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児童生徒 学級 学年 学校の取り扱い説明書

教育のことや子育て 不登校問題への対応等について、考えてみます。

年度初め 児童生徒 学級の取説 前回の続きです。

2025-04-30 08:45:35 | 学校での活動について
年度の始まりから1か月程度です。連休にも入りました。
この時期に必要と思われることについて、ライブ的に順を追ってUPしています。
今回は先のまとめをしながら、次のライブに続いています。
着実な実践で効果が出ると思います。

◎原理原則がなるべく生きるように工夫する。
 60~70パーセントでも理解している状態を作り出す。原理原則と言うような固いことばで表現しましたが、児童生徒の行動する基準と言ってもよいと思います。こう行動することがよくて、この行動はだめと理解し認識しているということです。対象が子どもですから、完全にそうなるわけではありませんが、基本的に守られるようになっているということです。

◎これを作り出すのは、先生の心持ち、意識・考え方が大きな影響を与えると思います。
 先生はモデルです。特に小さな子どもほどモデルにします。そこで、先生の人となり、態度や動きの在り方、基本的人間観、人間と言う存在をどのように見るかです。人間をいずれも成長する存在と考えるか、管理の対象とみるかで大きな違いが出ると思います。
 現実には、一定の管理も必要ですので、どちらか一方に全面的に傾くことではないと思いますが、基本的に人間は成長を志向する存在であるとの考えが大切と思います。これらがあいまってクラスづくりの基本になると考えられます。

 少し具体化しますが、本来成長を志向するのが基本である子どもが、意欲も少なく学習にも興味を示さないような状態が見られれば、それは何らかの成長阻害の要因が背景に存在すると考えられるのではないかと思われます。
 できればその背景要因を見つけ出したい、気づきたいとの意識を持っていることが必要になると思われます。背景要因を見つけ出すには、子どもとの関係を深くして、子どもの内面を見ることができるようになることが必要です。内面の理解なしに子どもの理解はありません。熱い心と冷静な目で対象をきちんと見ること、感受性を研ぎ澄まして見ることが必要になります。昔、心理学を勉強しているときに、大先輩から「咳一つで知れ感受性」と言う言葉を教えられました。咳一つにも多くの意味が込められている、あるいはこもっている、あるいは状況が示されているというような意味かと思いますが、先生は、一つの考えにこだわりすぎることなく、偏った見方になることなく、冷静に適切に相手を見てありのままの相手を感じることが大切だ、と言うような意味かと思っています。

 ◎名前は一番大切な固有名詞ですので、名前を読んであげる。
 このことで、相手への関心も示すことができますし、相手が求めている承認の欲求も満たすことができるので、とても良いかかわりだと思います。
 名前を呼ぶのは平等にすることも大切です。目立つ生徒、学習ができる生徒、何かと先生に近寄ろうとする生徒の名前を多く呼んでしまいがちになると思いますが、静かで目立たない生徒、何となく気になる生徒等の名前を、他より多めに呼んであげることが大切と思います。
 週に一度も名前を呼ばれない、声を掛けられないような生徒がいないようにすること。
机間巡視も適切にきちんとしましょう。教壇の上から見るばかりでは生徒の本当の姿は見えません。
机間巡視で生徒の状態を確認すること。
生徒の状態をきちんと見ようとする意識がある机間巡視が大切。
細かい指摘も机間巡視の中で、そっと落ち着いて行うこともできます。静かに生徒に近寄ることもできますので、この方法はとても大切な方法と思います。


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年度初めの学級(組織も)等の運営の具体化

2025-04-14 09:00:25 | 学校での活動について
今回も今の時期に必要なことをライブ的に記していきましょう。


 前回は、まず原理・原則をきちんとさせることが大切と記しました。おおむね80%程度の生徒がこれを理解してこれに従って行動しようとする状態になれば良いと思います。80点は5段階評価で「5」ですから、もうそれで充分です。100点取ろうなどと無理をしないことが大切ですよ。
 適度に適切な状態になっていればよいと思います。この理解を図る方法は、対象の年齢と先生の創意や工夫で行えばよいと思います。

