JRAプロフェッショナル

日本中央競馬会施行のレースから狙い目の鞍を毎週厳選チョイスし、競馬予想30年余のプロフェッショナルチームが解析します!

ジャパンカップ 最終確定予想

2016年11月27日 05時36分14秒 | 競馬予想
○東京11R/ジャパンカップ
  /東京芝2400mC/G1/左回り 発走 15:40

☆軸/8枠16番リアルスティール(R.ムーア)
★紐
/レインボーライン、ルージュバック、サウンズオブアース
/ゴールドアクター、キタサンブラック

●馬連(馬単)3点/16 → 14、4、12
●3連単12点(フォーメーション)
1着 16
2着 14、4、12
3着 14、4、12、3、1
※3連複(16番軸→相手5頭ながし10点)
/16 → 14、4、12、3、1

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ジャパンカップ 解析予想

2016年11月26日 22時12分44秒 | 競馬予想
σ(^^)

ドゥラメンテは既にターフを去り、
王者モーリスは香港へ!そして、サトノダイヤモンドも不在!

過去10年全勝の3~4~5歳“トップアスリート”不在の「ジャパンカップ」!

一応の主力を担うのはG1・2勝のキタサンブラック、並びに、
昨年のグランプリ(有馬記念)ホース・ゴールドアクターの両馬であるが、
共に、過去10年の勝ち馬全てが満たす東京G1好走の履歴はなく、
また、臨戦面に於いても、過去10年、
「京都大賞典」及び「オールカマー」から直行した馬の1~3着突入はなし。

更に、ダービー馬ワンアンドオンリーは2年以上も馬券圏内への突入なく、
残る1頭のG1ホース・ディーマジェスティも、ベストは「皐月賞」戴冠の中山!

つまり、2016年ジャパンカップは絶対視出来る中心不在のメンバー構成!
従って、“軸”のチョイスが最初の難関ハードルであり、
参戦馬の半数近くが候補と云っても過言なき混戦メンバーの中から、
果たして、どの馬を“軸”にチョイスし、どの馬たちを圏内に囲い込むか?
下記レース解析を進めながら、結果を予測して行きたいと思います!


2016/11/27/ジャパンカップ/東京芝2400mC/G1/左回り 発走 15:40

-過去10年データ‐

(人気)

◎単(勝ち馬)指標
◆1番人気〔3‐3‐2‐2〕
◆2番人気〔1‐1‐2‐6〕
◆3番人気〔1‐1‐1‐7〕 → 1~3番人気勝率/50%
◆4番人気‥3勝
◆5番人気‥1勝 → 1~5番人気勝率/90%
◆9番人気‥1勝 → 6番人気以下勝率/10%
※さすが!JRAの看板G1だけあって1番人気安定のジャパンカップだが(複勝率80%)、
同じく3勝の4番人気も優秀!“軸”は勝率90%の1~5番人気からチョイスしたい!

○▲☆連圏指標
★1~5番人気内決着率/60%!~①⑤¦⑤④¦①②¦④①¦③①¦④③
※うち本命決着(1~3番人気内決着)33.33%!
一応は“1~5番人気内決着”が優勢だが、本命決着は3分の1に過ぎず、
むしろ、4~5番人気の食い込みが多い点には注意が必要である!
★1~5番人気軸⇔2着人気薄(6番人気以下)/40%!~⑨①¦②⑥¦①⑦¦④⑦
※直近5年で見れば優勢の“ヒモ人気薄決着”!過去10年トータルでも1年の差に過ぎず、
“1~5番人気内決着”と“ヒモ人気薄決着”は《拮抗》との見立て!
ただし、2008年(9番人気スクリーンヒーローが1着)以外、
人気薄とは云っても、6~7番人気!極端な人気薄の食い込みは次項ワイド圏での思案。

