JRAプロフェッショナル

日本中央競馬会施行のレースから狙い目の鞍を毎週厳選チョイスし、競馬予想30年余のプロフェッショナルチームが解析します!

高松宮記念 最終確定予想

2015年03月29日 09時09分27秒 | 競馬予想
○中京 11R 高松宮記念
  /レース条件/G1 芝1200mA/左回り 発走 15:40

☆軸/7枠13番ダイワマッジョーレ(M.デムーロ)
★紐
/ストレイトガール、ローブティサージュ、サドンストーム
/コパノリチャード、レッドオーヴァル

●馬単3点/13 → 18、3、6
●3連単12点(フォーメーション)
1着 13
2着 18、3、6
3着 18、3、6、17、9

※コパノリチャードの評価についてのみ、
連圏に残すべきかどうか(単も!)?迷いましたが、
今年は差し向きの展開・馬場との読みで押さえにとどめます。
従って、解析予想段階から変更なし。
抽出の詳細については解析予想をご参照ください。

監修/サザンクロス競馬塾
southerncross@ac.auone-net.jp


高松宮記念 解析予想

2015年03月27日 20時59分39秒 | 競馬予想
2015/3/29/高松宮記念/中京芝1200mA/G1/左回り 発走 15:40
 
-過去3年データ-(新コース施行限定)

(人気)

◎単(勝ち馬)指標
◆1番人気〔1‐0‐2‐0〕
◆2番人気〔1‐1‐0‐1〕
◆3番人気〔1‐1‐0‐〕 → 1~3番     人気勝率/100%
※2010年迄の旧コースと2012年以降の新コースとではコース形態が根本的に異なり(2011年は阪神開催)、
現行施行は僅か3年。その中から、同期間の下記オープンレースをも参考にしつつ、検証して行きたい!
●G3「CBC賞」(2012~2014) ●「トリトンステークス」(2013~2014) ●「尾張ステークス」(2013年)
さて、「高松宮記念」。僅か3年のみのデータだけに鵜呑みには出来ないが、勝ち馬は全て1~3番人気!
上記3レース合計6鞍の勝ち馬も下記の如く上位1~4番人気が圧倒!
●G3「CBC賞」②①④  ●「トリトンステークス」②⑬ ●「尾張ステークス」①
今年の「高松宮記念」も、まずは、上位1~4番人気あたりの検証が最重要課題となる!

○▲☆連圏指標
★1~5番人気内決着率66.66%~②③①②
※うち本命決着率(1~3番人気内決着)100%。従って、まずは、本命決着の可能性から探りたいG1!
★1~3番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)/33.33%~③⑧
※1~5番人気内決着率6.66%に対して33.33%。とは云っても、僅か3年のみのデータ。
どちらに転ぶかは決めつけれず、本命決着のみでなく、2着人気薄突入ケースも念頭に置いて検証したい。
★人気薄(6番人気以下)勝率/0%。
※●上記「トリトンステークス」では13番人気が勝利!満更ないとも云えず、人気薄からも目は離せない!
なお、「CBC賞」は②⑦①②④③、「トリトンステークス」は②④⑬②、「尾張ステークス」は①⑤!
5鞍中、3鞍が1~5番人気内決着。他の決着パターンも1鞍ずつだが、
「高松宮記念」をも併せれば、9鞍中、5鞍の1~5番人気内決着確率が高まる点には注目すべきだろう!

△△ワイド圏指標(3連馬券の押さえ=3着付け)
★連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気~〔②③〕‐①〔①②〕‐⑩
※僅か2鞍とは云え、人気・人気薄両極端にブレ(苦笑)、目安は付け難いが、
「高松宮記念」以外6鞍の“連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気”は〔①②〕‐③〔④③〕‐⑩〔②④〕‐⑤。
こちらも人気・人気薄どちらにもブレていて判定は微妙。広角に対応するしかないだろうが、妙味は人気薄!
★1~3番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)決着時の3着馬人気~〔③⑧〕‐①
※1例のみでは不透明。
同じく「高松宮記念」以外6鞍の“1~3番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)決着時の3着馬人気”を見ると、
1例のみで、〔②⑦〕‐①。決めつけれないが、3着付けは1~3番人気からチョイスした方が無難かも知れない。
★人気薄(6~9番人気)勝利はないが、「トリトンステークス」1例は〔⑬②〕‐⑭!手が出ない(苦笑)!

(実績)この項目と次の項目は「高松宮記念」のみに引きつけて検証すべきだが、
過去10年に遡っても、大半の勝ち馬には芝1200m~芝1600m芝1200mG1での好走実績が見られ、
2~3着馬にしてもり上記G1好走もしくは、芝1200m重賞芝1200mに於ける連対実績はあった!
ただし、芝1200m未経験馬及び芝1200m未勝利馬でも上記G1好走さえあれば割引きの必要は一切なく、
特に、最も多くの好走馬を輩出している「阪急杯」からの臨戦馬であれば、芝1200m実績は何ら問われない!

(臨戦ローテーション)
※新コース施行3年の1~3着馬は全て「阪急杯」・「オーシャンS」・「シルクロードS」からの直行馬!
過去10年に遡っても、大半の1~3着馬が3重賞いずれかを使っての臨戦!他の組は明らかに劣勢である!
なお、勝ち馬は全て前走4着内好走からの臨戦馬であり、その前走では全馬が1~3馬人気に推されていた!