 次は親和的なクラスですが、温かみと親しみ感のあるクラスは最高ですね。こうなると、自然に子どもの動きが多く活動的になって意欲的にもなると思います。子どもが自主的に動くので、先生もいろいろなことがやりやすくなると思います。ただ子どもですから時に行き過ぎになることもあるので、そこは原理原則に戻すことが必要です。
 雰囲気の良いクラスを作るには、まずは先生がいろいろな活動と働きかけをする必要があります。放っておいてもクラスは作れません。ある意味先生次第です。先生の考え方や行動、一挙手一投足で少しずつ作っていくのだと思います。けっこう大変かと思いますが、学期・学年の始めなのでやむを得ないかもしれません。ここできちんとできると、後が少しは楽になると思いますよ。冷静に着実に進みましょう。がむしゃらに力で押すことではないですよ。

 まずは考え方と目標ですが、前にこの時期に一番大切なことは「適応指導」であると記しました。適応指導は子どもを所属する集団になじませることでした。各子どもが居場所があって、話せる人がいれば適応していると考えてよいと思います。クラス集団が安定していて人間関係があり、相互の会話が適切にできているかと言うことと思います。
 この状態を作るために先生が動いていくことになるわけです。子どもたちにとって先生は一つのモデルですから、先生の状態や動きが子どものモデルになり、子どもが模倣していくわけです。
 それで、先生の意識や行動について触れていきましょう。意識の面では、少し抽象的ですが、先生は子どもたちに「積極的に関心を持つ」ことが大切と思います。この意識がきちんとあるかないかで、子どもの反応は大きく違ってきます。あれば子どもは積極的に先生に反応してきますし、なければぼんやりとした反応しか示さないと思います。先生が何をどのように考えているか、何を実現したくて何を実現したくないか考えていれば、それは即座に子どもたちに伝わってしまいます。子どもの心は思いのほか敏感で率直です。先生も人間で、表も裏もあるのが普通だと思いますが、「思い」の内容と質がとても大切だと思います。上に掲げたような良いクラスを作ろうとする意図は子どもにすぐに伝わります。
 先生が、子どもの成長力を信じて、各子どもを肯定的に見ようとすることもとても大切なことです。「肯定的な人間観」です。プラスもマイナスもあるのが人間ですが、プラスの点を見つけ出そうとして頑張り、プラスを活用しようとする子持ちも子どもにすぐに伝わります。子どもに積極的に肯定的に関心を持つことが極めて大切なことです。 
 まずは行動ではなく考え方や意識が大切です。それが先生の姿、行動に自然に現れてくるわけです。そして大切な栄養素のようにじんわりと子どもに効いてくるわけです。

 まだ具体的な行動ではありませんが、考え方や意識のことについて触れてみました。これを行動化するとすれば、今の時点では子どもをきちんと自覚的・意識的によく見ることだと思います。毎日、各子ども・生徒をよく見つめることが大切と思います。どのような特性を持ったせいとか、どんな良さを秘めている子どもか等を見つめる目をもって子どもにきちんと接していくことがまずは大切なことと思います。
 できれば視線を交差して見ることが大切と思います。

 今回はここまでにさせていただきます。次回からさらに少しずつ具体的なポイントに触れていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
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年度初めの学級等(組織も)の運営について

2025-04-10 12:15:35 | 学校での活動について
年度初めの学級運営(組織運営)のポイントについて

 新年度、新学期になりましたので、今の時期に必要と思われる児童生徒への働きかけについて触れてみようと思います。良かったら参考にしてみてください。
 また時期が変わりましたら、ライブ的にその時期その時期に必要と思われることを記してみたいと思っています。よろしくです。