△△ワイド圏指標(3連馬券の押さえ=3着付け)
★連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気。
~〔①⑤〕‐③¦〔⑤④〕‐①¦〔①②〕‐⑥¦〔④①〕‐⑧¦〔③①〕‐②¦〔④③〕‐⑥
※8番人気が食い込んだ1例はあるが、他は全て上位1~6番人気!大穴は狙い辛い。
★1~5番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)決着時の3着馬人気。
~〔⑨①〕‐②¦〔②⑥〕‐⑭¦〔①⑦〕‐⑪¦〔④⑦〕‐①
※上位人気、または、下位人気、どちらにブレるか?不透明!妙味は後者だが‥。

(脚質)
/ダービーと同じCコースで施行される「ジャパンカップ」!
昨年のダービー解析予想でも述べたように、
~~
勝ち馬こそ過半数は力量上位の差しタイプではあったが、それらは例外なく、後の名馬!
2~3着馬の約半数が逃げるか先行した馬たちであり、今年の馬場も“内伸びの馬場”!
大半の人気馬が差しタイプだけに、人気薄の逃げ・先行馬には格別の注意が必要となる!
~~
そして、今年も!先週は“内~中伸びの馬場”!
過去10年の「ジャパンカップ」勝ち馬も“先行~好位勢”が圧倒している点に注意したい!
ただ‥土曜日の東京ターフ。最終レースで逃げた戸崎でさえ、直線は馬場中ほどへ!
そのレースを除けば圧倒的に中~外差しが利いていただけに今年は“外差し”の「JC」か!

(枠順)
/過去10年の「ジャパンカップ」。
何故か?2着のみは外枠馬が圧倒しているものの、
勝ち馬及び3着馬については内枠やや優勢で推移中!
今年も“内~中枠有利”で推移している東京ターフ!少なくても“軸”は内~中枠がベター!
ただ‥土曜日の東京ターフ。最終レースで戸崎が馬場中ほどへ持ち出して逃げ切った以外、
外枠勢が圧倒していたこと、忘れまい!

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※【資料1】
●ジャパンカップ/1~3着/枠順別決着構図
過去10回(2006~2015年)

※人気の簡略表記
(例)~① ‥ 1番人気
※脚質の簡略表記
☆逃‥逃げ ☆先‥先行 ☆好‥好位
★差‥差し ★追‥追い込み

―――――――――――――――――――――――――――――――
【1着】
・1枠/★差②
・2枠/☆好⑤/☆先④
・3枠/☆好①/☆好④
・4枠/☆好①
・5枠/
・6枠/★追①
・7枠/★差④
・8枠/☆好⑨/☆好③
―――――――――――――――――――――――――――――――
【2着】
・1枠/☆好④/★差③
・2枠/
・3枠/★差⑦
・4枠/
・5枠/★差①/★追②/★追⑦
・6枠/☆好⑤
・7枠/
・8枠/★追①/☆先⑥/★差①
―――――――――――――――――――――――――――――――
【3着】
・1枠/☆先⑧/★差⑭/★差①
・2枠/☆先②
・3枠/★追③/★差⑥/☆先⑪
・4枠/
・5枠/★差①
・6枠/
・7枠/★追②/★追⑥
・8枠/
―――――――――――――――――――――――――――――――

※【資料2】
★sincerely‐DATA‐BANK
〇‐東京芝2400mC(左回り)‐~ゴール前直線距離/525.9m(全コース)
/ゴール前の坂を登りきったあたりからスタート。
最初の1コーナーまでは393m。しばらくは平坦ですが、
1コーナーを曲がりきったあたりから3コーナー手前の坂までは下り。
そこからの登り勾配で馬群は一団となりやすく
差し馬を含め、実力馬の能力が存分に発揮できるコース形態!
枠順的にも全枠全てに大きな有利・不利は窺えません。
(ただし、近年のジャパンカップ勝ち馬は内枠にアドバンテージ!)
東京の芝コースは野芝と洋芝の混成コースであり、
路盤は堅いもののクッション性に富む良質なスピードターフ!
そしてコースレイアウト最大の特徴は、
ゴール前と3コーナー手前にある2つの坂の存在!
525mのゴール前直線に横たわる坂は有名ですが、
3コーナー手前のもうひとつの坂も差し馬優勢の重要な背景!
つまり、全ての距離コースがこの坂を一度は越えねばならず、
最初の坂の登り勾配で馬群は一団となりやすく、
ここで差し馬が容易に前に取り付けることが非常に重要です!
そして、ゴール前直線の坂が、もう一度!差し馬を後押し!
よって、東京芝コースはどこよりも差しの利くコースとして定着!
ただしジャパンカップ含め、
スタート地点変更後は先行馬の粘り込みも顕著な点に要注目!
(ゴール前坂の途中からスタート→坂を登りきった平坦スタート)
なお、血統的には良質ターフゆえにサンデー系の良績が目立ち、
特に、ディープインパクト産駒の成績が最も安定している舞台です!

