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上位人気が強く、概ね順当寄り決着で推移中の“秋天”!
今年も上位6~7頭が優位のメンバー構成ですが、
確たる中心馬は不在であり、
まずは、“軸”の指定が最大のハードル!
“マイル王”モーリスが中距離でも王者に君臨出来るのか?!
はたまた、希代の快速馬エイシンヒカリが押し切ってしまうのか?!
参戦只1頭の牝馬ルージュバックが“女傑”の称号を得るのか?!
その他、アンビシャス、リアルスティール、ステファノスといった、
一発の魅力秘める伏兵も参戦する2016年秋の天皇賞!
下記レース解析を進めながら、結果を予測して行きたいと思います!
-過去10年データ‐
(人気)
◎単(勝ち馬)指標
◆1番人気〔4‐2‐2‐2〕
◆2番人気〔0‐3‐3‐4〕
◆3番人気〔0‐0‐2‐8〕 → 1~3番人気勝率/40%
◆4番人気‥1勝
◆5番人気‥4勝 → 1~5番人気勝率/90%
◆7番人気‥1勝
※4勝して、連対率60%の1番人気は一応の合格ラインだが、
未勝利の2~3番人気が全く以てアテにはならず、上位人気の信頼度今イチ。
対して、1番人気と同じ4勝を挙げる5番人気は優秀(ただし、2~3着ゼロで単独“軸”不向き)!
過半数の勝ち馬を輩出している4~7番人気ゾーンからの“軸”取りも一考だろう!
○▲☆連圏指標
★1~5番人気内決着率/50%!~①②¦①④¦⑤①¦⑤①¦⑤②
※うち本命決着(1~3番人気内決着)20%!
本命決着は一度きり。1~5番人気内による順当寄り決着も半数のみで波乱も目立つ“秋天”!
★1~5番人気軸⇔2着人気薄(6番人気以下)/50%!~④⑦¦①⑦¦⑤⑦¦⑦②¦①⑩
※所謂“裏決着(1~5番人気2着)”併せれば“人気⇔人気薄”のクロス決着“互角”!
ただし、昨年の2着馬を除けば全て7番人気以内による決着であり、
少なくても、“連圏”に関しては極端な人気薄の食い込みを考えにくい古馬中距離の頂上決戦!
△△ワイド圏指標(3連馬券の押さえ=3着付け)
★連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気。
~〔①②〕‐③¦〔①④〕‐②¦〔⑤①〕‐②¦〔⑤①〕‐③¦〔⑤②〕‐①
※“連圏”が1~5番人気内で順当寄りに決着した場合、3着は全て1~3番人気!
堅い年は3連馬券も堅く、例え3連単でも購入点数を絞り込まないと“取りがみ”も覚悟すべき。
★1~5番人気軸⇔2着人気薄(6番人気以下)決着時の3着馬人気。
~〔④⑦〕‐②¦〔①⑦〕‐⑥¦〔⑤⑦〕‐①¦〔⑦②〕‐⑥¦〔①⑩〕‐⑥
※例えヒモがチョイ人気薄で決しても、3着は全て6番人気内。さしたる配当妙味は期待出来ない。
(脚質)
/2コーナー奥のポケットからスタート!約100mでカーブにさしかかるトリッキーなコース形態!
従って、スローペースでながれることの多いコースだが、オープンともなればペースアップ!
特にG1「天皇賞(秋)」は前傾ラップ、または前後半イーブンの底力勝負になること、しばしば!
結果、力量上位の差しタイプが圧倒的に強く、逃げ~先行タイプは概ね2~3着圏内での思案!
好枠から、逃げるか先行するエイシンヒカリが人気しているが‥果たして、勝ち負け可能か?
(枠順)
/スタートして、最初のコーナー迄の距離が短く(約100m)、当然!基本的には内枠有利!
過去10年のG1「天皇賞(秋)」も、過半数の勝ち馬が内枠からであったし、
特に!約半数の勝ち馬が1~2枠からであった点には格別の注目が必要となる(脚質不問)!
特に、8枠の不利は大きく、今年は過去10年で最も少ない15頭立てとはなったが、
馬番で見ても15番より外は3着2頭のみ。昨年の覇者ラブリーデイはミルコが如何に御すか?
