JRAプロフェッショナル

日本中央競馬会施行のレースから狙い目の鞍を毎週厳選チョイスし、競馬予想30年余のプロフェッショナルチームが解析します!

キーンランドカップ 最終確定予想

2015年08月30日 03時16分08秒 | 競馬予想
○札幌11R キーンランドカップ
  /レース条件/G3 芝1200mC/右回り 発走 15:35

☆軸/3枠5番レッドオーヴァル(岩田康誠)
★紐
/ティーハーフ、オメガヴェンデッタ、エポワス
/ウキヨノカゼ、ローブティサージュ

●馬単3点/5 → 10、12、9
●3連単12点(フォーメーション)
1着 5
2着 10、12、9
3着 10、12、9、13、11

※札幌は日曜日も雨の予報はなく、良馬場見込み。
敢えて修正すべき点も見当たらず、
解析予想を変更せず、早めの最終決断といたします!

なお、土曜日の決着傾向を振り返れば、
時計の出方は“速過ぎず、遅過ぎず”ほぼ水準タイム。
逃げ切りもあれば、差しも存分に利くフラットな馬場。

ただし、人気に関係なく、
勝ち馬が1~5枠に集中していた点は見逃せず!
「キーンランドカップ」直近4年の勝ち馬も同様であり、
過去8年中、
7年の勝ち馬が1~4番人気という点をも加味すれば、
自ずと“単指標”は“軸”と“相手本線圏内”合計3騎!

あとは、“三者択一”さえ誤っていなければ(笑)!

まずは、
現在410円もついている単勝をヒットさせたいもの!
(当競馬塾“最高品質の投資物件=単勝1点”!)

監修/サザンクロス競馬塾
southerncross@ac.auone-net.jp
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キーンランドカップ 解析予想

2015年08月30日 03時13分31秒 | 競馬予想
2015/8/30/キーンランドカップ/札幌芝1200mC/G3 発走 15:35
 
-過去8年データ-
(2013年の函館開催除く、創設8年が対象。)

(人気)

◎単(勝ち馬)指標
◆1番人気〔1‐3‐2‐2〕
◆2番人気〔2‐2‐1‐3〕
◆3番人気〔2‐0‐1‐5〕 → 1~3番人気勝率/62.50%
◆4番人気‥2勝 → 1~4番人気勝率/87.50%
◆16番人気‥1勝 → 6番人気以下勝率/12.50%
※1~3番人気勝率は62.50%。今ひとつ信頼に足りないが、
1~4番人気なら信頼の87.50%!万全を期して1~5番人気から“軸”をチョイスしたい重賞!

○▲☆連圏指標
★1~5番人気内決着率/50%!~④①④②③①③①
※うち本命決着率(1~3番人気内決着)50%。半数の本命決着含めて見事に非1番人気“アタマ”!
2~4番人気から“軸”をチョイスしたい重賞だが‥果たして今年は如何に?!
★1~5番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)/37.50%!~②⑬②⑥①⑥
※次項のケース含めて、超人気薄の連圏突破もあり得るが、概ね1~6番人気内決着志向の重賞!
★人気薄(6番人気以下)軸⇒2着“1~5番人気”/12.50%!~⑯②
※“軸”のチョイスは難解だし、僅かに1例のみ。無視してかかりたい決着パターン(苦笑)である。

△△ワイド圏指標(3連馬券の押さえ=3着付け)
★連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気~〔④①〕‐②〔④②〕‐③〔③①〕‐④〔③①〕‐⑤
※3着も全て5番人気以内!求め得る妙味は、せいぜい“軸”2~4番人気あたりにしかなさそう!
★1~5番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)決着時の3着馬人気。
~〔②⑬〕‐①〔②⑥〕‐⑧〔①⑥〕‐④
※“2着が6番人気以下”なら、“3着は概ね上位1~5番人気。ただし、人気薄の食い込みにも注意!
★人気薄(6番人気以下)勝利時の3着馬人気~〔⑯②〕‐①
※1例のみでは決めつけれないが、“アタマ”が人気薄であれば、2~3着は上位人気ベター!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

