JRAプロフェッショナル

日本中央競馬会施行のレースから狙い目の鞍を毎週厳選チョイスし、競馬予想30年余のプロフェッショナルチームが解析します!

NHKマイルカップ 解析予想

2015年05月08日 22時42分39秒 | 競馬予想
2015/5/10/NHKマイルカップ/東京芝1600mA/3歳G1/左回り 発走 15:40

-過去10年データ-

(人気)

◎単(勝ち馬)指標
◆1番人気〔5‐1‐0‐4〕
◆2番人気〔1‐1‐0‐8〕
◆3番人気〔1‐2‐1‐6〕 → 1~3番人気勝率/70%
◆10番人気‥2勝
◆17番人気‥1勝 → 4番人気以下勝率/30%
※1~3番人気が強いか!はたまた、超人気薄の大駆けか!両極端の過去10年!
なお、敗れた5頭の1番人気は「皐月賞(3頭)」「共同通信杯(1頭)」「NZT(1頭)」からの臨戦馬。
対して、勝った5頭の1番人気は「毎日杯(2頭)」「NZT(2頭)」「アーリントンC(1頭)」からの臨戦馬。
更に、5頭の勝ち馬は全て前走1~3着からの臨戦。今年の該当馬は「NZT」1~3着馬のみだが、
その中から1番人気が出るや否や?※該当馬~ヤマカツエース、グランシルク、アルマワイオリ

○▲☆連圏指標
★1~5番人気内決着率40%~①③①⑤①②①③
※うち本命決着(1~3番人気内決着)75%。1番人気“軸(単)”からの本命決着が主力!
★1~3番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)/30%~②⑩③⑨①⑰
※このパターンであれば、1~3番人気から、徹底した人気薄配備が功を奏しそう!
ちなみに、2着馬3頭は「桜花賞(3着)」「NZT(2着)」「橘S(1着)」からの臨戦馬であった!
★人気薄(6~17番人気)勝率/30%~⑰①⑩⑤⑩⑥
※今年は抜けた人気馬不在のメンバー構成!このパターンも強ちないとは言い切れない!
なお、勝ち馬3頭は「桜花賞(14着)」「NZT(3着・7着)」からの臨戦馬。何にしても「NZT」組注目!

△△ワイド圏指標(3連馬券の押さえ=3着付け)
★連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気~〔①③〕‐⑭〔①⑤〕‐③〔①②〕‐④〔①③〕‐⑮
※連圏が堅く収まった場合、3着は同じく上位人気か、または、超人気薄か、両極端!
★1~3番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)決着時の3着馬人気。
~〔②⑩〕‐④〔③⑨〕‐⑥〔①⑰〕‐⑫
※4~6~12番人気と幅広いが、とにかく、4番人気から超人気薄まで広角対応が必要!
★人気薄(6~9番人気)勝利時の3着馬人気~〔⑰①〕‐⑱〔⑩⑤〕‐⑬〔⑩⑥〕‐⑧
※アタマ(軸)が人気薄の場合、押さえの3着付けも全て人気薄の大波乱決着!

(脚質)
/過去10年の勝ち馬は、差し・追い込み馬が6勝し、逃げ・先行馬が4勝と、互いに拮抗!
2~3着についても、差し・追い込み馬がやや優勢程度で拮抗していて大差なし!
ただし、次項で示すように今の馬場は差しの存分に利く馬場!逃げ・先行馬にも警戒しつつ、
少なくても“軸(単)”に関しては差し・追い込みタイプからのチョイスがベストだろう!

(枠順)
/過去10年、外枠の馬が6勝、内枠の馬が4勝。ただし、1枠と8枠からの勝ち馬は不在。
勝ち馬に関しては“両端”を避けて2~7枠からのチョイスが無難かもしれない。
なお、2~3着も、やや外枠優位の傾向で推移しているが大差なく、全枠広角対応が肝要。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

★第2回東京芝/第2週目の傾向

先週の週間はずっと晴天続きで開幕週より更にパンパンの良馬場で施行!
散水を繰り返し行って時計は水準前後に押さえられているため、引き続き差し優勢!
土曜メイン「青葉賞」は“軸”レーヴミストラルが4コーナー大外から差し較べを制し、
日曜メイン「スイートピーS」も“軸”ディープジュエリーが“外差し”一閃!快勝!
両レース共にスローの展開だったが、差しの存分に利く馬場で“切れ者”に軍配!
今週もまとまった降雨さえなければ引き続いて決め手上位の差しタイプ“軸がベスト!
なお枠順も、内外共に馬場良好なため距離ロスなく運べる内枠に越したことはない。
今週の土曜メイン「プリンシパルS」は差し馬優勢の歴史に素直に“身を委ね”(笑)、
日曜メイン「NHKマイルC」も今年は差し馬からの戦略が妥当かもしれない!