(脚質)
/1200m含めて、リニューアル以後3年の中京芝コースは“外枠並びに差し有利”で定着しているが、
同3回の「高松宮記念」については、先行馬2勝!差し馬1勝!ただし、2着馬3頭は全て外枠からの差し!
G1ともなれば、逃げ・先行馬も容易には止まらず、一概に差し有利とするのは早計であり、慎重を期すべし!
ちなみに、「CBC賞」・「トリトンステークス」・「尾張ステークス」の6鞍で見れば、
勝ち馬は先行~好位勢が4頭で一歩リード!中団差しと追い込みが各1頭。やや前が有利の傾向にある。
(2~3着は、逃げ・先行・差し・追い込み何でも有り!)

(枠順)
/昨年の勝ち馬コパノリチャード(道悪巧者)を除く連対馬5頭が外枠だった点は重要であり、
少なくても、“連対圏に関しては外枠有利”とするのが妥当なコース形態と云える!
なお、前記「CBC賞」・「トリトンステークス」・「尾張ステークス」合計6鞍の勝ち馬も全て6~8枠からであった!
(2着は内枠優勢!3着は外枠優勢!)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

★第2回中京芝/第1~2週目傾向

(中京芝の全般的傾向)
昨年暮れの師走競馬3週間をAコースで施行(3週目のみ道悪)。
明けて1月2週間(17日~25日)の第1回開催をBコースで施行したが、全て湿り気を含んだ馬場!
その後、約ひと月半のあいだに洋芝の種を播いて馬場回復に務めたものの、折からの低温続き。
馬場の回復が思うように進展せぬまま今回の第2回開催に突入した!
第1回開催のBコースからAコースへ移行したが、
湿り気含みの第1回開催で踏み荒らされ、回復が遅れている馬場の中~外側は伸びず、
第1回開催で使われなかった馬場内側からの伸びがマシ!結果、従来の外枠有利の傾向が逆転!
1~2週目は内枠並びに逃げ・先行馬が大半のレースで勝利している!
ただし、2週目の先週終了時点では特に勝負処3~4コーナー内側の痛みがヒドく、
引き続きAコースを使用する3週目の今週は中京ターフ従来の“外差し”馬場になるかも知れず注意!

(先週の中京芝1200m傾向)
第2回開催で施行された芝1200mは第1週目のオープン「トリトンS」と第2週目(先週)の未勝利のみ。
先週の未勝利戦は、より、内が伸びる馬場も味方に1枠1番テイクウォーニングが逃げ切った!
1~3着も全て1~3枠の馬だったが、2着は“外差し”!3着は“外差し”!それなりに差しも利いている。
ただし、1~3着馬全てが荒れ馬場を苦にしない血統背景馬だった点は覚えておきたい。
また、「トリトンS」は希な差し決着!芝1200mは他の距離に較べて差しが利きやすいかも知れない。
なお、この開催。内伸びの馬場にも翻弄されて“外差し”専科ディープインパクト産駒が勝ち切れない。
(ディープインパクト産駒の勝利は初日のG3「中日新聞杯」ディサイファのみ。)
「高松宮記念」も、特に(逃げ)先行身上のディープインパクト産駒ミッキーアイルの取捨は微妙!
ただ、札幌洋芝での好走もあるレッドオーヴァルは差しタイプ。“外差し”馬場に変容すれば侮れない!

★臨戦ハイレベルレース
2015/3/1「阪急杯」(阪神芝1400m)
~ダイワマッジョーレ、ミッキーアイル、ローブティサージュ、コパノリチャード、サドンストーム
※好位から抜け出しを図った1番人気コパノリチャードが直線半ばであえなく失速!
これをマークして運んだミッキーアイルが最内から差し込んだローブティサージュを押さえ込んだが、
大外から末脚一閃!ダイワマッジョーレがミッキーアイルをハナ差捉えたところがゴール!
ながれを考えればミッキーアイルも強い2着であり、不良で差し届いたダイワマッジョーレも立派!
ローブティサージュも、さすが2歳女王というG1ホースの底力を見せつけた!
叩いた方が良いコパノリチャードは仕上がり途上だったようで次走「高松宮記念」では見直しが必要!
最後の直線で詰まって仕掛けが遅れたサドンストームも見直しが必要となる。

★注目レース
2014/10/5「スプリンターズステークス」(新潟芝1200m)~ストレイトガール、レッドオーヴァル
※中山が馬場改修工事のため新潟内回りで施行された2014年秋の「スプリンターズステークス」。
2開催20日間をAコースでぶっ通し使い続けての最終日。生憎の雨にも祟られ、良発表でも時計を要した。
また、ハクサンムーンにダッシャーゴーゴーが絡んだハイペースで差し向きの展開!
時計・展開・荒れ馬場全てが追い込んだスノードラゴンに味方したわけだが、中団からストレイトガール2着!
どんな状況下に置かれても堅実に勝ち負けに加わるメンタル面の強さを見せつけられた好内容!
勝ったスノードラゴンとの差は内外コース取りの差であり(外が伸びる馬場)、負けて強しの女傑である!
なお、上位2頭に較べて早めに仕掛けられたレッドオーヴァルは“展開の綾”もあって3着惜敗!
決め手はストレイトガールに譲っても、見せ場十分の好内容であった!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

(1~3着圏内候補馬)
※開催当日午前11時までに配信の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。

