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巨大ヒロイン・コミック計画

3DCGを使ってデジタルコミックの電子書籍化をめざすブログ

【第2話】怪獣の都市破壊シーンを制作中です

2021年02月12日 18時42分50秒 | 3D作業


怪獣の襲撃シーンを制作中です。


何とか「シン・ウルトラマン」の公開までに第2話が完成したらいいなぁという願望を目標にしながら頑張って作っています。

前回とあまり絵的には変わりませんが(同じシーンを作っているから当たり前ですが…)、高速道路での怪獣襲撃のシーンはとにかく長いのです。

 


主人公の乗る車を狙う、宇宙怪獣へラーム。

それに対して車の中での会話シーンもあります。

 

車の内部のシーンのメイキングでは、このように撮影(レンダリング)しています。

カメラを狭い車内に入れるとカメラポジションやアングルを決めるのに苦労します。
3Dオブジェクトは突き抜けるからです。
例えば後部席を撮影しようとしていたら、運転席の背もたれにカメラが埋まってしまって、画面が真っ黒になってしまったり……。
とにかく自由にカメラを動かしにくいのです。

ですので。
邪魔なものは外してしまおうということで、撮影に使っている車の3Dモデルは分解できるようにしています。
つまり、ドアや天井を取り外したりして、カメラが引いても写せるように障害物を取り除けるようにしたのです。

 

画像では車のフロント部分を外して、カメラが車内を移しやすいようにしています。
運転席では、佐和子ママはハンドルだけしか持っていないとかね(笑)。

 

 

後部席だけを写したいときは、佐和子ママに運転席ごとどいてもらって、後部席をストレートに写せるようにします。

 

また車の左半分を外して撮影することもあります。

 

場合によっては天井もはずしてしまいます。
カメラがフカンから写すときは、車の天井がないほうが撮影も便利だからです。

 

 

 

 

 

怪獣が現れたことで、人々は乗っていた車を捨てて自力で逃げ出します。
こういったモブシーンはデータ量が多くなって重くなるのですが、作業自体はいかにも怪獣映画を作ってるみたいで楽しいです。
ああ、ビデオカードを高性能に買い換えて、メモリもまた増設しなきゃ…… (^0^;)。

 

 


話変わりますが、日曜劇場の「天国と地獄~サイコな2人~」が面白いですね。

これは男女入れ替わりのサスペンスドラマですが、もし宇宙人と地球人が入れ替わったら……というSF的な設定だと、どうなるんだろうと参考にしながら観ています。
私の作品の「ウルティマゴッテス ~巨人娘~」も、変身ものではありますから、こういう設定のドラマはとても参考になるんですね……。


ドラマとしても面白いのでオススメです。

 

◆「天国と地獄~サイコな2人~」公式サイト
https://www.tbs.co.jp/tengokutojigoku_tbs/

 

 


また今週末の日曜から始まる大河ドラマ「青天を衝け」も楽しみですね。

 

◆大河ドラマ「青天を衝け」公式サイト
https://www.nhk.or.jp/seiten/

 

 

 

 

 

 


第2話の制作を続けています!【怪獣が高速道路を襲うシーン】

2021年01月29日 14時44分12秒 | 3D作業

 

世間は「ゴジラVSコング」や「シン・ウルトラマン」の特報で大変な賑わいを見せていますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

私も仕事の忙しい合間を縫って、自主製作に励んでおります。

個人制作の電子書籍マンガ「ウルティマゴッテス~巨人娘~」の第2話の制作は順調に進んでいます。


本日は前回の続きを少しご紹介します。


主人公の乗る車が逃げ出したので、怪獣へラームが飛び越して高速道路上に着地して行く手を塞ぐというシーンです。

 


崩壊する仕掛けの部分に、怪獣を落下させて破壊します。
この辺は、本当に日本の特撮をやっているみたいで楽しいです。

例えば、3Dの作業をしていると、特撮スタッフたちの声が脳裡に響いてくるんです。

「もっとロープ引っぱって! 怪獣を吊り上げて!」
「壊す箇所は、ここでいいの? もっと手前がいいんじゃない?」

 


「カメラの映り、どうですかあ!?」
「うーん、大丈夫かも! そこでいいよ! それより後ろのビル、左側に移動させたほうがいいかも?」
「えっ? どのビルですか!?」
「こっちこっち!」

 

……なぁーんて、スタッフの声が頭の中に響いて、妄想が広がります。

これが、ひとり3Dの楽しさですね!

ひとりでパソコンに向かってるだけなのに、なぜか皆で作ってるような想像に浸れる……!

それが楽しいのです。

 

完成画像のひとつです。

 

 

結構いい感じです。

 

 

続いては、車から降りて逃げ出す人々の配置です。

モブシーンになりますね。

実際に怪獣が現れたら、渋滞中で動けない車を捨てて、走って逃げる人は多いんじゃないかと思います。


本編中でも、主人公たちの車の周りを大勢の人々が逃げていきます。

 


作業は、まず主人公たちの車の中(キャラにポーズや表情をつける)の作業を行い、そのあとに、


外を走る人々のモブキャラを加えていきます。

 


大混乱している感じが出ていて、狙いどおりのシーンになりました。

 

 

こんな感じで、ゆっくりとですが進めています。

 

今回もご覧いただきまして、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


第2話を製作中です【怪獣の都市破壊シーン】

2021年01月15日 15時39分10秒 | 3D作業

 

個人制作の漫画「ウルティマゴッテス」(巨大ヒロインもの)の第2話を制作中です。

 

 

現在、怪獣による都市破壊のシーンを作成しています。

本日は、その過程をご紹介します。

 


まずは高速道路に、主人公たちの乗る車をセッティングします。

 


