方がいいのかも。
だから、格闘というより除霊みたいなオチになっちゃんだよねえ~
ってか、やっぱ最後は大怪獣ぶっ倒して終わった方が燃えるんだよな~
そう考えると「メビ&兄弟」って、GUYSが蚊帳の外だった以外は、
まさにウルトラの王道だったんだな~と。
「超8」の場合、蚊帳の外どころか防衛隊自体存在してないし。
あ。てことはエピローグの歴代飛行メカはどこから・・・
うん。藤宮博士が外観だけ撮影用プロップに似せて作ったことにしよう。
そのエピローグにしても、「メビ&兄弟」では、
ゾフィー、タロウ、メビウスではなく、
敢えてミライ&ガンウインガーと編隊飛行させたことに意味があったのだと。
今更ながら、「メビ&兄弟」って、様々な制約を逆手に取ったというか、
そこがワタシのツボを突いたというか、相性が合ったというか。
逆に「超8」は、ひーさまでがたまが見足り無かったことを筆頭に、
色々とツボを外されてしまった感があって、残念極まりない。
ならば、足りない成分は手持ちの成分で補うしかあるまい。
そこでHDMですよ。
早売りの画像でわかってたこととはいへ、
これはまぢで良く出来てるわ~(^o^*)
さすがにディティールはプライズには及ばないけど、
バランスとプロポーションはこっちが圧倒的に上。
ってことで、「超8」でもっと見たかったアングルでガン見してる、
ぢゆんこであった。