◎ダイワマッジョーレ
/脚質面からは、先行~好位勢、コパノリチャード、ミッキーアイル、エアロヴェロシティの軸も一考だが、
今年もハイレベルだったベスト臨戦「阪急杯」の勝ち馬ダイワマッジョーレが鞍上も含めて魅力!
一昨年秋のG1「マイルCS」2着馬であり、G1好走の実績も兼備し、「阪急杯」で荒れ馬場適正も証明済み。
今年は逃げるか先行主張のタイプが揃ってハイペースが避けれそうになく、展開も差し向きとなりそう!
更に、先週までは前残りが目立った馬場も、勝負処3~4コーナー内側の痛みがヒドく、
最終日の日曜日午後には従来の“外差し”有利の馬場に変容するとの予測。
土曜日の決着次第で“軸”の変更もあり得るが、金曜日時点では差すダイワマッジョーレの軸から入りたい!
枠順も「阪急杯」と同じ7枠13番!勝ち馬は外枠断然有利のコース形態でもあり、絶好枠を引き当てた!

○ストレイトガール
/戦績に最もブレのないストレイトガールが対抗!
前2回の国内スプリントG1を3着→2回にまとめ、前走の国際G1「香港スプリント」でも3着に好走!
2012年秋以降、不利のあった「函館スプリントS」以外、11戦全て1~3着の安定感はメンバー屈指!
中団からのレース運びも、中京コースの決着傾向を考えれば有力処では最も好感が持て、軸(単)も一考!
大外18番もコース形態上、むしろプラスであり、外目の馬場の良いところを運べるだけに好枠と見たい!

▲ローブティサージュ
/「阪急杯」に於ける1~2着との差は、不良馬場での“内差し”も分が悪かったと云えるローブティサージュ。
距離に関しても、今ではG3「キーンランドカップ」快勝のスプリント戦がベストの感強く、回りも不問!
ながれ次第では上位逆転も可能な好位差しのG1ホースであり、力を要す馬場も苦にしない。
要は、秀でた決め手をどのタイミングで繰り出すかが鍵となり、ベテランの鞍上、2度目の手綱捌き次第!
馬場の荒れた内目を通らざるを得ない2枠3番は微妙だが、一瞬の決め手を生かすには歓迎かも!

☆サドンストーム
/ローブティサージュと同じ内枠発走。同じく、距離ロスなく脚を矯めれる点は好材料であり、
課題はローブティサージュ同様、より荒れた内目の馬場を如何に乗り切れるかが最大のポイントとなる。
ただ、両馬共に、血統背景及び戦績から、荒れ馬場対応は可能なはずであり、むしろ高速馬場よりマシ。
不良の「阪急杯」も最後の直線で前が詰まらなければ勝ち負けに加われていた可能性が高く、
その決め手はメンバー上位!コース形態はもちろん、展開も差し向きの可能性が高く、目が離せない!

△コパノリチャード
/本来、叩いて良くなるタイプ。「阪急杯」の失速は“仕上がり途上”で説明がつくだけに見限りは早計!
控える競馬も定着し、ハナを争うアンバルブライベンとハクサンムーンを見ながら行ける絶好の8枠17番!
(或いは、2枠を引いた自在脚の香港馬エアロヴェロシティも、ハナ争いに加わるかも知れない!)
ペースを測りながら、どこで仕掛けるかは“天才”の手綱捌きひとつ。従って、今年も実質、主導権握れる。
当日の降雨予報も吉報!どちらにしても荒れ馬場は苦にせず、2連覇の可能性も十分残す昨年の覇者!
天候急変等々、最終確定予想段階で押さえから軸への2段階評価アップも十分あり得る魅力の存在!

△レッドオーヴァル
/「阪急杯」は8枠発走で外々を回らされて脚が溜まらなかったレッドオーヴァルも見直しが必要!
昨秋のG1「スプリンターズステークス」(新潟芝1200m)3着馬であり、左回りも得意!
内が荒れている点を考慮するなら、脚も矯めれる5枠9番は“有る意味”絶好枠とも思え、
ディープインパクト産駒ながら、作夏の札幌2戦好走から“重い芝”も守備範囲!未勝利圧勝の中京も良し。

※なお、「阪急杯」で内容濃い勝ち負けを演じたミッキーアイルについては見送りたい。
その、「阪急杯」。不良馬場で時計も要したが、そこは開幕週。荒れ馬場適正に関しては計り兼ねず、
過去の戦績並びに血統背景から、やはり、荒れ馬場は割り引くと見た方が無難。スプリント適正も微妙!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※以上の解析結果を基に、
最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の午前11時までにお届けします!


監修/サザンクロス競馬塾

高松宮記念 解析予想

2015年03月27日 20時35分11秒 | 競馬予想
2015/3/29/高松宮記念/中京芝1200mA/G1/左回り 発走 15:40
 
-過去3年データ-(新コース施行限定)

(人気)

◎単(勝ち馬)指標
◆1番人気〔1‐0‐2‐0〕
◆2番人気〔1‐1‐0‐1〕
◆3番人気〔1‐1‐0‐〕 → 1~3番     人気勝率/100%
※2010年迄の旧コースと2012年以降の新コースとではコース形態が根本的に異なり(2011年は阪神開催)、
現行施行は僅か3年。その中から、同期間の下記オープンレースをも参考にしつつ、検証して行きたい!
●G3「CBC賞」(2012~2014) ●「トリトンステークス」(2013~2014) ●「尾張ステークス」(2013年)
さて、「高松宮記念」。僅か3年のみのデータだけに鵜呑みには出来ないが、勝ち馬は全て1~3番人気!
上記3レース合計6鞍の勝ち馬も下記の如く上位1~4番人気が圧倒!
●G3「CBC賞」②①④  ●「トリトンステークス」②⑬ ●「尾張ステークス」①
今年の「高松宮記念」も、まずは、上位1~4番人気あたりの検証が最重要課題となる!

