空も大地もうごめき、ウゴメク。

この世に生まれたからには、精一杯生きてみよう

修学旅行

2006年12月10日 | 家族


    高2の長男が今朝、修学旅行に出掛けた。行き先は国内組の北海道。一方、国外組はオーストラリア。国際人文学科の生徒はすでにオーストラリアにいて、ホームステイ2週間の真っ最中。

    朝、4時45分家を出て、大分まわりの高速道路に乗って福岡へ。飛行機で福岡から新千歳空港まで。13時20分には北海道に着き、明日と明後日は午前2時間、午後2時間の計8時間、スキー講習がある。南国生まれの生徒たちだけに雪が降り積もっている光景はおそらく初めての者が多いと思う。まず、当地宮崎は雪が降ることも少なく、積もることなどは数年に1回あるかないか、それも表面に薄っすら白い雪かなのか霜なのか分からない程度の雪だ。スタッドタイヤはおろかチェーンなど装着したこともないドライバーがほとんど。

   ところが、1時間もする高千穂町は毎年が雪が降り積もり、大半の家にはタイヤチェーンがおいてある。海岸部の延岡と山間部の高千穂、さらに奥に行くと五ヶ瀬町という日本最南端のスキー場があり、もし降り積もっている雪を知る生徒がいれば、それはここ五ヶ瀬スキー場での経験があるものだと思う。

   以前のブログにも書いたが、同じ県内でも温度差が激しく、南国でも降雪地帯を持つ本県ならではの地形である。


   さて、今朝長男を車で送って学校に行った。到着一番乗り。「何か自分が一番張り切っているようだね」と後部座席で妻との会話を聞いた。「そうじゃないのかな」と内心微笑んだ私。学校のジャージの下をクラスに忘れてきており、昨夜は担任の先生に教室を開けてほしいとお願いしていた。その時間もあって早めに到着した。先生も「おいおいしっかりせよ」と笑いながら了承してくれたそうだが、「これで先生に借りができた」と長男。その恩はしっかり勉強で返すようにと、念を押していた。妻は旅の途中でも「ハイと缶コーヒーでも渡したら」。それこそ失礼ではないかとも思ったが、生徒と先生の関係はその程度のものでも良いのか、と私は何も言わなかった。

  4泊5日、旅から帰ってくるのは14日(木)21時頃。日程では1日、小樽市内と札幌市内の自主研修(自由行動)がある。広大な台地での経験に何を思って帰ってくるのか、土産話が楽しみである。