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(1~3着圏内候補馬)
※開催当日午前11時までに配信の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。

◎リアルスティール
/例え確たる中心不在の混戦メンバーでも、“軸”は勝率90%の1~5番人気ペスト!
また、力量に大差なきメンバー構成という点を念頭に置けば、
より有利な内~中枠をゲットしたラッキーホースからの“軸”チョイスがベターではあるが、
【資料1】枠順別決着構図からも見て取れるように、
例え8枠からでも、好位付け可能な機動力さえ有せば戴冠のチャンスは十分に訪れ、
特に名手ムーアやルメール騎乗となれば、その可能性は決して低くないとの最終判定!
従って、“軸”は王道臨戦「天皇賞(秋)」2着好走から臨むリアルスティール、または、
メジャーエンブレム、ネオリアリズム、モーリス、サトノダイヤモンド等々、世代問わず、
現役最強クラスメンバーと好勝負して来た魅力の好素材レインボーラインの二者択一!
ただし、レインボーラインは“1~5番人気”の可能性が低いという点のみに非ず、
東京実績がマイルG1「NHKマイルカップ」3着のみでは何とも心許なく、
両馬の比較では、直近4年で3勝のディープインパクト産駒という点、並びに、
G3「共同通信杯」でドゥラメンテを一蹴し、前走の「天皇賞(秋)」ではモーリスの2着!
「日本ダービー」でも4着に好走した“東京中距離巧者”という観点から、
迷わず、リアルスティールを“軸”に指名したい!
ステイヤー決戦!平均ペースの「菊花賞」でスタミナ派キタサンブラックのクビ差2着!
「天皇賞(秋)」では、外々を回って、モーリスを凌ぐメンバー最速33秒5の決め手!
スタミナ、決め手、共に兼備し、紛れの少ない東京芝2400mが舞台なら“戴冠”最右翼!
加えて、土曜日のトラックバイアスは外差しが存分に利いて外枠も有利!駄目押し(笑)!

○レインボーライン ▲ルージュバック ☆サウンズオブアース
/2008年(9番人気スクリーンヒーローが1着)の例もあり、
参戦馬の半数近くが圏内を標榜出来る顔ぶれの今年。圏内は手広い対応が肝要!
そこで、外差しが存分に利いている外枠有利のトラックバイアスという点をも考慮し、
相手筆頭も迷わず!前記レインボーライン!例え実績は不足していても、
好勝負して来た相手関係(メジャーエンブレム、サトノダイヤモンド、モーリス)から、
抜けた馬不在の今年であれば優に通用の好素材!
ムーアとルメール!世界の名手の壮絶な差し較べを是非とも見せて貰いたいものだ!
切れ者と云えば、内枠を引いたルージュバックとて互角以上の決め手を有す!
ポイントは“どこで外へ持ち出せるか”の1点に尽きると云っても過言でなく、
この点についても、土曜日に絶好調だったジャパンのエース戸崎であれば可能だろう!
ムーアとルメールと戸崎と来れば、残るは名手ミルコしかない!
サウンズオブアース自身はシルバーコレクターだが(苦笑)今回もシルバーなら(笑)!