○▲☆連圏指標
★1~5番人気内決着率66.66%~②③①②
※うち本命決着率(1~3番人気内決着)100%。従って、まずは、本命決着の可能性から探りたいG1!
★1~3番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)/33.33%~③⑧
※1~5番人気内決着率6.66%に対して33.33%。とは云っても、僅か3年のみのデータ。
どちらに転ぶかは決めつけれず、本命決着のみでなく、2着人気薄突入ケースも念頭に置いて検証したい。
★人気薄(6番人気以下)勝率/0%。
※●上記「トリトンステークス」では13番人気が勝利!満更ないとも云えず、人気薄からも目は離せない!
なお、「CBC賞」は②⑦①②④③、「トリトンステークス」は②④⑬②、「尾張ステークス」は①⑤!
5鞍中、3鞍が1~5番人気内決着。他の決着パターンも1鞍ずつだが、
「高松宮記念」をも併せれば、9鞍中、5鞍の1~5番人気内決着確率が高まる点には注目すべきだろう!

△△ワイド圏指標(3連馬券の押さえ=3着付け)
★連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気~〔②③〕‐①〔①②〕‐⑩
※僅か2鞍とは云え、人気・人気薄両極端にブレ(苦笑)、目安は付け難いが、
「高松宮記念」以外6鞍の“連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気”は〔①②〕‐③〔④③〕‐⑩〔②④〕‐⑤。
こちらも人気・人気薄どちらにもブレていて判定は微妙。広角に対応するしかないだろうが、妙味は人気薄!
★1~3番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)決着時の3着馬人気~〔③⑧〕‐①
※1例のみでは不透明。
同じく「高松宮記念」以外6鞍の“1~3番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)決着時の3着馬人気”を見ると、
1例のみで、〔②⑦〕‐①。決めつけれないが、3着付けは1~3番人気からチョイスした方が無難かも知れない。
★人気薄(6~9番人気)勝利はないが、「トリトンステークス」1例は〔⑬②〕‐⑭!手が出ない(苦笑)!

(実績)この項目と次の項目は「高松宮記念」のみに引きつけて検証すべきだが、
過去10年に遡っても、大半の勝ち馬には芝1200m~芝1600m芝1200mG1での好走実績が見られ、
2~3着馬にしてもり上記G1好走もしくは、芝1200m重賞芝1200mに於ける連対実績はあった!
ただし、芝1200m未経験馬及び芝1200m未勝利馬でも上記G1好走さえあれば割引きの必要は一切なく、
特に、最も多くの好走馬を輩出している「阪急杯」からの臨戦馬であれば、芝1200m実績は何ら問われない!

(臨戦ローテーション)
※新コース施行3年の1~3着馬は全て「阪急杯」・「オーシャンS」・「シルクロードS」からの直行馬!
過去10年に遡っても、大半の1~3着馬が3重賞いずれかを使っての臨戦!他の組は明らかに劣勢である!
なお、勝ち馬は全て前走4着内好走からの臨戦馬であり、その前走では全馬が1~3馬人気に推されていた!

(脚質)
/1200m含めて、リニューアル以後3年の中京芝コースは“外枠並びに差し有利”で定着しているが、
同3回の「高松宮記念」については、先行馬2勝!差し馬1勝!ただし、2着馬3頭は全て外枠からの差し!
G1ともなれば、逃げ・先行馬も容易には止まらず、一概に差し有利とするのは早計であり、慎重を期すべし!
ちなみに、「CBC賞」・「トリトンステークス」・「尾張ステークス」の6鞍で見れば、
勝ち馬は先行~好位勢が4頭で一歩リード!中団差しと追い込みが各1頭。やや前が有利の傾向にある。
(2~3着は、逃げ・先行・差し・追い込み何でも有り!)

(枠順)
/昨年の勝ち馬コパノリチャード(道悪巧者)を除く連対馬5頭が外枠だった点は重要であり、
少なくても、“連対圏に関しては外枠有利”とするのが妥当なコース形態と云える!
なお、前記「CBC賞」・「トリトンステークス」・「尾張ステークス」合計6鞍の勝ち馬も全て6~8枠からであった!
(2着は内枠優勢!3着は外枠優勢!)

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★第2回中京芝/第1~2週目傾向

(中京芝の全般的傾向)
昨年暮れの師走競馬3週間をAコースで施行(3週目のみ道悪)。
明けて1月2週間(17日~25日)の第1回開催をBコースで施行したが、全て湿り気を含んだ馬場!
その後、約ひと月半のあいだに洋芝の種を播いて馬場回復に務めたものの、折からの低温続き。
馬場の回復が思うように進展せぬまま今回の第2回開催に突入した!
第1回開催のBコースからAコースへ移行したが、
湿り気含みの第1回開催で踏み荒らされ、回復が遅れている馬場の中~外側は伸びず、
第1回開催で使われなかった馬場内側からの伸びがマシ!結果、従来の外枠有利の傾向が逆転!
1~2週目は内枠並びに逃げ・先行馬が大半のレースで勝利している!
ただし、2週目の先週終了時点では特に勝負処3~4コーナー内側の痛みがヒドく、
引き続きAコースを使用する3週目の今週は中京ターフ従来の“外差し”馬場になるかも知れず注意!

