endy's teapot

今朝のSKshow!

今朝のSKShow(4/24)

2004年04月24日 | skshow
セマンティックスには踏み込まないことにしているが,
今日の一つ一つの小さな各論は「そうそう」とことが
巧みに積み重ねられている.

・中心人物:北朝鮮
 報道からの事実の紹介
→事実を積み重ねて.中心人物の負のイメージを強調している.
→「といえば」ここで,中心人物の「中心人物」とのつながりを
 ひもといて次の話題へとつないでいる
→「といえば」(北朝鮮→爆発→直前に通過した主席→首脳会談)
 とつないでいる.「といえば」なのだが,ひねりや意外性はなく誰でも先が見える順当なつながり
→実は中心人物:ウリ党
  「北に甘い」ということが言いたいパラグラフ.
 だからこのパラグラフの結論はあまりない.
→「といえば」
 北朝鮮はそのままで中心人物を日本に変更
 話題も変更
 これはオーソドックスな場面展開
→筆者の考察
 結論というより,考察のまま終了.後は読者の読後感に任せるというスタイル.ぐーと主張するコラムが多い本欄だが,このように余韻を残したというか,話の途中で終わることは,一般的にコラムは特に悪いとは思わない.

構造におおきな破綻や飛躍もなく,まとまりのよいコラム

余談的なことを一つ補足します.
このコラムは連帯修飾語に論旨や構造と無関係に
普段の主張が込められているので要確認である.

例示をしめすのも誤解を生むときもあるので気をつけなければ瀬いけないが,たとえば
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「太った田中は息切れしている」という文章があったときに
筆者は息切れしていることはどうでもよく,「田中は太っている」と改めてここで訴えている
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というような場合がそうで,小さな構造だが,この構造はよく見かけるので要チェックです..