トレインタッチ

徒然なる想いを31文字に添えて

魂が 荒ぶる詩よ 元気かい

2018-05-31 22:53:13 | 日記



     魂が 荒ぶる詩よ 元気かい
      そんな時代も 今は懐かし










 久し振りに渋谷へ
 東京の田舎者には
 この雑踏は懐かしい
 久し振りのライブは
 カジスオレンジと供に酔った

 夢や希望なんて
 とっくに無くしてるけど
 束の間の楽しさだけは
 これからも持っていたい

 悲しい程に連鎖する
 この逆行の世界は
 新旧交代を急かしてる
 
 救世主は何処に
 

    初恋亭夢中
 
 
 
 

よこ糸に たて糸二本 針運ぶ

2018-05-26 15:29:39 | 日記



     よこ糸に たて糸二本 針運ぶ
       こいという字に 想い縫い付け







 夕方からの天気の急変があるらしいけど
 曇り空暑くもなく 涼しささえ感じる風が
 近くの小中学校の運動会の生徒たちには
 良かったと思う
 


 生活のパターンが変わったこの頃は
 前ほどに創作意欲を掻き立てる詩も無く
 継続の力も薄れつつあるのが今の自分です
 だからおのずと古い詩を載せざるを得なくなつてしまう
 毎日更新している方々には尊敬のまなざしです

 ただ自分のブログだからこそ
 愛着のある詩だからこそ
 再掲しようと思っています
 アオハルが そこには残っているから




 上の詩は 紛れも無く通勤途中で出逢った彼女が
 こいの字を白い布に縫い付けるとしたら
 横に二本 で 「こ」
 縦に二本 で 「い」
 単純直進に針を縫い進めれば 恋になると
 そう思って作ったものです
 彼女や詩の背景がわかる人なら多分御存じかも知れません
 
 再掲を考えていた所に いつも拝見させて頂いている方の
 針糸の話が載せられていたので 今回はこれで行こうと思い

 
 二度目三度目になるから新鮮さは全く無いけど
 良かったら です


    初恋亭夢中


 

 
 

朝顔も 昼顔に似て さに非ず

2018-05-24 22:31:11 | 日記



     朝顔も 昼顔に似て さに非ず
       人生に咲く 運命の如し






 人それぞれに持つ運命は
 長くもあり短くもありて
 似てるようでも人それぞれ
 も少し昼顔みたいに
 長く咲けたら良いのにね






     靴紐に 願い込めたる 一等賞
       健闘むなしく ビリから二番目





 運動会が行われている所もあります
 こけないように靴紐きつく結んで
 走ったはいいけど 
 結局はビリから二番目
 でも頑張った君には
 美味しいお弁当が待ってるよ


   初恋亭夢中

 
       

 

救国の 掛け声だけが そこのけと

2018-05-23 22:26:25 | 日記



     救国の 掛け声だけが そこのけと
       中途半端が この国の民意









 世の中を憂いているのでは無いけど
 何か変 何か奇妙 何か笑い者
 そんな事が連鎖している

 何処を向いているのか
 サッパリ判らない
 
 そして結局 流れのままに
 歴史は作られるのだ
 
 上に立つ者は
 決して奢らない事が
 求められる
 
   初恋亭夢中

残り種子 もう一花の かすみ草

2018-05-19 22:22:22 | 日記



     残り種子 もう一花の カスミソウ
       想い出だけが 交差する夢






     青春の 人の逝き日に 顔上げて
       自分もいつかと 妻を感謝す






     




 風の強い日だ
 蒸したり 涼しかったり
 人生を送る一日が
 嗚咽を堪える日の一日の時も有る

 若い時の楽しさは
 青春という時空間の想い出に
 あゝあの頃が一番楽しかったのだと
 懐かしむ時が必ず来るんだ

 永遠のスターもヒロインも
 

    初恋亭夢中