児童生徒 学級 学年 学校の取り扱い説明書

教育のことや子育て 不登校問題への対応等について、考えてみます。

2学期が始まります。

2015-08-30 09:01:52 | 教育相談

 今回は、以下の言葉をご紹介いたします。

子どもはそれぞれの個性を持っている。安易に他の子と比較しない。
 子どもの発達の度合いを比較することは、時には大切な場合もありますが、比較した結果にとらわれすぎてしまうと、子どもを生かし伸ばすことができなくなることもあります。
 子どもは、親が育った時代とは別の時代に育っていますし、親とは別の特性や個性を持っていますから、子どもを兄弟や他の子と比較して良い悪いの判断をしてしまうと、せっかく持って生まれてきたよい特性に気づかず、その子ども自身のよさを生かすことが難しくなってしまうこともあると思います。比較ではなく、それぞれの子どものよい点を発見し伸ばすように心掛けたいところです。

自分ができないことを子どもに要求しない。
 親は、どうしても子どもにいろいろな要求を出すことが多くなってしまいます。忙しい現在の生活の中ではやむを得ない部分もあるのですが、要求が一方的で、激しすぎると、子どもにとっては、いわゆる「うざい」状態になって、意欲などが損なわれることが多くなってしまうことが多くなります。すると、親の望むことがかえって実現されにくくなることもあります。
 また、親は子どもにこうなってほしいという「期待」をすることが多くあります。期待が強すぎると、子どもにとっては、親の思いを押しつけられているようで、上に記したことと同様のことが起こる可能性があります。
 親は、自分のことを振り返りながら、過度の要求や期待をしていないかどうか、確認しながら子どもと接する必要があるようです。

「教育情報」に惑わされすぎない。
 マスメディアやネットの発達によって、好むと好まざるにかかわらず、さまざまな教育情報が入ってきます。
 ともすると、それらの教育情報に惑わされて、親の考えや気持ちが混乱してしまうことも多くなりがちです。
 教育情報の中には、大切で必要なものと、今はそうでもないもの、誤っているかも知れない情報と、混然としているのが現実だと思います。
 情報を上手に取捨選択しながら、親の気持ちを不安定にさせないで、情緒を安定させて子どもに接することが大切と思われます。

夏休みの親子

2015-08-11 10:47:47 | 教育相談
前の更新で、話し方が抜けてしまいましたので補充しておきます。

はなしかたのポイント

 はっきり、ゆっくりはなそう

 なかみをまとめてからはなそう

 じゅんばんをかんがえてはなそう

 かおをみてはなそう

 たのしくえがおではなそう

夏休みの親子

2015-08-11 10:33:08 | 教育相談
夏休みで多くの方に見ていただいているようです。せっかく来ていただいても、新しいのを入れないと申し訳ありませんので、時間を見つけて入れるようにしますので、よかったら今後も見てください。
 また、お知り合いの方等に教えていただけると、更新もしたくなりますので、よろしくお願い致します。

夏休み中は、子どもは家庭で過ごしますので、親と接する時間がいつもよりも多くなると思います。子どもとのコミュニケーションを行う時に注意していただければと思うことを以下に記したいと思います。いつも行っている保護者の皆さまも多いと思いますが、それぞれのお子さんと話し合いなどをしながら、お互いに気をつけようねと言って、改めて意識的に行っていただければありがたいです。
 ことばのやりとりで、コミュニケーションがよくとれると、子どもも気持ちよくなって、それぞれの子どもが持っている能力を十分に発揮することができるようになると思います。標語的に記しますのでわかりやすく覚えやすいと思います。よろしくお願い致します。


コミュニケーションのコツ
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│  ききかた「あいうえお」 はなしかたのポイント │
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│ あ あいてをみてきこう は はっきり、ゆっくりはなそう │
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│ い いつでもどこでもきこう  な なかみをまとめてからはなそう │
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│ う うなずきながらきこう  し じゅんばんをかんがえてはなそう │
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│ え えがおできこう か かおをみてはなそう │
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│ お おしまいまできこう た たのしくえがおではなそう │
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