スケールを合わせて、他の車とともに配置していきます。

 

ストーリー上、渋滞しているという設定なので、たくさんの車を並べていきます。

 

一台ずつ並べていきます。

 

続いて背景となるビル街も並べていきます。ここから特撮ステージみたいになっていきます。

 

どのビルを手前に持ってきて、どのビルを奥に移動させるか……。

 

ウルトラマンや戦隊モノの特撮ステージでやっていそうな作業を真似しているみたいで、楽しくなってきます。

 

渋滞する車もだいだん増えてきました。

 

こういったアングルだと、不思議と怪獣が出てきそうな雰囲気が出るんですよねー。

 

というわけで、へラーム(第1話から登場した怪獣)の3Dモデルを置いてみます。

 

千葉の海から上陸してきた怪獣へラームが、東関東自動車道に接近してくるというシーンです。
ちょっと配置しただけでも、それらしくなってくるので楽しさがUPします!

 

ローアングルにすれば、まさに怪獣映画らしさが出てきます。

 

これはもう、子供の頃の砂遊びのノリに近いですね。

 

というわけで、カメラアングルの検討です。
フレームを決めて、好みのカメラポジションを探ります。

 

いろんなアングルから撮りたくなる……。
この時点は、カメラをいろんな角度に動かして堪能します。
おそらく私はこれがやりたくて、この作品を企画したようなものだと言えます(笑)。

 


続いて高速道路の一部を破壊すべく、切り込みを細かく入れていきます。

 

ヒビ割れして、砕けるようにしていきます。

 

こうした仕掛けは、特撮作品とやっていることが同じですね。
そう思うと楽しいです。

 

というわけで、中にも「ガラ」を詰めていきます。

「ガラ」とは建築用語の一種で、産業廃棄物や建設廃材の総称。レンガやコンクリートブロックを砕いたものや、木の柱や杭の木切れなど色々なものを含む。
……だそうです。

 

さて……。

どのくらいガレキが飛び散ってくれるか、期待しながらエフェクト用の本番(データ取り)を行います。

 

横から高速道路に割り込んでいく怪獣!
主人公たちの乗る車を狙っています。

 

勢いよく壊れてくれます。
ガレキも数多くはじけ飛んでくれています。

 

シミュレーションのデータを取れたので、巻き戻してチェックします。
まずは元の位置から再スタート!

 

怪獣が高速道路に体重を乗せて、崩壊させていきます。

 

どんどん、のめり込むように進んできます。

 

ズズズッと、怪獣も横移動です。

 

破壊も大きく進行していきます。

 

バキバキバキーッと、音が聞こえてきそうです。

 

 

カメラアングルを変えて、テストレンダリングしてみました。

 

レンダリング開始です。
いろんなパーツに分けてレンダリングし、最後に合成します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じで、第2話の製作は進んでいます。

 

完成はまだまだ先ですが、のんびり頑張っていきます。

 

またご覧になってください。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 


遅くなりましたが、ブログでの新年のご挨拶です

2021年01月06日 23時52分11秒 | 3D作業

 

ツイッターでは簡単に挨拶を済ましておりましたが、こちらのブログではまだでしたので改めて……。

 

昨年は、当個人制作の製作過程をご覧いただきまして、ありがとうございました。

本年もコロナで大変ではありますが、いずれ収束する日が来ると信じて頑張ってまいりましょう。
よろしくお願いいたします。

 

さて、今年は巨大ヒロイン漫画「ウルティマゴッテス」の第2話完成をめざしてまいります。

現在は壊れたパソコンに納められていたデータの数々を復元しているところです。

まずは第1話に登場した怪獣へラームの再生作業です。

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、舞台となる東関東自動車道(千葉マリンスタジアムの近く)の高速道路のセット「3Dステージ」の復元です。
……といっても、ほぼやり直しとなるため、イメージは異なります。

 

 

 

 

こんな感じで、今年も頑張っていこうと思います。

では、本年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 


国防省地下の作戦室シーンを制作中です!

2020年11月22日 11時39分26秒 | 3D作業

 

国防省地下の作戦室シーンを制作中です!

 

 

制作を開始してから、デジタル漫画(電子書籍 Amazonキンドル漫画版「ウルティマゴッテス」第2話)のコマを3DCGでレンダリングする作業が続いています。

 

当作品は、オリジナルの巨大ヒロインが活躍する一般向け怪獣バトルファンタジー作品となります。

※左側のリンクに現在販売中の「小説版」と「マンガ版の第1話」の商品ページへのリンクがあります。
※だいたい100~300円くらいの低価格にしてあります。
※リンクに飛んだら、いきなりカートに商品が入っていたなんて悪い仕掛けはしていませんので、ご安心ください(笑)。

※どんな商品ページかと興味を持ってアクセスしていただけるだけで充分ですので。

 


さて……。


この連休中に作業しているのは、第2話の冒頭、「国防省・関東方面(旧東京)統合作戦指揮所」のセットにキャラクターを芝居させているシーンです。

怪獣出現の報せを受けた作戦指揮所に緊張感が走っているシーンなので、全員が引き締まった表情をしています。

 

ひとりだけ、不敵に笑っているのは統合幕僚副長の立花礼子さんです。
指揮所の女ボスですね。

 

イメージとしては「シン・ゴジラ」の余貴美子さん演じる「花森麗子」防衛大臣になります。
花森大臣が大臣としてじゃなくて現場にいたら、どんなアクティブな感じだろうと想像して作ったキャラクターです。


ちなみに、第1話での登場シーンはこんな感じでした。

ひたすら硬派に今後も活躍させていきますので、そちらも楽しんでいただけたらと思います。

 


ではでは、また。