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日本中央競馬会施行のレースから狙い目の鞍を毎週厳選チョイスし、競馬予想30年余のプロフェッショナルチームが解析します!

ヴィクトリアマイル 解析予想

2015年05月15日 20時26分44秒 | 競馬予想
2015/5/17/ヴィクトリアマイル/東京芝1600mB/牝馬G1/左回り 発走 15:40

-過去9年データ-(創設10年目)

(人気)

◎単(勝ち馬)指標
◆1番人気〔3‐2‐0‐4〕
◆2番人気〔2‐0‐0‐7〕
◆3番人気〔0‐2‐2‐5〕 → 1~3番人気勝率/55.55%
◆4番人気‥1勝
◆5番人気‥1勝 → 1~5番人気勝率/77.77%
◆11番人気‥1勝
◆12番人気‥1勝 → 6番人気以下勝率/22.22%
※1~2番人気が過半数で勝っているが物足りず、勝率約80%の1~5番人気から“軸”チョイス!
ただし、安定感最右翼は連対率55.55%の1番人気!他の上位人気は不安定で“軸”不向き。

○▲☆連圏指標
★1~5番人気内決着率33.33%~②③⑤①②①
※うち本命決着(1~3番人気内決着)66.66%。このパターンなら、非1番人気“軸(単)”ベター!
★1~5番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)/44.44%~①⑪①⑧④⑦①⑫
※このパターンであれば、1~5番人気から、連圏の相手は徹底した人気薄配備が功を奏しそう!
★人気薄(6番人気以下)勝率/22.22%~⑫⑨⑪③
※上記3パターンでは最も劣勢!今年は抜けた人気馬も居るし、強くは推せない決着パターン!

△△ワイド圏指標(3連馬券の押さえ=3着付け)
★連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気~〔②③〕‐④〔⑤①〕‐④〔②①〕‐③
※連圏が堅く収まった場合、3着もは同じく上位人気で堅~く収まる傾向!
★1~5番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)決着時の3着馬人気。
~〔①⑪〕‐⑦〔①⑧〕‐⑪〔④⑦〕‐③〔①⑫〕‐⑤
※3番人気の3着も1例あるが、配当妙味という観点からも、5番人気から超人気薄までが妙味!
★人気薄(6~9番人気)勝利時の3着馬人気~〔⑫⑨〕‐⑧⑪③〕‐⑥
※仮に、アタマ(軸)が人気薄の場合、押さえの3着付けも人気薄配備が面白いかも?!

(脚質)
/差し優勢の東京マイルだが、
A→B替わり最初の週の「ヴィクトリアマイル」勝ち馬は先行~好位組が圧倒している!
ただし、2~3着に関しては“やや差し優位”の傾向にあり、
“軸(単)”ついてのみ、先行~好位組からチョイスし、相手は脚質不問に広角対応すべき。

(枠順)
/直近5年の勝ち馬は全て外枠であったが(6~8枠)、それ以前の4年間は全て1~3枠。
2着馬は直近2年含めて過半数の5年が内枠からであったし、3着も3分の2が内枠から。
スタート後、最初のコーナーまで566mもあるため、外枠にも不利はなく、
むしろ、全般的には“やや外枠優位”のコースではあるが、A→B替わりの今週は内外互角!

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★第2回東京芝/第3週目の傾向

頻繁な散水の効果も有って“時計半分(約0.5秒)~時計ひとつ(約1秒)遅い馬場。
従って、差しも存分に利ける状況だが(緑風S」「プリンシパルS」「湘南S」等々)、
馬場内側の痛みも最小限にとどまっているため基本線としては“内伸びの馬場”。
「NHKマイルC」のようなスローペースでは特に(過去10年で2番目に遅い!)先行有利!
まんまと、ノーマークだったアルビアーノに番手から粘り込まれてしまったし、_(_^_)_
決め手上位ミュゼスルタンとて、中団からでは最速ラップを刻んでも3着迄が精一杯!
緩ペースで今回も折り合いを欠いたアルマワイオリは展開も敵に回して伸びきれず。
今週からのA→Bコース替わりでは内側3mの痛みがカバーされ、激流にでもならぬ限り、
例年どおり、「ヴィクトリアマイル」は先行~好位組からの“軸”チョイスが妥当であろう!

