巨大ヒロイン・コミック計画

3DCGを使ってデジタルコミックの電子書籍化をめざすブログ

仮面のモデリング(13)

2015年12月06日 10時26分58秒 | 3D作業


 ここ数日、別の用事に時間を取られていましたが……本日、デジタルコミック制作準備のレポートの再開です。

 マンガ版『ウルティマ・ゴッテス~巨人娘~』に登場するウルトラメガミの仮面モデリング、その13です。




 ようやく仮面のオブジェクトが完成へと近づきました。
 ここから仕上げの段階へと進んでいきます。





 ◆作業内容が少し逆戻りしますが、これはUVマップ作成により仮面に色を付け始めた段階です。





 ◆最初に色を付けた状態です。この段階では、まつげはムラサキ色にしていました。





 ◆発色が暗かったので、アンビエントを明るくしてみました。





 ◆下絵のボディと比べてみても、色のバランス的に大丈夫そうだなと思いました。





 ◆目と額のクリスタルも色を付けてみました。しかし目については単調な感じがするので、やり直したほうが良さそうです。





 ◆というわけで、目の色を元に戻してやり直します。





 ◆目をウルトラマンみたいな目にしたかったので、目のポリゴンを何層かにし、それぞれの色の設定を変えていきます。





 ◆自分でも憶えきれないくらいにパラメータの数値を変更しまくって、何とかそれらしくなりました。





 ◆角度によっては見え方に不満がありますが、パラメータいじりに結構疲れたので「これでいこうよ」ということにしてしまいました。





 ◆途中で、まつげもムラサキから青色に変更しました。





 ◆全体的に可愛くて弱そうなウルトラヒロインになってきましたね(笑)。
  ドラマ上では、すごい強いヒロインのはずなんですが……。しかし却って、そのギャップが面白いかもしれません。
  ……と、勝手に都合良く解釈してしまいました(苦笑)。





 ◆というわけで仮面の配色は、これで終了となりました。

















 さて、続いての作業は仕掛けの部分……「表情の作成」などです。

 形状の作成が終わっても、まだドラマ作品に出演するには物足りません。
 つまり、感情表現を行うための表情づくり(パターンを多く作成すること)が必要となります。その作業が、ここから延々と続くのです。





 ◆顔の形状を複製して、モーフターゲットの作成に入ります。





 ◆地味に頂点をひとつずつ移動させて、目を閉じたバージョンを作っていきます。





 ◆目を閉じた状態の顔が出来上がりました。これを登録して、うまく表情が変化するかどうか、テストをします。

















 ◆このように薄目の状態も作れます。



 これから他にも、表情のパターンを作成していきます。
 結構これが面倒くさくて時間もかかります。

 他にボーンを入れて、骨を筋肉代わりにして表情を動かす方法もあるのですが、今回は面倒くさいけども慣れている方法でやりました。


 というわけで、しばらくそうした地味な作業が続くことになります。


 ではではまた! ^▽^/