「恋でなく 憧れに似て 愛でなく
八月の空 今日も晴れるや」
長かった休みも終わりへ
今年も何となく過ごして終わり
自分の人生 こんなもんかと
天候や 先々の運命に左右される
そんな夏休みだった
自分の意志にアガナイながら
こうして 人は全うするんだと
変に納得してる妙な自分が
シロがもう少し長生きしてたら
そんな僕を見て
ニャンと言っただろうか
初恋亭夢中
魂ゆらの 影を見つけて 黄泉の国
引かれ行くとも 呼び戻す声
田舎では旧盆の迎え火が
上の詩は前に掲載したものだが
この時節 思い出す事が
もうかなり前に旅立った母が
一度目の危篤に陥った時に
回復した際に言ってたのが
悟って渡ろうとした橋の向こうから
「来ちゃいけねー、戻れ戻れ」と言われ
こちら側へ目覚めたと
お盆になると
いつも思い出す
帰った時にはいつも出してくれた
あの 甘いトウモロコシと一緒に
初恋亭夢中
蜜月の 甘い香りに 誘われて
動詞も踊る 霹靂の椅子
え、っと驚きの発表でした
が、相変わらずのテレビ局
嬉しいことも 悲しいことも
この国のテレビ局には
ただの そうめん流しなのか
流してしまえば
それでおしまい
すくえようが 救えまいが
いけねー
また天邪鬼の詩
詠ってしまった
初恋亭夢中