(先週の中京芝1200m傾向)
第2回開催で施行された芝1200mは第1週目のオープン「トリトンS」と第2週目(先週)の未勝利のみ。
先週の未勝利戦は、より、内が伸びる馬場も味方に1枠1番テイクウォーニングが逃げ切った!
1~3着も全て1~3枠の馬だったが、2着は“外差し”!3着は“外差し”!それなりに差しも利いている。
ただし、1~3着馬全てが荒れ馬場を苦にしない血統背景馬だった点は覚えておきたい。
また、「トリトンS」は希な差し決着!芝1200mは他の距離に較べて差しが利きやすいかも知れない。
なお、この開催。内伸びの馬場にも翻弄されて“外差し”専科ディープインパクト産駒が勝ち切れない。
(ディープインパクト産駒の勝利は初日のG3「中日新聞杯」ディサイファのみ。)
「高松宮記念」も、特に(逃げ)先行身上のディープインパクト産駒ミッキーアイルの取捨は微妙!
ただ、札幌洋芝での好走もあるレッドオーヴァルは差しタイプ。“外差し”馬場に変容すれば侮れない!

★臨戦ハイレベルレース
2015/3/1「阪急杯」(阪神芝1400m)
~ダイワマッジョーレ、ミッキーアイル、ローブティサージュ、コパノリチャード、サドンストーム
※好位から抜け出しを図った1番人気コパノリチャードが直線半ばであえなく失速!
これをマークして運んだミッキーアイルが最内から差し込んだローブティサージュを押さえ込んだが、
大外から末脚一閃!ダイワマッジョーレがミッキーアイルをハナ差捉えたところがゴール!
ながれを考えればミッキーアイルも強い2着であり、不良で差し届いたダイワマッジョーレも立派!
ローブティサージュも、さすが2歳女王というG1ホースの底力を見せつけた!
叩いた方が良いコパノリチャードは仕上がり途上だったようで次走「高松宮記念」では見直しが必要!
最後の直線で詰まって仕掛けが遅れたサドンストームも見直しが必要となる。

★注目レース
2014/10/5「スプリンターズステークス」(新潟芝1200m)~ストレイトガール、レッドオーヴァル
※中山が馬場改修工事のため新潟内回りで施行された2014年秋の「スプリンターズステークス」。
2開催20日間をAコースでぶっ通し使い続けての最終日。生憎の雨にも祟られ、良発表でも時計を要した。
また、ハクサンムーンにダッシャーゴーゴーが絡んだハイペースで差し向きの展開!
時計・展開・荒れ馬場全てが追い込んだスノードラゴンに味方したわけだが、中団からストレイトガール2着!
どんな状況下に置かれても堅実に勝ち負けに加わるメンタル面の強さを見せつけられた好内容!
勝ったスノードラゴンとの差は内外コース取りの差であり(外が伸びる馬場)、負けて強しの女傑である!
なお、上位2頭に較べて早めに仕掛けられたレッドオーヴァルは“展開の綾”もあって3着惜敗!
決め手はストレイトガールに譲っても、見せ場十分の好内容であった!

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(1~3着圏内候補馬)
※開催当日午前11時までに配信の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。

◎ダイワマッジョーレ
/脚質面からは、先行~好位勢、コパノリチャード、ミッキーアイル、エアロヴェロシティの軸も一考だが、
今年もハイレベルだったベスト臨戦「阪急杯」の勝ち馬ダイワマッジョーレが鞍上も含めて魅力!
一昨年秋のG1「マイルCS」2着馬であり、G1好走の実績も兼備し、「阪急杯」で荒れ馬場適正も証明済み。
今年は逃げるか先行主張のタイプが揃ってハイペースが避けれそうになく、展開も差し向きとなりそう!
更に、先週までは前残りが目立った馬場も、勝負処3~4コーナー内側の痛みがヒドく、
最終日の日曜日午後には従来の“外差し”有利の馬場に変容するとの予測。
土曜日の決着次第で“軸”の変更もあり得るが、金曜日時点では差すダイワマッジョーレの軸から入りたい!
枠順も「阪急杯」と同じ7枠13番!勝ち馬は外枠断然有利のコース形態でもあり、絶好枠を引き当てた!

○ストレイトガール
/戦績に最もブレのないストレイトガールが対抗!
前2回の国内スプリントG1を3着→2回にまとめ、前走の国際G1「香港スプリント」でも3着に好走!
2012年秋以降、不利のあった「函館スプリントS」以外、11戦全て1~3着の安定感はメンバー屈指!
中団からのレース運びも、中京コースの決着傾向を考えれば有力処では最も好感が持て、軸(単)も一考!
大外18番もコース形態上、むしろプラスであり、外目の馬場の良いところを運べるだけに好枠と見たい!

▲ローブティサージュ
/「阪急杯」に於ける1~2着との差は、不良馬場での“内差し”も分が悪かったと云えるローブティサージュ。
距離に関しても、今ではG3「キーンランドカップ」快勝のスプリント戦がベストの感強く、回りも不問!
ながれ次第では上位逆転も可能な好位差しのG1ホースであり、力を要す馬場も苦にしない。
要は、秀でた決め手をどのタイミングで繰り出すかが鍵となり、ベテランの鞍上、2度目の手綱捌き次第!
馬場の荒れた内目を通らざるを得ない2枠3番は微妙だが、一瞬の決め手を生かすには歓迎かも!

