ガワ萌ヱ日報

わずかな情報と膨大な妄想で構成された、ガワ萌ヱな人のためのWEB壁新聞です。

光になれる場所~ウルトラマンスタジアム~

2013年02月14日 22時35分59秒 | ウルトラ


ある時、知人が階段を登るウルトラマンの後ろ姿を撮っているのを見た。
ワタシも彼らの背中を見るのも撮るのも好きだ。
その時はただそう思っていた。

先日、また階段を登るウルトラマンの姿を見た。
フレームにその姿を収め、ズームアップしようとしたその手が止まった。
まるでコスモスが天井に描かれた空から飛び去っていくような気がして。

この丸い空はただの絵なのだが、外から見るとこの絵の真上に三角屋根がある。
あくまで想像にすぎないのだが、本来はここに天窓を作って、
実際に空が見えるようにするつもりではなかったのか・・・
しかし北陸という土地柄、外光が射してくる時間は少ないだろうし、
積雪に対処するのは大変すぎる、という理由でこういう形になったのではないか。

つまりこの建物を設計した建築家は、
観客が入り口のシャッターをくぐって階段を登る時に、
その視界に「空」を配することによって、
この場所が外界~宇宙へと繋がっていることを意識させたかったのではないか。

この施設では、毎朝シャッターが上がるとそこにウルトラマンがいる、
という夢のようなオープニングウエルカムをやってくれる。

ああ、そうか。
彼らはたった今、あの窓からこの地に降り立ったのだ。
そして任務を終えた彼らは、またここから空へ~宇宙へと飛び立っていく・・・

ワタシの魂もまた、この階段によって日常から非日常の高みへと上昇する。

この場所を失いたくない。
今ほどそれを強く願ったことはない。


【緊急投稿】円谷ジャングルに続いてウルトラマンCLUB川崎店 営業終了

2013年01月19日 22時12分13秒 | ウルトラ
ワタシは経営学を学んだ経験はないし、ましてや経営に携わったこともないのだが、
全く異なるジャンルとはいえ、商業施設で働く者として思うところは多い。

まず、最も頻繁に詣でているウルトラマンスタジアムだが、
元はジャングル、ランドと同じく、円谷の直営店だった。
直営店ということは、アクターさんは円谷の子会社であるキャスタッフ所属で、
商品は本社からの直納(中間マージン無し)で、
スーツや撮影小道具のレンタル料も基本的には発生しないはずである。
人件費以外の支出は、基本的には大家である手取フィッシュランドに支払うテナント料だけ。
ウルトラマンランドの場合は、アクターさんが某チームからの派遣であること以外、
基本的にかつてのスタジアムと同じ経営形態であると推察される。

しかし現在のスタジアムは直営店ではなく、いわゆるフランチャイズだ。
つまり円谷に対してキャラクター使用料を払い、
商品の仕入れも円谷系列の問屋を介していると思われる。
アクターさんもかつてはキャスタッフ金沢の社員だったが、
現在はフィッシュランドを経営している手取観光に再就職したか、
もしくはランド同様に、地元チームと派遣契約を結んでいるかのどちらかであろう。
しかし、元々はテナント料を受け取っていた側が、
今度はフランチャイズ料金を支払う側になったわけであるから、
経営環境はよりシビアになったといえる。

この2つの経営形態、「直営とフランチャイズ」を比較した場合、
圧倒的に直営の方が安定していると思われるのだが、
実際のところは話はそう単純にはいかない模様だ。
なぜなら、スタジアムに続いて、ジャングルも閉鎖されたからである。
(アクターさんはランド同様に某チームからの派遣だった模様)
ジャングルがスタジアムのようにフランチャイズで復活する可能性があるあるとすれば、
それは手取フィッシュランドの代わりに、
例えば枚方パークのような観光遊戯施設が経営権を取得した場合であろう。

ランドとジャングル。
この2つの直営店の明暗を分けたのは何か。
それは施設形態の違いである。

ランドと復活したスタジアムは、地方のアミューズメントパークに付属し、
閉鎖したジャングルと、閉鎖の決まった川崎店は都市部の商業施設に間借りしている。
現在、唯一の直営店として最も経営基盤が安定していると思われるランドはともかく、
我が愛しのスタジアムは、とにかくありとあらゆる経営努力の上に成り立っている。
経営努力とはすなわち、如何にして支出を減らし、かつ収入を増やすかに尽きる。
減らすといっても、ウルトラマンがいなくなったのではハナシにならないので、
高価な怪獣を減らして、最悪マスクさえあれば形になる星人を増やす。
そして週末のパワーステージとグッズの売上の他にも、
平日にもある程度の集客と集金が見込めるウルトラスクールを開催する。
そのスクールにしても、次の瞬間何をしでかすかわからない幼児相手だからして、
アクターさんには半端ない練度が求められるわけで、
まさにひねり出した知恵と努力の賜物以外の何物でもないのである。

