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この世に生まれたからには、精一杯生きてみよう

北海道から帰郷

2006年12月15日 | 家族
     

     北海道の修学旅行から昨日、長男が帰って来た。

 最後はバスの中での5時間くらいの旅だったが、私の車に乗るなり「暑い」と。理由は1時間半も学校のそばの駐車場で待たされ、暖房をつけていたからなのと、北海道の寒さに比べればとの感想である。

 予定では9時に学校に到着するはずだった。しかし、到着したのは10時半。待っていた保護者からブーイング。それもそうだ。バスの到着が遅れる場合は、修学旅行用の連絡網が前もってつくられており、その順番で連絡するようにとの指示があったからだ。

 1時間半も待たされて、結局連絡があったのは待機していた車の中。「今、高千穂を発ったと言いますから、あと1時間はかかります」と。学級委員なのか、学校関係者なのか、女性が雨の中、案内に回っていた。何十台と車はつながり、1台1台窓を開けて案内する姿には頭が下がる一方、どうしてもう少し早く連絡ができないのか、と腹立たしさで一杯だった。

 今の世の中、ほとんどの家庭に携帯がある。それらの情報網によってすぐに情報は伝達される。遅くなる場合は、と前もって連絡網(用紙)があるのに、どうしてそれを利用しない。正直意味がない連絡網と学校の体制にはあきれた。

 ほとんどの家庭が各々の子を学校周辺の道路で待たされていたわけだ。その光景にびっくりして付近の住民からも通報があり、パトカーが見回ってきた。

 「何の集会ですか」と。「いえ、子どもの修学旅行の迎えです」と。「あ~そうですか」。

 みんな迷惑。雨のため車で暖を取れば、当然排気ガスは増え環境汚染につながる。しかも燃料費も増える。そして一番は貴重な夜の時間である。9時から10時半までの1時間半は通常は仕事場から帰って来る時間かもしくは、帰ってすぐに風呂に入ってホッとしている時間である。その貴重な人生のひとときを申し訳ないが、連絡網さえしっかりしていれば有効に生かせたわけだ。何のための連絡網なのか、必要のないものはつくるな。と言いたい。学校も学校で遅れてくる時間が分かるように誰か待機させとかなきゃ。現地の先生や代理店などから連絡があれば、保護者からの問い合わせでも対応できるように。全く反応なし。校舎は灯りがついているのに。

 生徒を無事送り届けようとする引率の立場も分かる。しかしどうだ、今回のお粗末な対応。これで保護者から注意を受けても何も言えまい。猛省していただき、次回の旅行や今後の学校運営の教訓としていただきたい。

 唯一の救いは、長男のお土産だった。これでつまらない土産だったずっと落ち込んでいたと思う。





  写真は左から弟へのお土産。お菓子大好きだ。彼は。
 
  中央は、妻へのピアス。

  右端は私へのビールの味のするキャラメル。

   何故?。アルコールの土産は一切禁止だったため、気を利かして私の大好きなビールの名のつくキャラメル。

  えへへ、時間かけて一人ゆっくり味わって食べようかな。