☆サドンストーム
/ローブティサージュと同じ内枠発走。同じく、距離ロスなく脚を矯めれる点は好材料であり、
課題はローブティサージュ同様、より荒れた内目の馬場を如何に乗り切れるかが最大のポイントとなる。
ただ、両馬共に、血統背景及び戦績から、荒れ馬場対応は可能なはずであり、むしろ高速馬場よりマシ。
不良の「阪急杯」も最後の直線で前が詰まらなければ勝ち負けに加われていた可能性が高く、
その決め手はメンバー上位!コース形態はもちろん、展開も差し向きの可能性が高く、目が離せない!

△コパノリチャード
/本来、叩いて良くなるタイプ。「阪急杯」の失速は“仕上がり途上”で説明がつくだけに見限りは早計!
控える競馬も定着し、ハナを争うアンバルブライベンとハクサンムーンを見ながら行ける絶好の8枠17番!
(或いは、2枠を引いた自在脚の香港馬エアロヴェロシティも、ハナ争いに加わるかも知れない!)
ペースを測りながら、どこで仕掛けるかは“天才”の手綱捌きひとつ。従って、今年も実質、主導権握れる。
当日の降雨予報も吉報!どちらにしても荒れ馬場は苦にせず、2連覇の可能性も十分残す昨年の覇者!
天候急変等々、最終確定予想段階で押さえから軸への2段階評価アップも十分あり得る魅力の存在!

△レッドオーヴァル
/「阪急杯」は8枠発走で外々を回らされて脚が溜まらなかったレッドオーヴァルも見直しが必要!
昨秋のG1「スプリンターズステークス」(新潟芝1200m)3着馬であり、左回りも得意!
内が荒れている点を考慮するなら、脚も矯めれる5枠9番は“有る意味”絶好枠とも思え、
ディープインパクト産駒ながら、作夏の札幌2戦好走から“重い芝”も守備範囲!未勝利圧勝の中京も良し。

※なお、「阪急杯」で内容濃い勝ち負けを演じたミッキーアイルについては見送りたい。
その、「阪急杯」。不良馬場で時計も要したが、そこは開幕週。荒れ馬場適正に関しては計り兼ねず、
過去の戦績並びに血統背景から、やはり、荒れ馬場は割り引くと見た方が無難。スプリント適正も微妙!

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※以上の解析結果を基に、
最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の午前11時までにお届けします!


監修/サザンクロス競馬塾

スプリングステークス 最終確定予想

2015年03月22日 08時42分38秒 | 競馬予想
○中山 11R スプリングステークス
  /レース条件/ 3歳G2 芝1800mA/右内回り 発走 15:45

  〓 ご注意!〓
_(_^_)_ 解析予想からの変更が有ります!

☆軸/5枠5番ブラックバゴ(戸崎圭太)
★紐
/リアルスティール、ダノンメジャー、フォワードカフェ
/ベルーフ、ダノンプラチナ

●馬単3点/5 → 6、10、11
●3連単12点(フォーメーション)
1着 5
2着 6、10、11
3着 6、10、11、3、8

※1~3番人気中、2頭が大半の年で馬券圏内を支配する重賞。
圏内6頭配備中、1~3番人気は囲い込んでおくべきだが、
前9年((中山施行)に於ける勝ち馬の過半数は3~6番人気!

従って、1番人気リアルスティールより、
4番人気に落ち着きそうなブラックバゴの“軸(単)不動”を最終決断!
枠順からは3枠ベルーフに魅力を感じるものの、
やはり芝1800m未経験という点が過去の傾向から割引きで押さえ迄。
同じ意味で、マイル迄しか経験のないダノンプラチナも押さえ迄。

そこで、2着に8~11番人気が半数近く食い込んでいる点を重視!
解析予想で連圏に組み込んでいたダノンメジャーに加え、
直前気配がグンとアップした実績馬フォワードカフェも連圏へ抜擢!
休養期間が好走データに引っかかるミュゼスルタンは1走静観したい。

監修/サザンクロス競馬塾
southerncross@ac.auone-net.jp


スプリングステークス 解析予想

2015年03月20日 19時02分36秒 | 競馬予想
2015/3/22/スプリングステークス/中山芝1800mA/3歳G2/右内回り 発走 15:45
 
-過去9年データ-(2011年・阪神開催除く)

(人気)

◎単(勝ち馬)指標
◆1番人気〔3‐3‐2‐1〕
◆2番人気〔1‐0‐2‐6〕
◆3番人気〔2‐2‐0‐5〕 → 1~3番人気勝率/66.66%
◆4番人気‥1勝
◆5番人気‥1勝
◆6番人気‥1勝 → 4番人気以下勝率/33.33%
※上位1~3番人気優位の過去9回だが、見方を変えれば3~6番人気5勝!こちらが優位かも?!
とにかく、ワイド率88.88%と断然の安定感誇る1番人気も勝率は決して抜けてはいないという点が重要!
以下の多面的指標をきちんと精査し、◎単(勝ち馬)軸として大丈夫か?否か?シビアに検証したい!

○▲☆連圏指標
★1~5番人気内決着率55.55%~④①①③③①①③③①
※うち本命決着率(1~3番人気内決着)80%。従って、仮に上位人気決着なら、本命決着の可能性大!
★1~3番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)/2222%~①⑧②⑩
※ただし、軸に3~6番人気を加えれば、2着人気薄(6番人気以下)決着率は44.44%に跳ね上がり、
1~5番人気内決着率55.55%に急接近!一概に“1~5番人気内決着優勢”の重賞とは言い切れない!
★人気薄(6~8番人気)勝率/11.11%~⑥⑪
※さすがに、軸を6番人気以下の人気薄から抜擢することは憚られる(笑)。
前項目の結論と絡めて思案すれば、3~5番人気あたりからの戦略に最も妙味がありそうである!