△キタサンブラック △ゴールドアクター
/鞍上・武豊が「奇策を打つ必要もない」と嘯くキタサンブラック!
G2「スプリングS」、G1「天皇賞(春)」 、そして前走のG2「京都大賞典」の全てが、
1枠からの勝利であったし、“スタートの天才”武豊という点から見ても絶好枠だろう!
戦法に迷いのない馬ほど強いものはないし、また、往年の頃には遙かに及ばずとも、
武豊が最も良績を刻んでいるのが逃げ戦法に出たケースであり、ベストポジション!
キタサンブラック自慢のスタミナ較べにえ持ち込めれば圏内は標榜出来るハズ。
2008年の勝ち馬スクリーンヒーローが父のゴールドアクター!
小回り向きの機動力に富むグラスワンダー系だけに目標は“有馬連覇”だろうが、
少々時計を要し始めた今の東京であれば力量的に圏内を標榜可能な位置!押さえる。

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※以上の解析結果を基に、
最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の午前11時までにお届けします!

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マイルチャンピオンシップ 最終確定予想

2016年11月20日 05時48分46秒 | 競馬予想
○京都11R/マイルチャンピオンシップ
  /京都芝1600mC/G1/右外回り 発走 15:40

☆軸/4枠8番イスラボニータ(C.ルメール)
★紐
/フィエロ、サトノアラジン、ヤングマンパワー
/ネオリアリズム、ガリバルディ

●馬連(馬単)3点/8 → 7、2、5
●3連単12点(フォーメーション)
1着 8
2着 7、2、5
3着 7、2、5、15、17
※3連複(8番軸→相手5頭ながし10点)
/8 → 7、2、5、15、17

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マイルチャンピオンシップ 解析予想

2016年11月20日 05時06分51秒 | 競馬予想
σ(^^)

王者モーリスは香港へ鉾先を向けて不在!

従って、混戦の様相呈すマイルに逆戻りした感強いメンバー構成!
良績の4~6歳マイルG1ホースは3歳マイルG1の覇者ミッキーアイルのみ。
そのミッキーアイルにしても、
過去10年で僅か2着1頭のみの逃げ戦法ベストのタイプ。

人気のサトノアラジンやヤングマンパワーもマイルG1実績は少々もの足りず、
前2年共に2着のフィエロ、並びに、
昨年の1番人気(3着)イスラボニータ並びに初マイルのネオリアリズム含めて、
果たして、2016年・秋のマイル王の座を射止めるのは、どの馬なのか?

下記レース解析を進めながら、結果を予測して行きたいと思います!


2016/11/20/マイルチャンピオンシップ/京都芝1600mC/G1/右外回り 発走 15:40

-過去10年データ‐

(人気)

◎単(勝ち馬)指標
◆1番人気〔3‐3‐2‐2〕
◆2番人気〔1‐1‐1‐7〕
◆3番人気〔0‐3‐0‐7〕 → 1~3番人気勝率/40%
◆4番人気‥3勝
◆5番人気‥1勝 → 1~5番人気勝率/80%
◆8番人気‥1勝
◆13番人気‥1勝 → 6番人気以下勝率/20%
※1900年代程の安定感には乏しいが、それでも、上位人気優勢の京都外回りマイルG1!
“軸”は勝率80%の1~5番人気からチョイスしたい!

○▲☆連圏指標
★1~5番人気内決着率/60%!~①③¦①④¦④①¦④①¦②③¦④②
※うち本命決着(1~3番人気内決着)33.33%!
1~5番人気を“軸”に、相手本線(連圏)も上位1~5番人気が優勢!
ただし、次項の“ヒモ人気薄決着”と大差なく、
1~5番人気内決着にしても、本命決着よりも4~5番人気絡みフォーカスが主流!
★1~5番人気軸⇔2着人気薄(6番人気以下)/40%!~①⑭¦⑬①¦⑤⑪¦⑧③
※“60%対40%”とは云っても、実質は僅か1年、どちらで決したかの差に過ぎず、
“1~5番人気内決着”と“ヒモ人気薄決着”は拮抗していること、忘れまい!

