トレインタッチ

徒然なる想いを31文字に添えて

2016年3月26日の再掲載

2022-09-25 18:21:34 | 日記
         「伝言板届かぬ想い書き記す
                31字詩のトレインタッチを」



 寒い気温の中
 桜は咲く時を待って
 やっとチラホラと
 咲き始めた
 火曜からの暖かさにノッテ
 一気に咲くだろうから
 来週末はどこでも花見が
 見られるだろうと

 その駅には
 今ではあまり見かけないと言う
 伝言板が置いてあった
 一度その伝言板に
 13字の詩を
 書いて来ようと思い
 どんなのかと
 見に行った事がある
 ただ電車が通過する度に
 その通路を行き交う人が
 たくさんいて
 とても描けるような
 状態では無かった

 結局この話は
 その後も
 実行される事も無く
 現在まで至っている
 
 今となっては
 懐かしい想い出となって
 記憶の中に
 塞がれている
 
 何処かで
 気付いて欲しかった
 そんな想いが詰まった
 青春の伝言
 だったのかも知れません
 そしてこれが 
 トレインタッチの
 始まりだったのです

          初恋亭夢中
 

2016年3月25日の再掲載

2022-09-25 18:15:40 | 日記
     「離れてく時間と共に僕たちは
           大人になるんだ想い出の中で」

 今日からは
 一年前の元の職場へ
 一年位だから
 街の景色も それ程には
 変わってはいなかった
 それでも
 コンビニのおばちゃんは
 僕の顔も名前も覚えていた
 チョッピリ嬉しかったね
 
 離れてく、、、は
 前にも書いたものだけど
 僕の中では
 好きな詩の一つだし
 移り変わる春のこの時期に合った
 そして自分自身の異動にも絡めて
 再掲載しました
 
 離れてしまっても
 想い出の中では
 しっかり根付いている
 君への憧れ
 そして
 それらを踏み越えて
 お互い僕らは
 背伸びしない
 大人になるんだ
 そんな気持ちが
 込められているから

 お互いに
 新しい春の目覚めも
 これからも
 あるかも知れないし
 角度を変えて
 歩く事も
 必要になるんだ

         初恋亭夢中

2016年3月21日の再掲載

2022-09-25 18:11:44 | 日記
       「その髪も心揺るがすくちびるも
              僕のではなく触れることなく」



 肌寒さの残る夕方だ
 少し長く伸びた髪を切りに
 いつもの理髪店へ
 何度も経営者が変わった店だけど
 いずれもカットが上手いから
 続けて通っている
 髪型を気にするほどの年では無いけど
 自分の感性に合わないと
 次の調髪までブルーな気持ちになる
 今の処気に入っているから
 おじさん頑張って
 この店続けてね

 今週は何回逢えるのか分からないけど
 イズレニシテモ今週が
 想い出の最後の週に

            初恋亭夢中