△△ワイド圏指標(3連馬券の押さえ=3着付け)
★連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気~〔④①〕‐②〔①③〕‐⑥〔③①〕‐⑩〔①③〕‐⑪〔③①〕‐④
※2006年と昨年は3着も1~5番人気内で決着したが、他の3年は人気薄6~11番人気の食い込み!
1~5番人気内によるワンツースリー順当決着も想定すべくではあるが、妙味なし。
確率的には“やや優位”程度であり、絶対視はハイリスク!例え連圏は順当と見ても、押さえは人気薄ベター!
★1~3番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)決着時の3着馬人気~〔①⑧〕‐②〔②⑩〕‐①
※2例のみだが、3着は1~2番人気!★1~3番人気から2頭以上が揃ってワイド圏から消えたのは2年のみ。
圏内には最低2頭の1~3番人気を組み込むのが無難であり、少なくても3連馬券の3着付けには残したい。
なお、最も注目される3~6番人気勝利時の決着パターンをまとめると下記のとおり!
~〔⑤⑧〕‐⑦〔④①〕‐②〔⑥⑪〕‐①〔③①〕‐⑩〔③①〕‐④
大波乱となった2例はあるが、概ね2着には安定感随一の1番人気が突っ込み、3着も上位人気がベター!
やはり、例え非1~2番人気以外から軸を取ったとしても、3連馬券圏内からは上位人気を外さない方が無難。
★人気薄(6~9番人気)勝利時の3着馬人気~〔⑥⑪〕‐①
※非1~5番人気の勝利は1例のみ。例外的と見るのが妥当と思えるが、仮に荒れても、3着には人気馬を!

(実績)中山コースの経験について不問だが、芝1800mの距離経験は重要な指標!
2011年(阪神施行)の勝ち馬オルフェーヴル含め、勝ち馬10頭には全て芝1800mの距離経験があった!
芝1800mが初めてだった2着馬はマイネシーガルとレッドスパーダ、3着馬はフィフスペトルのみ。
また、こられ3頭にしても中山芝コース経験は有り!芝1800mが初めてのベルーフも気になるところが、
人気しそうなダノンプラチナのように、芝1800mも、中山も初めてというケースは過去10年1~3着皆無!
なお、勝ち星の多い順に勝利の確率も高く、更にマイル~中距離でのオープン勝ち・重賞連対はプラス材料!

(臨戦ローテーション)
※3勝の「きさらぎ賞」組と2勝の「共同通信杯」組が一歩優位だが、今年、前者からの臨戦馬は不在。
ただ、直近3年の勝ち馬は別路線組。臨戦過程が多様化し、上記2重賞に拘り過ぎるのは良くないかも?
なお、勝ち馬は全て前走1~3着からの臨戦馬。従って「共同通信杯」組ではリアルステイールのみが該当!
ただし、そのリアルスティールを筆頭にキャリア2戦馬の1~3着突入馬は皆無!
ミュゼスルタン、キタサンブラック、ベストミックスのキャリア1~2戦馬含めて、取捨は微妙なところである。

(脚質)
/やや差し優位だが、先行勢も適度に健闘!3着は差し馬が圧倒していても連圏は大差なく、人気上位優勢!

(枠順)
/中山施行時の勝ち馬9頭中、実に6頭が1~3枠から(先行・差し互角)!
内枠有利のコース形態。当然かも。なお、2着も内枠優勢!ただし、3着であれば、外枠からの好走が多い。

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★第2回中山芝/第3日目傾向

(中山芝の全般的傾向)
開催前半2週を湿り気含みの芝で使った為に馬場内側の痛みが急速に進行して来ている!
この為、先週は土曜日から“外差し”の利ける馬場。メイン「アネモネステークス」も、
最内から抜け出した軸◎メイショウメイゲツが対抗○テンダリーヴォイスの“外差し”に屈して、2着!
“本命・対抗による差し較べ”は期待どおりだったが、馬場差は大きかった!本番で見直したい!
日曜日「東風ステークス」の◎シャイニープリンスも、“より外”から差したクラリティシチーに、“差し負け”!
反対に、4コーナーで大外に振られる不利を蒙った「中山牝馬S」の◎バウンスシャッセは“外差し一閃”(笑)!
良くも悪くも、久々のパンパン良馬場で差し(特に外差し)が利きまくった先週!今週も良馬場なら、同様か!
なお、枠順は当然ながら外枠が圧倒!内枠から勝ったのは外に持ち出した上記バウンスシャッセのみ!

