うっかりゆきべえの日記2

ゆきべえの日常のウッカリや、愚痴を吐き出す場所

人の優しさ、温かさ

2011-03-16 09:35:42 | Weblog
引越しの2日後、いつもと変わらぬ朝で

いつもと同じように家を出て、引っ越し後だったからいつもより早めに家を出た


あと1週間で仕事を辞めてしまうので、ひとつひとつ噛み締めながら働いているところでした




午前中の仕事が終わり、お昼の12時頃に先輩と食堂でご飯を食べて

午後の仕事の準備に入った




午後からは、安全帯というベルトをつけての高所での仕事だった。

結構な高さの場所で、そこには高所作業車で登って
安全帯はスタッフに付けてもらって
高所作業車は、また私の仕事が終わったら下ろす為に来てくれる事になっていました。


別に、いつもやっている仕事だし

怖いとか思ったこともないし、普通に仕事していたのですが



その日は眠くて、半分眠りながらの作業






そして・・・。





・・・地震発生・・・





普段から、風でガタガタ揺れるようなやわい作りの場所なんで

最初は、「そんなに風強いかなぁ?」


なんて勘違いをしていたのですが





次第に揺れがかなり大きくなってきて、なかなかおさまらず
おそらく2分近くは揺れていたんじゃないかと思うくらい揺れていて



普通に地上で仕事をしている人達が
「キャーキャー、地震だぁ」
って騒いでるのが聞こえて

なんせ、やわい作りのわりに高い場所に居たんで

いつ、柱が折れてまっさかさまに地上に叩き落されるか分からない恐怖と
安全帯につながれているので、これを外さないと逃げられないし
自分で外せない(外し方が分からない)
という体を制約されている状態に


私は少しパニックになってしまっていた





だんだん息が苦しくなってきて、過呼吸になりかけてしまった。

落ち着け、落ち着け、って自分で自分を励ましながら助けを待った。




しばらくたって、高所作業車が私を助け出しに来てくれたんだけど

凄く長く感じた。

なんせ、やわい場所に居たので地震がおさまってもずっと揺れ続けていたんですよ



高所作業車が、私の所に来て
「大丈夫ですか?」
って言ってくれた時に
泣きながら
「大丈夫です。」
と答えた。
全然大丈夫じゃないじゃんね







地上におりてから
同期や先輩が
「とにかく、ホントに無事で良かった。怖かったよね。
ホントに怖かったよね。よく頑張ったね。」
って言いながら、きつくハグをしてくれました。


なんか、みんなの温もりや優しさと共に
私は生きてるんだな、みんなに支えられて生かされてるんだな
って凄く感じて
また涙が止まらなくなった




震災から、5日経ちましたが
東北の方々が、大変な生活を送っているのをテレビで見ると
ホントに心が痛みます




食料とか、水とか
いつもあって当たり前だったものが無くなって
どこにも出られないのに、今居る場所はいつ余震が来るか分からない状況で
怖いのに逃げられない。
精神的なストレスで、潰されそうな状態でも
お互いを思いやったり励ましあって生きていて



涙が出ます。





続きを書きます。次の日記も読んでください。

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