しかし都市部テナント型店舗では、無料の握手&撮影会を行うことは出来ても、
仕切られた区画内での有料イベントが行い難い、というかほぼ不可能である。
グッズの売上で賄えるのはテナント料と売り子さんの人件費までであって、
どう考えても最大の売りであるところの、
ウルトラマンを演ずるアクターさんのギャラまで確保することは出来ないであろ。

つまり、グッズの売上以外の収入を如何にして上げるかが施設存続の鍵になるのである。

スタジアムの場合、平日イベント&週末のパワーステージの他にも、
土地が手取観光所有であるがゆえに、
各種遊戯施設、敷地内の飲食店、ゲーセン等からのテナント料(直営ならば売上)が入る。
つまりフランチャイズ関連の支出を差し引きして、トータルで黒字にすれば良いのである。

一方、ジャングル型の店舗は有料イベントゾーンを確保出来ないが故に、
単体で黒字を出すことはどう考えても不可能である。
スタジアムに於いては、プレジャーステージという、
フレキシブルに運用できるイベントゾーンがあるのが大きい。
それは、固定されたハードではなく、
常に刷新され続けるソフトによって運営されるスペースであるともいえる。

これからのウルトラ関連施設は、宣伝広告費による赤字補填を期待することは出来ず、
個々の店舗の独立採算性が問われることになるのではないか。
直営だから、と安寧に構えていることは最早許されないであろう。
ウルトラマンに出会える場所は、
同時にウルトラマンたちが生きられる場所でなくてはならないのだ。



円谷ジャングル・今日の日はさようなら。また逢う日まで。

2012年11月04日 21時47分00秒 | ウルトラ

意外に思われるかもしれないが、ワタシが初めてウルトラマンに会ったのは、
スタジアムではなくジャングルである。
当時はまだスタジアムではパトロールのスケジュール表が公開されておらず、
誰に会えるかは行ってからのお楽しみだったので、
ワタシがようやく念願かなってスタジアムでヒカリに対面したのは、確か三度目の正直であったと記憶している。



そこでパトロールスケジュールが予めわかっているジャングルを訪れたのが、かれこれ6~7年前。
過去記事のカテゴリー「ウルトラ」に、まだ当時の記事が残っているはずだが、
まあぶっちゃけ、おかげ様で今も熱烈なガワ萌えから抜けだせずにいるわけで・・・・
このときの初見の印象が微妙だったら、今日のワタシはなかったであろう



正確には、ヒカリの前にティガが登場したのだが、その時の印象は今も強烈に脳裏に焼き付いている。
スラリとした体躯、輝くマスク、神秘的かつ暖かな光を放つ目・・・
ウルトラマンとはかくも美しいものであったのか・・・

それは映像の中の動く偶像であったものが、生ける存在として目前に具現化していることの驚きと感激よりも、
はるかに強烈なインパクトであったことを告白せなばばらない。
彼らの存在理由や空想科学的背景など、最早どうでもいい。
ただ神々しいばかりのその美しさに圧倒され、目頭が熱くなったのである。



そしてジャングル閉店の報に際して、何としても最後にもう一度、始まりのその場所を再訪したいと思い、
念願かなって先日その機会を得ることができた。
週末の盛況ぶりは聞き及んでいたので、敢えて平日にした。
平日ならば彼らとの別れを惜しむ子どもたちの邪魔になることなく、
その美しい姿をじっくりと眺めることができるだろうと。
叶うならば、今ワタシが今ここに在ることへの感謝の思いを伝えられたなら・・・
そんなことを思いながら・・・



そして現れた彼は、やはりカメラを持つ手が震えるほどに美しかった。
(画像が明らかに手ブレしててごめんね)
これからもこうやって彼は訪れる人々を魅了し続けるだろう。これまでがそうだったように。
この場所ではなくとも、纏うスーツが変わっていても。



記念のフォトグッズの撮影を終えた時、思い切って彼に話しかけてみた。

「初めてヒカリにあったのがここだったから、最後にもう一度ここでヒカリに会いたかった」と。
そしたらいきなりがばりとハグされてしまった。
これにはこっちが驚いたと同時に、こらえていた涙腺が瞬間崩壊してしまった。

「場所がかわっても、名前が変わっても、またいつかきっと会えるよね」

そう行った時、耳元で彼がかすかな声で「うん」と言ってくれたような気がした。

「信じてるから、絶対また会えるから」

「うん」



空耳だったかもしれない。ただの息継ぎ音だったかもしれない。
でもワタシがウルトラマンを好きでいる限り、
そして彼がウルトラマンであり続ける限り、きっとまたどこかで軌跡が交差するはすだ。
それがいつになるか、どこになるかはわからない。



人は誰でもウルトラマンになれるわけではない。
スーツの似合う体になるには、生まれ持った骨格の良さ(=身長ではない)と、
スーツのテンションに打ち勝つだけの筋肉が必要だ。
増してアクションをこなすとなれば、
持久力と瞬発力という相反する能力を同時に共に身につけなければならない。

