年度の始まりから1か月程度です。連休にも入りました。
この時期に必要と思われることについて、ライブ的に順を追ってUPしています。
今回は先のまとめをしながら、次のライブに続いています。
着実な実践で効果が出ると思います。
◎原理原則がなるべく生きるように工夫する。
60~70パーセントでも理解している状態を作り出す。原理原則と言うような固いことばで表現しましたが、児童生徒の行動する基準と言ってもよいと思います。こう行動することがよくて、この行動はだめと理解し認識しているということです。対象が子どもですから、完全にそうなるわけではありませんが、基本的に守られるようになっているということです。
◎これを作り出すのは、先生の心持ち、意識・考え方が大きな影響を与えると思います。
先生はモデルです。特に小さな子どもほどモデルにします。そこで、先生の人となり、態度や動きの在り方、基本的人間観、人間と言う存在をどのように見るかです。人間をいずれも成長する存在と考えるか、管理の対象とみるかで大きな違いが出ると思います。
現実には、一定の管理も必要ですので、どちらか一方に全面的に傾くことではないと思いますが、基本的に人間は成長を志向する存在であるとの考えが大切と思います。これらがあいまってクラスづくりの基本になると考えられます。
少し具体化しますが、本来成長を志向するのが基本である子どもが、意欲も少なく学習にも興味を示さないような状態が見られれば、それは何らかの成長阻害の要因が背景に存在すると考えられるのではないかと思われます。
できればその背景要因を見つけ出したい、気づきたいとの意識を持っていることが必要になると思われます。背景要因を見つけ出すには、子どもとの関係を深くして、子どもの内面を見ることができるようになることが必要です。内面の理解なしに子どもの理解はありません。熱い心と冷静な目で対象をきちんと見ること、感受性を研ぎ澄まして見ることが必要になります。昔、心理学を勉強しているときに、大先輩から「咳一つで知れ感受性」と言う言葉を教えられました。咳一つにも多くの意味が込められている、あるいはこもっている、あるいは状況が示されているというような意味かと思いますが、先生は、一つの考えにこだわりすぎることなく、偏った見方になることなく、冷静に適切に相手を見てありのままの相手を感じることが大切だ、と言うような意味かと思っています。
◎名前は一番大切な固有名詞ですので、名前を読んであげる。
このことで、相手への関心も示すことができますし、相手が求めている承認の欲求も満たすことができるので、とても良いかかわりだと思います。
名前を呼ぶのは平等にすることも大切です。目立つ生徒、学習ができる生徒、何かと先生に近寄ろうとする生徒の名前を多く呼んでしまいがちになると思いますが、静かで目立たない生徒、何となく気になる生徒等の名前を、他より多めに呼んであげることが大切と思います。
週に一度も名前を呼ばれない、声を掛けられないような生徒がいないようにすること。
机間巡視も適切にきちんとしましょう。教壇の上から見るばかりでは生徒の本当の姿は見えません。
机間巡視で生徒の状態を確認すること。
生徒の状態をきちんと見ようとする意識がある机間巡視が大切。
細かい指摘も机間巡視の中で、そっと落ち着いて行うこともできます。静かに生徒に近寄ることもできますので、この方法はとても大切な方法と思います。
この時期に必要と思われることについて、ライブ的に順を追ってUPしています。
今回は先のまとめをしながら、次のライブに続いています。
着実な実践で効果が出ると思います。
◎原理原則がなるべく生きるように工夫する。
60~70パーセントでも理解している状態を作り出す。原理原則と言うような固いことばで表現しましたが、児童生徒の行動する基準と言ってもよいと思います。こう行動することがよくて、この行動はだめと理解し認識しているということです。対象が子どもですから、完全にそうなるわけではありませんが、基本的に守られるようになっているということです。
◎これを作り出すのは、先生の心持ち、意識・考え方が大きな影響を与えると思います。
先生はモデルです。特に小さな子どもほどモデルにします。そこで、先生の人となり、態度や動きの在り方、基本的人間観、人間と言う存在をどのように見るかです。人間をいずれも成長する存在と考えるか、管理の対象とみるかで大きな違いが出ると思います。
現実には、一定の管理も必要ですので、どちらか一方に全面的に傾くことではないと思いますが、基本的に人間は成長を志向する存在であるとの考えが大切と思います。これらがあいまってクラスづくりの基本になると考えられます。
少し具体化しますが、本来成長を志向するのが基本である子どもが、意欲も少なく学習にも興味を示さないような状態が見られれば、それは何らかの成長阻害の要因が背景に存在すると考えられるのではないかと思われます。
できればその背景要因を見つけ出したい、気づきたいとの意識を持っていることが必要になると思われます。背景要因を見つけ出すには、子どもとの関係を深くして、子どもの内面を見ることができるようになることが必要です。内面の理解なしに子どもの理解はありません。熱い心と冷静な目で対象をきちんと見ること、感受性を研ぎ澄まして見ることが必要になります。昔、心理学を勉強しているときに、大先輩から「咳一つで知れ感受性」と言う言葉を教えられました。咳一つにも多くの意味が込められている、あるいはこもっている、あるいは状況が示されているというような意味かと思いますが、先生は、一つの考えにこだわりすぎることなく、偏った見方になることなく、冷静に適切に相手を見てありのままの相手を感じることが大切だ、と言うような意味かと思っています。
◎名前は一番大切な固有名詞ですので、名前を読んであげる。
このことで、相手への関心も示すことができますし、相手が求めている承認の欲求も満たすことができるので、とても良いかかわりだと思います。
名前を呼ぶのは平等にすることも大切です。目立つ生徒、学習ができる生徒、何かと先生に近寄ろうとする生徒の名前を多く呼んでしまいがちになると思いますが、静かで目立たない生徒、何となく気になる生徒等の名前を、他より多めに呼んであげることが大切と思います。
週に一度も名前を呼ばれない、声を掛けられないような生徒がいないようにすること。
机間巡視も適切にきちんとしましょう。教壇の上から見るばかりでは生徒の本当の姿は見えません。
机間巡視で生徒の状態を確認すること。
生徒の状態をきちんと見ようとする意識がある机間巡視が大切。
細かい指摘も机間巡視の中で、そっと落ち着いて行うこともできます。静かに生徒に近寄ることもできますので、この方法はとても大切な方法と思います。