(先週の中山芝1800m傾向)
先週は土曜日の「第5R(未勝利)」と日曜日メインの牝馬G3「中山牝馬ステークス」2鞍が施行。
上記「中山牝馬ステークス」も、「第5R(未勝利)」も、“外差し一閃”!
枠順はともかく、最後の直線で外にさえ出せれば差し切れる馬場!鞍上の瞬間の判断力も重要てあり、
先週は戸崎騎手と田辺騎手の好騎乗ぶりが中山を席巻!今週も引き続き注目したい!
また、何よりも差せる決め手を備えた馬かどうかも重要であり、ソロソロ、ディープ産駒躍進のプロローグ?!
なお、他の内回り4鞍も徹底して(中~)外差しが利いていたことを記憶しておきたい。

★臨戦ハイレベルレース
2015/2/15「共同通信杯」(東京芝1800m)~リアルスティール
※勝ったのは、新馬勝ち直後の身で果敢に挑んだ1戦1勝馬リアルスティール!
最内1番からス~っと好位のインに収まる好センスぶりで折り合いもスムーズ!道中も抜群の手応えで進み、
最後の直線に向くと先行2騎を捉えてドゥラメンテとの差し較べ!これを余裕で封じ、着差以上の完勝劇!
レース史上初めてとなる新馬→「共同通信杯」連勝をアッサリと達成!このセンス!小回り中山でも楽しみ!

★注目レース
2015/1/18「京成杯」(中山芝2000m)~ベルーフ、ブラックバゴ
※過去9回で9頭が参戦。僅かに2着馬1頭のみという、どちらかと云えば“マイナー”な「京成杯」組。
しかし、今年、ハナ差の勝ち負けを演じた上記1~2着馬は共に未だ馬券圏内外さぬ相手なりの堅実タイプ。
「京成杯」でも着差以上に2頭の強さ際立ち、距離は1ハロン短くなっても同じ中山の重賞だけに再度注目!

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(1~3着圏内候補馬)
※開催当日の正午までに公開の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。

◎ブラックバゴ
/キャリアや距離経験等々、“死角”を抱えた人気馬が目立つ今年。
軸に最も相応しい魅力馬が中山芝2000mG3「京成杯」でハナ差勝ち負けを演じたブラックバゴである!
勝ち馬ベルーフも魅力だが、キャリア4戦全てが芝2000m。過去9回の勝ち馬には全て芝1800m経験があり、
「京成杯」にしても、ハナ差は“展開の綾”!むしろ、道中折り合いを欠きながら接戦を演じたブラックバゴ!
1ハロンの距離短縮で折り合いは楽になるはずであり、スムーズにさう捌ければ今回は逆転十分!
1勝馬という点は大きく割り引かざるを得ないが、スマイルジャックの例もあり、内目の5枠5番も歓迎材料!

○リアルスティール
/過去10年で見てもキャリア1~2戦馬の3着内突っ込みはないが、該当馬は僅かに8頭のみ。
その人気も、3頭の3番人気は含むが残りの5頭は全て8~13番人気。
今年の該当馬中、2頭は1~2番人気の支持さえ集めそうな魅力の素質馬だけに判定は微妙である!
距離1800mも、小回り中山も経験のないダノンプラチナには不安も過ぎるが、
2戦2勝が共に芝1800mのリアルスティールについては単の有力候補としてもマークを外せず、
現時点では対抗扱いにとどめるが最終確定予想では軸への抜擢もあり得るいディープインパクト産駒!

▲ベルーフ
/「阪神大賞典」出走のゴールドシップ然り!引退した名馬オルフェーヴル然り!
ステイゴールドの産駒の上級馬は“やんちゃ坊主”が多く(苦笑)分厚い資金での決め打ちには向かないが、
ステイゴールドの全妹レクレドールを母に持つベルーフ、同じ“やんちゃ坊主”であっても戦績は堅実!
さすがに世代トップレベルとの評判高いルージュバックには完敗したものの、
そのデビュー2戦目の「百日草特別」は若さ覗かせながらロス多い競馬で連対を外さなかった点をこそ評価!
その後も若さを覗かせながら出世レース「エリカ賞」→G3「京成杯」を連勝し、4戦・3勝2着1回の安定感!
更に、デビュー4戦、全て異なる競馬場で崩れなかったセンスの良さも光る今年注目のハービンジャー産駒!
勝ち馬全てが芝1800m経験馬という点から単穴評価にとどめるが、一発有っても驚けない!

☆ダノンメジャー
/新馬→オープンを連勝した素質馬!続く新設重賞「京都2歳ステークス」でもクビ差の2着に健闘!
前々走の新設重賞「ホープフルS」の敗因は不明だが(9着)アクシデントの前走「共同通信杯」は不問!
「ホープフルS」では1番人気に推され、「共同通信杯」も5番人気!見限りは早計であり、今一度、見直し!

△ダノンプラチナ
/(実績)項目で触れたように、“芝1800mも、中山も初めてというケースは過去10年1~3着皆無”!
折り合い面にも課題を抱えるダノンプラチナにとって、嫌なデータに違いはないが、
未勝利→500万を共に圧勝して臨んだ「朝日杯フューチュリティS」で世代初のG1を奪取した2歳チャンプ!
2歳チャンプにとっては決してゲンの良い重賞とは云えないものの、
ロゴタイプ(1着)、フサイチリシャール(2着)、アジアエクスプレス(2着)、ローズキングダム(3着)!
過去9回で5頭が参戦し、アルフレード(12着)以外の上記4頭が馬券圏内を確保している点を見逃せない!

△ミュゼスルタン
/昨年夏以来の休み明け。しかも、軽度とは云っても、骨折明け。走ってみなければ解らない面もあるが、
新馬戦を上がり33秒の決め手で差し切り、続くG3「新潟2歳S」もレコードで連勝した2戦2勝の素質馬!
右回り、小回り、ゴール前急坂等々、初ものづくしでも、圏外に葬るにはどうか?他候補との兼ね合次第。

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※以上の解析結果を基に、
最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の正午までに公開します!

監修/サザンクロス競馬塾