しかし人を最もウルトラマンたらしめるのは『魂』である。



どれほど均整のとれた肢体を持っていようとも、
ウルトラマンの『魂』を以って子どもたちに相対することができなければ、
それは単なる可動生体フィギュアに過ぎない。
カメラを向けられたらポーズを取り、手を差し出されれば握手をし、
声援には手を振って応えることから始まって、
やがて自分の纏うスーツのキャラクターの個性を考え、
マニュアルに従うのではなく、キャラクターそのものとしての対処&行動することができて初めて、
可動生体フィギュアに『魂』が宿るのである。



そしてワタシは今、ウルトラマンというキャラクターだけではなく、
そう在りたいと願う『魂』に出会うことを無上の喜びとしている。
そして彼らの『魂』と、それを愛する人々と、
ウルトラヒーローのいる世界に生まれた子どもたちのために、
一日も早く、新たな光の国出張所が開設されることを祈っている。

そこは日常の隣にある非日常の世界。
喧騒と焦燥をしばし忘れ、自身を守るための鎧を脱ぎ捨て、
守られていることに安堵し、次なる試練を乗り越えるためのパワーを分けてもらう場所だから。

スタジアム梅雨期間限定企画・ジャミラにあえるかも~♪

2012年06月21日 20時49分29秒 | ウルトラ
梅雨入りと同時に告知されたらしい、緊急企画!
でも気がついたのは15日の夜になってからだった。
翌日の天気予報は雨!ジャミラに会えるかも???




はい。土曜日はがっつり朝から土砂降りでした♪
なので「ウルトラQ」のテーマに乗って、予告通りジャミラ登場!

ぢゆんこ「わーいジャミラだわーいわーい」
ジャミラ「えへへ。お初にお目にかかります」




ぢゆんこ「雨雨降れ降れ♪ も~っと降れ~♪」
ジャミラ「・・・えっ!」




ぢゆんこ「よし。ジャミラ、お散歩に行こう!」
ジャミラ「いやいやいや、私溶けちゃいますんでそれはちょっと・・・」




ぢゆんこ「えーいいお天気だし行こうよー」
ジャミラ「いやいや、あなたそれ洒落になってませんから!」


ジャミラに会えるのは梅雨入りから梅雨明けまで。週末の土曜、日曜のみ。
前日の天気予報が雨の場合のみだそうです。
詳しくは手取フィッシュランドのホームぺージでご確認ください。




Blue Light Valentine

2012年02月23日 21時38分08秒 | ウルトラ
なんで今頃・・・(つ∀`)
と、聞かれもしないのにあえて答えるなら、それは決算期だから。

半年に一度、盆明けとバレンタイン明けにやってくるのが恐怖の決算棚卸。
もちろん一日で済むはずもなく、2月になったら粛々と準備を進めなくてはならない。
なのでぶっちゃけバレンタインどころの騒ぎではないのだが、
幸いなことに義理だ義援だ本命だと、あちこちにバラまいて浮かれるような年頃でもない。

しかしヒカリだけは・・・ヒカリだけはおろそかにするわけにはいかないっ!

当初は平日のウルトラスクールで、優雅でお優しいヒカリ先生に・・・むっは~(^m^*)
とか、我ながらけしからんことを企ててたんですがねー。寒波がねー。
週間予報がとんでもないことになってましてですねー。
やむなく急遽予定を繰り上げまして、
この日のウエルカムに登場するヒカリに渡すことになった次第であります。

ええ。まだ余裕で1月上旬ですが。

その1月の出来事をなんで今頃・・・と、また聞かれもしないのに答えるならば、
そらもちろん思い出してニヤニヤするためでおますがな。うへへ。




あー画像はフォトアルバムからの抜粋=使い回しです。




ヒカリさ~~~~~~~ん♪




何度でもいう。飽きない。
何度会っても飽きない。
いくらフィギュア買っても飽きない。




至福のひとときである。長時間の自走運転もなんのその~




貢物は「浮遊する惑星チョコセット」であります。
地方でリーズナブルなお値段で買えるものとしてはかなりウルトラ向けかと思いまして。
一つ上の画像を見ますに、喜んでいただけたようでなによりであります。ふひひ。




自宅においても常時このありさまなのだが、
それでも行きたいスタジアム。尚更会いたいヒカリなのであります。
続報といたしましては、この後ツルギのPBM!も届きまして、
今は改造修正を終えて、ヒカリの反対側に飾っております。

そういえば昨年は八尾まで「銀河帝国」見に行って、
その後ジャングルのマックスに渡したんだよねー。
あれも1月早々だったよねー。
やむなく次期を外した超フライングバレンタインせざるをえないのだが、
結果的に、誰よりも早い、今季一番乗りチョコになっているわけで。きゃは。


ということで、3月上旬まで尾を引く年度末決算期の、
忙中閑有りなひとときの現実逃避に浸っているぢゆんこでした。




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