愛犬

2014年03月19日 | 愛犬のいる暮らし
2002年3月生まれ



小さいころのうーは、呼んでも戻ってこないし、
近寄ってリードをはめようとするとダッシュで逃げるので
車にひかれない様に絶対リードをして目を離さなかった。

それがいつの間にか呼べば振り向き、話を聞くようになり、
リード無しでも見える所にいるようになって会話のできる関係になった。

1歳になる前にキャンプデビューして、初めてのキャンプ場では
セッティングを始めるとなぜかその周りが自分のテリトリーと思うのか、
他のキャンパーがちょっとでもその見えない境界線上に入って来るとワンワン威嚇して、
誰か来たよって、私達に教えてくれた。
広いキャンプ場ではその範囲も広く、狭い所では教えもしないのにそれなりの狭い範囲が彼のテリトリーになった。


うーが来る前は二人で温泉旅行によく行っていたので
彼が来てからも月一くらいで娘と留守番をさせて旅行は続けていた。
けれど、待っている顔を思い浮かべると置いて出かけることもだんだんできなくなって
かといって、ペットOKの宿は他の犬のにおいでうーが落ち着かないのでそれもやめて
どこでも一緒に行けるようにトレーラーをひっぱる事にした。



そのトレーラーで各地の温泉や九州にも行った。




いつでもどこでも自由に走って、遊んで、
2008年に開拓を始めた小諸も彼が自由に遊べる場所になった。



小諸では、初めはどこか行ってしまうのではと心配で、
うーだけの境界フェンス(高さ50センチくらい)を両側につくった。
けれどそんなにどこでも行くようなことはしないで、いつも見える所を散歩して
うーにとっては居心地のいい庭になったんだと思う。



今までにも、急に歩かなくなってこちらを見上げて訴えるようなしぐさをすることが3度ほど有った。
病院に行き、ダックスに多い椎間板ヘルニアの事をそれはもう宿命的に多いのだと聞かされた。
3度とも薬の投与とゲージレストを言い渡されてた。


先生からは絶対にソファーなどに飛び乗らせない事
階段は絶対ダメと言われていたのに
痛みが消えればうーは普通にソファーで寝ているし、椅子にも上る。
階段だけは上下に扉を付けて行けないようにしていたけれど
必ず2週間はゲージへと言われていたのにすぐ普通に戻っていたのでゲージには入れなかった。


今回は4回目。
うーの右足が動かない。
左足も麻痺が始まっている。
病院では、ステロイド剤の大量投与を三日続けて試すか
外科手術をするか、二者選択を迫られた。先生の見解を聞いても最後の判断は親。
ステロイド投与は明らかに副作用が起こり肝硬変・糖尿病・等等全部は言わなかったけれど
多くの副作用が必ず起きると言われた。
外科手術は全身麻酔で背骨を削る。
治るというのは今の症状が進まないという事で元どうりにはならない。
また再発の可能性も高く、治らないこともあると。。。。


どっちに転んでも明るくない。

しかも大学病院は学校のように春休みに入ると。
発症から48時間以内の処置が必要と書いてあったのに、今日申し込んでも手術は2週間以上後になる。


迷路に入り込んでしまった。



8時間以上過ぎているとステロイド投与のパルス療法の効果も薄くなるらしいが
既に今日で40時間ほど。
時間の経過とか効果とか解らない事ばかりだけど、ともかく治す方法をやってみるしかない。


パルス療法、一日目終了。



はじめてのエリザベスカラーが嫌らしい。でも綺麗なブルーだよ!
腕の点滴の針が刺さっている包帯も綺麗なムラサキ!かわいいよ。
初日の投与でいきなり効果が出る子もいるらしいがうーは変化なしと言われた。
先週までは普通に走っていたのに。
意地悪く見えない所で進行してたなんて・・・
もっと早く階段を禁止すれば良かった。
ソファーなんか捨てちゃえばよかった。
もう後悔しても遅いのかな、本当に元には戻らないのかな、小諸で遊べないのかな、
痛くない辛くない方法はないのか。


なんて、
ウダウダ考えて沈んでいても意味がない。

いい方向にいけるように頭を切り替える!
いままでの生活とは違う、新しい生活を見つけて
そこをめいっぱい楽しいものにして、、それが我々3人の第二の出発なんだなと思う。

ハーレーダビットソンみたいなカッコイイカートを作ってあげる!








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