原題「O little town of Bethlehem」です。
クリスマス讃美歌の歌詞は、聖書の中からのみ題材を得ているのが多いのに対して、この歌詞の「ベツレヘム・小さな町」は、作詞者が実際に見たベツレヘムの町を詠っています。イスラエル建国よりはるか前の1865年、アメリカの牧師フィリップス=ブルックスがベツレヘムを訪れ、そこで得た情感を元にして3年後に作詞したといわれます。作曲はブルックスが牧師をしていた教会のオルガニスト・ルイス=レドナです。
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1.ああベツレヘムよ、小さな町。 静かな夜空に またたく星。 恐れに満ちた 闇のなかに 希望の光は 今日かがやく。 2.マリアを母とし 生まれたみ子 星々かがやけ、語り告げよ。 みつかい歌え この喜び、 「神にはみ栄え、地に平和」と。 3.人はみな眠り 気づかぬまに めぐみの賜物 天よりくる 心低くし 主を迎えよ、 罪ある世界の 救い主を。 4.ああベツレヘムの きよいみ子よ 今こそわれらは 心ひらく。 すべての罪を とりのぞく主、 共に宿る神、インマヌエルよ。 (日本基督教団出版局「讃美歌21」267による) |
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