 今日は、年度、学年の始めですので、今の時期に必要と思われることをUPしてみます。 学年・年度の始まりは、担任・児童生徒(以下生徒とします)共に初めての出会いの場合が多いですね。出会いは大切だと思います。
 人の印象は最初の6秒間ぐらいで70パーセントが決まるといいますから、本当に最初の出会いが大切です。
 先生の中には、最初にすごく厳しい面を無理に見せて、それで対象をコントロールしようとする人もいます。おっかないと見せて生徒を動かそうとすることですね。
 これはさてどうなのかですね。これも一定の程度効くのも学校と言うところの現実ではあるでしょう。体育会系の先生には、こんな人が多い印象ですね。ただこれは本来の教育目標からは外れているでしょうね。
 教育の目標は、自立的・自律的な生徒を育てることだからですね。この辺をきちんと理解しておくことがある程度の長い期間の場合に生徒が育つポイントだと思います。ただ言うことを聞くだけの生徒を育てても仕方ないですからね。

 本題に戻りましょうか。新しい出会いの中で、生徒は不安な気持ちになる、なっている生徒も多いでしょう。新入学の場合は特にそうですね。友達、会話のできる人ができるかどうかは、控えめな性格の生徒にとっては本当に心配なことと思います。
 ですので、この時期の最初の目標は、なるべく早く親和的なクラスを作るように努めることだと思います。親和的とは何となく互いに親しみ感が感じられて安心できるような状況のことです。ぎすぎすしたような状態が長く続くと、なかなか望むようなクラスにならないですからね。
 但しあまりに早く慣れなれしくなってもいけませんね。目立つ自己顕示的な生徒がクラスのリーダーシップをとってしまうのも長く見ると困ったことになります。
 程よくみんなが次第に打ち解けてくるのが大切と思います。浮き上がった子が目立つようにならないようにするには、
 先生が、クラス全体の動いていく「原理や原則」をきちんと出して、子どもたちの理解を促していくことが大切と思います。原理原則が無い、弱いと混乱したクラスになってしまう可能性があります。小さい子の場合が先生から出してもよいと思いますが、学年が上がるにつれて生徒の話し合いでこれが決められて互いに理解できるようになると一番強いと思います。ここはどのようにして理解を図っていくか、先生の工夫が大切なところだと思います。
 なるべく多くの生徒が参加して、考え、それで決められるとよいと思います。程よい適切な先生のリーダーシップが必要です。
 学級運営における先生の考え方をきちんと確認しておきましょう。但し非民主的なのは望ましくないのは当然ですよ。生徒が育ちにくくなりますから。粘り強く実践しましょう。

 次に、親和的なクラスを作ることですが、原理原則をきちんと出しながらも、時にユーモア感のある話を少しすることも必要です。先生の味を少し出しましょう。生徒がホットできる感じを大切にしてあげましょう。先生の人間味が大切ですね。ちょっと役立ちそうな世間話でも良いでしょうし、先生の経験談でも良いと思います。多すぎるのは良くないですよ。まだ学期の始めですからね。先生の個性はこれからも出せますから・・・。

 さて、生徒間の親和性を高めるのに必要と思われることは、互いに声掛けができることです。目立ちたがり屋さんは、すぐに声が出せるでしょうが、おとなしい気味の生徒はそれが難しいのですね。それで引っ込んでしまうわけです。この時期に声が出せないと後々までマイナスの影響が及ぶことがあります。生徒からすればクラスの中に居場所が無くて、交流する生徒もいないことは孤独の極みですから、本当にさみしいことですね。独りぼっちはつらいです。これが長く続くと、不適応の状態になりかねず、結果的に5月から6月頃になって不登校になることもあるかと思います。
 不登校の種はこのころから育っているのですね。不登校と言う種が育たないようにすることが先生の役割です。不登校が発生すると、先生は精神的にも日常の活動的にも制約や負担が生じて気苦労と余計な活動の苦労をすることになりますので、どちらも大変になりますので、不適応の状態を示す生徒がなるべく少なくなるように意識して活動指定ことが大切と思います。
 但し、不登校等の不適応の生徒が出てもそれは先生のせいではありませんので、ご自分を責めないようにしてくださいね。
 今の時代は、子どもが年齢に応じた発達が実現していない場合も多くあり、どれだけ注意しても不登校が生じる場合もあるからです。
 生じてしまったとき、生じそうな時のことはまた後で触れます。適応指導が大切ですね。