★臨戦ハイレベルレース
2015/3/1「中山記念」(中山芝1800mA/G2)~ヌーヴォレコルト
※中山G1“皐月賞馬”2頭を含む好メンバーが揃ったが、
勝ったのは、もう1頭の牝馬G1ホース(前年のオークス馬)ヌーヴォレコルト!
2番手で折り合った“軸”ロゴタイプにとっては理想的な超スローの展開となり、直線先頭!
そのまま押し切るかに思え、ほくそ笑んだのも束の間(苦笑)、
狭い最内のスペースをこじ開けて“内差し”を決めたのはオークス馬ヌーヴォレコルト!
ハープスターと共に牝馬優位世代の頂上に君臨して来た小柄なプリンセスが、
まさに!“女傑”へのヴィクトリアロードを歩み始めた記念碑的“覚醒”のシーン!
牝馬の勝利が四半世紀ぶりであったことも含め、今後は牡馬混合G1奪取も視野に入る。

★注目レース
2015/4/11「阪神牝馬ステークス」(阪神芝1400mB/牝馬G2)
~メイショウマンボ、スマートレイアー、レッドリヴェール
※昨年のヴィルシーナ含む2頭の勝ち馬と4頭の2着馬、2頭の3着馬を送り込むG2!
ただし、それらの大半に中~長距離G1での好走履歴があり、
今年の該当馬で注目すべきはメイショウマンボ、スマートレイアー、レッドリヴェール!
前残りの展開と今年緒戦のローテーションで伸び切れなかったが、叩き一変!要注目!
(創設9年で6歳馬は3着2頭のみ。ハナズゴールは見送り。)
 
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(1~3着圏内候補馬)
※開催当日午前11時までに配信の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。

◎ヌーヴォレコルト
/創設9年の勝ち馬は全て中8週以内のローテーション。この点に一抹の懸念は残すが、
鉄砲実績に秀で、仕上がりは万全!今年の「ヴィクトリアマイル」はヌーヴォレコルトの相手探し!
先行~好位~中団、どこからでもレースを作れる自在の脚質を武器に、
オークスでハープスターを斥けた東京適正並びに、未勝利圧勝(東京)!“桜”勝ち負けのマイル!
牡馬混合重賞好走からの臨戦馬が強いG1で皐月賞馬2頭一蹴!「中山記念」からの臨戦!
更に加えて、創設9年で6頭の勝ち馬が4歳馬という点も強調材料!
勝ち馬に関しては枠順も問わぬG1。また、道悪も実質重馬場の「中山記念」快勝から問題なく、
よほどの不利や出遅れ、更には、アクシデントにでも見舞われない限り、今年は鉄板級の“軸”!

○レッドリヴェール ▲バウンスシャッセ ☆メイショウマンボ
/鉄板級の“軸”ヌーヴォレコルトの相手本線は“連圏指標”最多決着ゾーン参考に人気薄主力!
昨春の「桜花賞」でハープスター、ヌーヴォレコルトと勝ち負けを演じたレッドリヴェール!
(この馬のみはルメール騎乗ということで人気するかもしれないが‥)
昨年のオークス3着馬にして、好走臨戦G3「中山牝馬ステークス」の勝ち馬バウンスシャッセ!
そして、ヌーヴォレコルトと同じ“オークス馬”メイショウマンボも、
「阪神牝馬S」完敗からの巻き返しを警戒すべき東京G1ホース!やる気にさえなれば(笑)一発!
リピーターの多いG1。今年と同じ叩き2戦目で昨年2着に好走している点も見逃せない!
以上の3頭は東京マイル向きの中距離実績も兼備している。

△スイートサルサ △スマートレイアー
/G3「福島牝馬ステークス」の勝ち馬スイートサルサは東京マイルG3「クイーンカップ」2着馬!
1800mG2「府中牝馬ステークス」でホエールキャプチャの0.1秒差3着もあり、侮れない5歳馬!
これに、昨年1番人気に推され、不利も被って8着に敗れたスマートレイアーの巻き返しも警戒!
一昨年のG1「秋華賞」2着馬であるし、東京含む中距離実績も兼備。今年は人気落ち、妙味!

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※以上の解析結果を基に、
最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の午前11時までにお届けします!


監修/サザンクロス競馬塾