△△ワイド圏指標(3連馬券の押さえ=3着付け)
★連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気。
~〔①③〕‐⑧¦〔①④〕‐⑤¦〔④①〕‐⑩¦〔④①〕‐⑤¦〔②③〕‐①¦〔④②〕‐①
※3着付けの押さえも“上位1~5番人気”優勢だが、“6番人気以下人気薄”にも注意は必要!
★1~5番人気軸⇔2着人気薄(6番人気以下)決着時の3着馬人気。
~〔①⑭〕‐②¦〔⑬①〕‐⑥¦〔⑤⑪〕‐④¦〔⑧③〕‐⑨
※“上位1~5番人気”と“6番人気以下人気薄”とが拮抗しているが、妙味は後者!                                                                                                                                                                                                                                                                                                 
(脚質)
/差しの存分に利く京都外回りマイル!
「マイルチャンピオンシップ」も差し馬が圧倒するG1!
絶好芝の第3回京都・開幕週施行、春のG2「マイラーズC」は先行~好位組が優勢だが、
秋の第4~5回・連続開催3週目施行のG1「マイルチャンピオンシップ」は差し馬が優勢!

(枠順)
/枠順に関しては、春のG2「マイラーズC」は内外大差ないが、
B→C替わり、秋のG1「マイルチャンピオンシップ」連対馬は内枠優勢で推移中!
ただし、3着に関しては、逆に外枠からの食い込みが多い点に注意したい。

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※【資料1】
●マイルチャンピオンシップ/1~3着/枠順別決着構図
過去10回(2006~2015年)

※人気の簡略表記
(例)~① ‥ 1番人気
※脚質の簡略表記
☆逃‥逃げ ☆先‥先行 ☆好‥好位
★差‥差し ★追‥追い込み

―――――――――――――――――――――――――――――――
【1着】
・1枠/★差④
・2枠/★差①
・3枠/☆好⑤/★追②
・4枠/☆先①/★差④
・5枠/☆先①
・6枠/★差⑧
・7枠/★差⑬
・8枠/★差④
―――――――――――――――――――――――――――――――
【2着】
・1枠/☆先⑪
・2枠/☆先③
・3枠/
・4枠/★差③/★差④/★追①/★差①/★差③
・5枠/★差②
・6枠/
・7枠/☆逃⑭
・8枠/★追①
―――――――――――――――――――――――――――――――
【3着】
・1枠/★差⑩
・2枠/☆先⑨
・3枠/★差①
・4枠/
・5枠/
・6枠/★追⑤
・7枠/☆好②/★差⑥/★追④/★差①
・8枠/★差⑧/★差⑤
―――――――――――――――――――――――――――――――

※【資料2】
★sincerely‐DATA‐BANK
〇‐京都芝1600mC(右外回り)‐~ゴール前直線距離/398.7m
/2コーナー奥のポケットからスタート!
3コーナー迄は711mと非常に長く、3~4コーナーも484mの偽直線。
仮柵のない4コーナーでもスピードは緩まず、ゴール迄、平坦約400m!
非常にスピードの出やすいコースで最後は逃げ・先行馬の脚が上がり、
差し馬の好走が顕著なコースとして定着しています(追い込みも可)!
枠順は1400mの外回り同様に外枠ベターですが、
京都の外回りは仮柵のない4コーナーで馬群がバラけやすく、
内枠もしくは後方からでも内を衝いて差せる馬なら不利はありません!
(過去10年の「マイルCS」勝ち馬10頭中、8頭が1~6枠から!)
血統的には差しの利く外回りコースで当然!サンデー系の強さが際立ち、
近年の「マイルCS」も、ディープインパクト産駒を筆頭に、
フジキセキ、ダイワメジャー、アグネスタキオンの各産駒が上位に君臨!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

(1~3着圏内候補馬)
※開催当日午前11時までに配信の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。