 親和的なクラスを作るポイントは、何と、「子どもが互いに話を聞きあえる」ことです。話をすることができるではないのですね。
 会話は、話をすることと、聞くことで成立します。話をするだけでは会話にはならないのですね。話をする人の話を、聞く人が最後まできちんと聞いてくれて会話が成立するのですね。話すことよりも聞くことの方が大切で、よい人間関係をつくる効果もあるのですね。
 話すのは「話をする」であって、一見すると能動的のように見えますが、能動的ではないのですね。
 聞くのは、よく考えると「聞いてあげる」ということで、聞いてやるすなわち能動的な行為なのですね。聞くのは何もしていないように見えて、しかしよく考えるとしてあげていることになるわけです。
 聞くことで相手の存在を認め、なお且つ相手をきちんと理解しようとする積極的で肯定的な関心・態度を示していることになるわけです。

 きちんと対応してもらえて、きちんと理解しようとする態度を示されることは、話す人にとってはこれ以上ない貴重な時間でかけがえのない経験と言うことですね。心地よい関係と言っても良いかと思います。

 先生は、生徒に「相手の話をきちんと最後まで聞こう」と言ってくださると、それを生徒が互いに行うことによって、生徒が互いに受け入れ認め合う関係ができますので、クラスの雰囲気が自然になごんで親近感を感じあえるクラス、良い人間関係のあるクラスになる出発点になるかと思いますので、これを進めていただくのが良いかと思います。

 尚、聞いたことの内容を相手に伝え返すことができると、(フィードバックすること)さらに良い関係になるのですが、それは少し難しいのでそこまでは求めなくてもよいかと思います。
 年度初めは忙しいですが、先生がそれを行うように心がけていただきますと、それが一つのモデル(モデリング)となって、子どもにも広がっていくと思います。ここでも、先生は無言ですがリーダーですね。
 聞きあうまで少し慣れが必要かもしれませんが、地道に推進していくと、良いクラスができると思います。

 ちなみに心理学の世界で、「人は、話す人の話をよく聞いてくれる人の話を、最終的に聞くようになる」と言う言葉もありますので、紹介しておきたいと思います。
 少し長くなりましたが、今回はここまでにしたいと思います。今後もライブ的に、その時期に合わせた話をUPしたいと思っていますので、良かったら見てみてください。よろしくお願いいたします。 できましたら周りの人に紹介していただけると読者も増えますので嬉しいです。
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学校での一年間の活動

2025-04-08 08:32:46 | 学校での活動について
今回は学年の始めですので、一年間を見通した教育の活動について、生徒指導や教育相談を中心の視点にしながら、一般的にできる活動について掲載してみます。参考になれば幸いです。


◎教育活動の目標

 教育の活動は、学校の中で子どもたちにいろいろな体験を持たせ、その中で考えさせたり、感じさせたりしながら、人間性の成長を図る活動だと思います。
1年間、子どもを担任したり、授業や部活の中で覚醒との特性を把握し、それぞれの生徒との人間関係を持ち、各生徒のよさを一層伸ばしたり、逆に、そのままの特性では生徒にとってマイナスの影響があったり、集団にとっても負の影響があるような点を、例えば自己中心性が強すぎる等を可能な限り改善して次の年度に渡すことであると思います。

 今日では、社会の変化や豊かさの広がりの中で、本来ならそれぞれの年令で経験してほしいことや、親の口出し手出しによって年令に応じた発達上の課題を克服できていない生徒も見られます。発達的に未熟な生徒も多くなっています。特に共感性が十分に育っていないために他者の気持ちが理解できない生徒、自分の考えや気持ちを上手に適切に表現できない自己表現力の乏しい、対人関係能力の低い生徒が多くなってきているのが現状だと思われます。

 担当した生徒が、教員との出会いやふれあいの中で、人間的に成長していくことができるように、時期や特性に応じて、生徒指導や教育相談の考え方や技法は生徒の成長を促すのに大いに役立つと思われます。