★臨戦ハイレベルレース
2015/4/19「皐月賞」(中山芝2000mB/3歳G1)~クラリティスカイ
※2015年3歳世代最初のG1に恥じない“皐月賞”史上にも燦然と輝くベストレース!
勝ち馬ドゥラメンテの凄さが際立ったが、果敢に逃げて掲示板死守クラリティスカイも優秀!
上がり3ハロン34秒7はディープインパクトが差し切った年(2005年)に次ぐ驚異的ラップ!
2005年の1~12着は全て差して来た馬であったし、逃げての5着には十二分の価値有り!
ストライドの大きい馬。東京替わりは「いちょうS」でのレコード勝ちからもプラス間違いなし!

★注目レース
2015/4/11「ニュージーランドトロフィー(NZT)」(中山芝1600mB/3歳G2)
~グランシルク、アルマワイオリ、ヤマカツエース
※他馬が暴れたのに驚いた1番人気の“軸”グランシルクが致命的な4馬身出遅れ!
ただ、さすがに勝利には手が届かなかったがレースの上がりを2秒以上も上回る決め手!
中団から差した勝ち馬ヤマカツエースに迫ったところがゴール!スムーズならと惜しまれた。
3着アルマワイオリはG1「朝日杯FS」2着馬。当社もグランシルク◎の対抗○に推したが、
折り合いを欠きながらも僅差3着に差し込んだ内容優秀!コース問わずの安定感際立つ!
反対に中山でピタリと折り合ったヤマカツエース。コーナー2つの東京で折り合えるかが鍵。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

(1~3着圏内候補馬)
※開催当日午前11時までに配信の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。

◎クラリティスカイ
/“外枠の差し馬”アルマワイオリとの二者択一で迷ったが、
師匠・氷川先生がアルマワイオリをご指名なされましたので、こちらはクラリティスカイ“軸”(笑)!
おらくは、過去10年で5勝と圧倒的な強さを誇る1番人気に推されるでしょうし、鞍上込みで信頼!
ただし、(脚質)の項目で見たように、今の馬場と展開予想からなら、差すアルマワイオリに妙味!
人気面から考慮しても妙味が大きく、最終確定段階で氷川先生へ“右へ倣え”となるかも(笑)?!
とにかく、2001年、父クロフネが勝った舞台でクラリティスカイの戴冠を解析予想段階では期待!
差すことも出来る自在脚!ながれに応じて、名手・横山典弘の手綱捌きにも注目したい!

○アルマワイオリ ▲ミュゼスルタン ☆グランシルク
/対抗アルマワイオリはサンデーサイレンス産駒マツリダゴッホが父。
中山を中心に“重い芝”を得意としたタイプだけに産駒も東京では勝ち味に遅いが好走は多く、
京都や阪神の外回りでも勝ち負け演じているアルマワイオリのこと、割り引く必要はないだろう!
むしろ、今年から紛れの少ない阪神外回りで施行されたG1「朝日杯FS」勝ち負けの好内容から、
現時点に於ける世代トップレベルの総合能力は間違いなく、
さほど人気することもなさそうなマイナー血統馬だけに美味しい配当を運んでくれるだろう(笑)!
次位ミュゼスルタンは好走希な“キャリア3戦馬”ということで単穴までの評価にとどめるが、
骨折明けの今期緒戦を叩かれて順当に良化!一発が有っても決して驚けない魅力の切れ者!
同じく魅力の切れ者グランシルクは東京対応と最内1枠に一抹の懸念が残り、今回は4番手迄。

△ダノンメジャー △ヤマカツエース
/ようやく、「スプリングS」で復調の兆しを見せ、更に攻めも良化一途!
初のマイルも血統から吉と出そうなダノンメジャーは鞍上に武豊を配して虎視眈々!侮れない!
ベスト臨戦「NZT」勝ち馬ヤマカツエースも父が圧勝した舞台。悪かろうはずはなく、軽視不可!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※以上の解析結果を基に、
最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の午前11時までにお届けします!


監修/サザンクロス競馬塾