◎イスラボニータ
/勝ち馬含めて、“連圏”は内枠優勢の過去10年。
今の馬場も、先行するにしても、差すにしても、内~中からの伸びが目立ち、
外差しも利いてはいるが、勝ち切るには展開利が必要な京都芝のトラックバイアス!
馬場が乾きそうな日曜日は“より外差し”が利いてくるかもしれないが、
例年の傾向どおり、“軸”は内枠からのチョイスが妥当だろう!
そこで、偶数枠もゲット出来た昨年の“軸”イスラボニータを今年も再度“軸”に指名!
その昨年は出遅れた上にアルマワイオリに寄られる不利を被って位置取りを悪くし、
4コーナー後方から内を衝いて前との差を詰め、
差して勝ったモーリスを凌ぐメンバー最速33秒フラットの上がりで追い込んだものの、
馬場中ほどから差して2着フィエロにもクビ差届かずの3着惜敗!
スムーズなら、例え勝てなくても、2着は有ったマイル適正証明の好内容であったし、
今年はルメール騎手へのバトンタッチも大いに魅力であり、
王者モーリス不在でメンバー弱化の今年なら!皐月賞に次ぐG1奪取!絶好の好機!
振り返れば、
東京マイルの新馬戦を完勝し、続くマイルG3「新潟2歳S」でハープスターの2着!
その後、クラシックディスタンスの中距離にシフトしたためマイル参戦は5度目だが、
父が「マイルCS」含むマイルG1ホースを5頭も輩出しているフジキセキ!
「皐月賞」は絶対能力の差で制したが、むしろマイルがベストディスタンスとの見立て!

○フィエロ ▲サトノアラジン ☆ヤングマンパワー
/共に2着だった前2年と全く同じローテーションで参戦して来たフィエロが相手筆頭!
7歳劣勢のG1だし、前哨戦「スワンS」の結果も今年は9着(前2年は3着→2着)。
能力減退の不安も完全には拭えないところだが、重かった坂路での攻めは合格点!
前々走のG1「安田記念」では前残りの展開を最速の決め手で差して3着好走!
最後の直線ではイスラボニータと共に外へ張り出される不利を受けてもの惜敗であり、
今回参戦メンバー最先着の内容から見ても能力減退の懸念は杞憂との見立て!
鞍上・戸崎も手応えを感じているからこそ、ヤングマンパワーではなく、フィエロを選択!
ディープインパクト産駒が強いコース&G1でもあり、3年連続好走の可能性も十分!
「マイルCS」への好走臨戦「スワンステークス」を快勝したサトノアラジンが単穴!
今春G2「京王杯SC」も完勝しているように、折り合いが楽な距離1400mはベスト!
ただし、現に今春のマイルG1「安田記念」でも折り合ってフィエロからクビ差の4着!
最後の直線では不利も被ったし、今回は折り合いやすい内の好枠もゲット出来、
馬場内側が開きやすい京都外回りという点をも考慮すれば“内差し一閃”のシーンも!
マイル重賞を連勝して本格化様相!ヤングマンパワーの勢いも無視出来ない!
準オープンからなら、マイル3連勝中!“今が旬”!「マイルCS」良績の4歳馬でもあり、
G3「富士ステークス」勝ちは超スローの2~3番手でながれも向いたが、
今の“内伸び”のトラックバイアス味方に、先行して踏ん張るシーンを想定しておきたい!

△ネオリアリズム △ガリバルディ
/【資料1】枠順別決着構図で明らかなように、3着は7~8枠の差し・追い込み勢圧倒!
今の内~中からの伸びが目立つ馬場でも、“2~3着圏”なら外差しが存分に利いてるし、
「札幌記念」でモーリスを一蹴したネオリアリズムにムーア騎乗となれば押さえは必要!
(初のマイル、並びに、メンバーの脚質構成から、今回は差すか追い込みだろう!)
7月のマイルG3「中京記念」を最速の上がりで追い込みを決め、
今期緒戦のマイルG3「富士ステークス」でも最速の上がりを駆使したガリバルディ!
その「富士ステークス」は5着だったが、2着イスラボニータから僅かの0.2秒差であり、
外へ外へ押し出されて加速つけ辛い直線途中までの不利を考慮すれば、優秀な内容!
「富士ステークス」組が良績の「マイルCS」でもあり、ワイド圏突っ込みを警戒したい!

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※以上の解析結果を基に、
最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の午前11時までにお届けします!

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