 1年間の生活を生徒指導・教育相談の実践期間ととらえ、その中で、教育相談の考え方や技法を活用して生徒の成長を援助していく活動を行うための基本的な例を表にしてみました。(表は掲載できないので文で参照してください)
 
 同じ年齢で同じ時期にある生徒たちは、共通する課題を持っていることが多いので、課題克服の援助として、時には個別指導を行い、時には集団活動を行っていくのがよいと思います。
 
 表の中にある実践項目は、筆者がこれまでの教育職の中で実施して、自分なりに良い成果を得られたものを中心に、わずかなものはこれを実践してみるのも良いのではないかという試案も記述してあります。

◎一年の初めに

 はじめに適応指導と特性把握及び信頼関係をつくる。
 年度の初めは、生徒が、学校、学年、学級になるべく早くなじみ、「心の居場所」を得られるように適応指導を行います。その中で、各生徒とかかわりを持ち、それぞれの特性把握や理解に努めながら、生徒との人間関係を形成し深めて信頼関係を形成することに努めます。具体的な活動については表の参照をお願いします。

 個別の生徒に必要なかかわり、指導を行います。教育の活動は、やはり信頼関係がある程度形成されていないとなかなかうまく行きません。先生に対する反感、不信感等が強すぎると、教師が何を言っても生徒は受け入れません。受け入れない場合が多くあります。また、教師の言うことが教師の都合や一方的な思いこみによる場合も、生徒の共感を得られ
ず、話しが伝わりません。やはり信頼関係が基本で大切です。
 
 中には信頼関係が形成しにくい生徒もいるので、生徒指導・教育相談の基本的な技法を活用しながらねばり強く、時間がかかっても信頼関係をつくる活動を行う必要があると思います。生徒を肯定的に見て、心情を受け入れ、配慮することが大切です。悪い状態であってもこれまでの事情の中でそうなっているだけであり、どの生徒も変容するし成長する力を持っています。また、そう思ってやることが大切だと思います。

 関係がある程度できたら、まずは生徒のよさを指摘してやることが大切だと思います。この活動、集団での活動を利用しながら生徒の成長や変容を促します。これはやはりある程度時間がかかることなので、2学期の活動になるかも知れませんが継続的に行う必要があると思います。


◎2学期は学校生活の深化と発展の時
 学年、時期で多くの生徒に共通の課題があるので、それを明確に意識しながら克服を援助するための技法を活用します。具体的な内容は表を参照してください。
 表には、1学期に、あるいは違う学年で示されていても、実態や必要に応じて、違う時期や学年で、あるいは毎年行っても当然よいと思います。
2学期においては、それぞれの生徒の特性を活用しながら、各生徒の個の伸長を図る活動を行います。

◎3学期は総まとめと次のステップへの意識を育てる時

 3学期は期間も短く入試の影響等もあって、あわただしく過ぎる時期であると思います生活リズムをきちんと維持させたいと思います。この時期には、ここまで順調に伸びてきた生徒はそのまま成長して行けると思いますので、次のステップに移行するための各生徒の学年の課題を示してやればよいと思います。

 順調な成長を示すことができなかった生徒、教師から見て十分に成長を促すことができなかったと思われる生徒に対して、時間は短いですが、もう一度これまで行ってきたことを再点検しながらやってみるのがよいと思われます。

 年の初めの計画、意識をつくる指導から始めて、各生徒が自分の現状を自覚できるような指導を行いたいと思います。特に、集団で各生徒に年初の思いを表現させるのがよいと思います。それぞれ表現して、相互に学ぶことが多いと思います。
 指導をしながら生徒の内面に入っていき、関係をつくりたいと思います。関係ができれば言葉のやりとりができますので会話し、次年度の課題をはっきりと示してやり、取り組みを促せばよいと思います。取り組みを認めながら、承認欲求を満たしながら自信を持てるように指導できればよいと思います。

2学期、3学期はまたその時期に詳しく示してみたいと思います。よろしくお願いします。






 
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