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※【資料1】
●天皇賞(秋)/1~3着/枠順別決着構図
過去10回(2006~2015年)
※人気の簡略表記
(例)~① ‥ 1番人気
※脚質の簡略表記
☆逃‥逃げ ☆先‥先行 ☆好‥好位
★差‥差し ★追‥追い込み
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【1着】
・1枠/☆好①/★差①
・2枠/★差⑤/★差⑤
・3枠/
・4枠/★差⑤/☆好①
・5枠/
・6枠/★差⑦/★差⑤
・7枠/☆先④/★差①
・8枠/
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【2着】
・1枠/☆先⑦/☆先②
・2枠/☆好①
・3枠/
・4枠/☆逃②/★追④/★差②
・5枠/★差⑦/★差⑦/☆先①
・6枠/
・7枠/★差⑩
・8枠/
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【1着】
・1枠/☆好③
・2枠/
・3枠/★差⑥/★追②/★差③
・4枠/★追①/★差⑥
・5枠/
・6枠/☆好②
・7枠/☆先①
・8枠/★差②/★差⑥
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※【資料2】
★sincerely‐DATA‐BANK
〇‐東京芝2000mB(左回り)‐~ゴール前直線距離/525.9m(全コース)
/1コーナーの外側に設けられたポケットからスタート。
スタート地点は丘の高いところにあり、
スタートして、しばらく行くと3コーナー手前の坂まではずっと下り勾配。
周回コースから外れたポケットスタートのため、
2コーナーまでの芝は常に良好な状態が保たれていますが、
スタート後しばらくして2コーナーのためテンのペースは速くなりません。
過去の「天皇賞」でメジロマックィーンの降着があったコーナーですが、
当時と較べればコーナーもいくぶん緩やかとなり、
最近では外枠の不利もさほど目立たなくなっているようです!
なお、当G1含めて脚質的には差し優位の舞台!
血統的にも決め手に秀でたサンデー系産駒が圧倒しており、
近年はディープインパクト産駒圧倒の舞台として定着しています!
※ただし、「天皇賞(秋)」に関しては多様な産駒が活躍中!
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(1~3着圏内候補馬)
※開催当日午前11時までに配信の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。
◎モーリス
/前も残れば、差しも存分に利いている土曜日の府中ターフ!
好枠1番から逃げるか先行するであろうエイシンヒカリの押し切りも一考であり、
おそらく中団あたりから運ぶであろうモーリスの差し一閃!戴冠も十分!
好位差し目すアンビシャス、並びに、後方で爆発力を矯めるルージュバック!
これらに、リアルスティール、ステファノスの食い込みまでが圏内と読むが、
例え中距離でも血統等々から何ら不安のないモーリスを“軸”に指名したい!
鞍上は世界のトップジョッキーと云っても過言でない名手ムーア!
既にモーリスとのコンビで昨秋のG1「マイルCS」→G1「香港マイル」を連勝!
矯めてブッ放す技量にかけては日本のG1でも名シーンを多数演じている!
○リアルスティール ▲ステファノス ☆アンビシャス
/相手筆頭は「皐月賞」2着→「ダービー」4着→「菊花賞」2着のリアルスティール!
4歳になった今年もG2「中山記念」3着(勝ったドゥラメンテから0.1秒差)を皮切りに、
G1「ドバイターフ」を好位から差し切りV!叩きベストでも久々苦にせず、鞍上もミルコ!
昨年、同じ14番から半馬身差の2着に差し込んだステファノス次位!
その昨年はスロー。先行したラブリーデイが押し切ったながれを最速33秒4の決め手!
香港遠征→「毎日王冠」から臨んだ昨年に較べて今年の方が遙かに臨戦過程は楽!
次位アンビシャス共々、過去10年全て連対中の「毎日王冠」組から今年は両馬に注目!
△エイシンヒカリ △ルージュバック
/勝つか!はたまた、そこらあたりに居ないか(苦笑)両極端な戦績のエイシンヒカリ。
アッサリ押し切られるかもしれないが、
昨年、クラレントでハナを叩いた田辺騎手が今年はロゴタイプで参戦するだけに、
再度、マイペースで行けるかどうかが鍵!ただし、昨年は叩き2戦目で今年は休み明け。
過去の戦績から休み明けがベストのタイプだけに例え番手からでも怖さは残る!
こと、牡馬のG1級相手の実績では劣勢の感を否めぬルージュバック。
少々人気し過ぎの気もするが、東京で牡馬混合G3→G2連勝の勢いは侮れない!
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※以上の解析結果を基に、
最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の午前11時までにお届けします!
監修/サザンクロス競馬塾
southerncross@ac.auone-net.jp