2015年/第1回札幌芝の傾向

■1週目

日曜日の準メイン「道新スポーツ賞」でレコードが出たほどだから、
中間(水曜日)と金~土曜日の雨で湿り気は残っていたものの、終日良の馬場は悪くなく、水準前後。
ただし、開幕週にもかかわらず、内~中からの差しが存分に決まり、外枠からの好走も目立った!
日曜メインの「クイーンステークス」も“実質中だるみ”のながれでスローの上がり勝負となったが、
好位から抜け出した“軸”レッドリヴェールは追い込んで来たメイショウスザンナに差されてクビ差2着。
鞍上ルメールは「微妙に距離が長いのでは?」とコメントしていたが、
「ヴィクトリアマイル」然り、決め手勝負では“ちと足りない”弱点が露呈した展開にもなってしまった!
「クイーンS」の歴史どおりに今年も“内枠有利”と見たが‥結果は外枠からの好走が際立った!_(_^_)_

■2週目

中間、金曜日の朝を中心に80㎜以上の雨が降ったが、その後は晴れて急速に馬場が乾き、
土曜日の馬場は芝が良、ダートが稍重でスタート!芝は土曜日でも水準よりも稍早く、
乾燥が進んだ日曜日はメインのスプリント戦「UHB賞」でもレコードが飛び出す高速馬場!
今年の札幌ターフは芝の根付きが実に素晴らしく、“重い洋芝”のイメージからは、ほど遠いよう!
脚質面でも、ペースが緩ければ前が止まらず、逆にハイペースなら差しが存分に利く!
ただし、差すにしても、全般的に良質の馬場だけに距離損の少ない内側からの差しが優勢だったし、
枠順に関しては内外枠に有利不利はなく、鞍上の手綱捌き次第といったところ。

■3週目

中間は火曜日に7㎜の雨が降ったのみ。
ただし、土曜日は小雨がパラつき(2.5㎜)、日曜日も午後から時折雨が降る不安定な天候。
芝は土日共に良馬場で施行されたが、ダートは土曜日の第7・9Rが稍重で施行され、
日曜日も午後のダートレースは全て稍重で施行!芝も湿り気を含んだ良馬場での施行となった!
このため、ハイペースとなった土曜日の「知床特別」以外は全て時計を要す決着となり、
特に日曜日は“時計ふたつ”近く要す“重い芝”に様変わり!切れ者の出番はなく先行有利で推移!
ようやく、馬場が荒れて来た可能性もあるが、第2回札幌はCコース施行!
荒れ始めた馬場内側の3m分がカバーされるため極端な“重い芝”にはならないだろうし、
「札幌記念」も過去の傾向どおり、差し優勢と見ていいだろう!

2015年/第2回札幌芝の傾向

■1週目

中間、火曜日を中心に20㎜の雨が降ったが、金~土曜日にかけて晴れ。
日曜日も一時雨がパラついたものの微量で第8R以降は晴れてベストコンディション!
「札幌記念」も好タイム1分59秒フラットの攻防!ソコソコのペースでながれ、
このながれを積極果敢に先行したディサイファの押し切り!
“軸”ラストインパクトは勝ち馬の直後まで押し上げたが‥そこから伸びず6着に失速!_(_^_)_
好仕上がりと判断しての“軸”指定だったがプラス8キロのデビュー最高馬体重500キロ!
太めが残っていた感。2~3着には外からヒットザターゲット!内からダービーフィズ!
後方からの追い込みが利くながれであり、先行して押し切ったディサイファは着差以上の強さ!
秋への視界が広がった!それにしても、直線詰まって立て直したヒットザターゲットは惜しい!
なお、先週はA→C替わりであったが、その割には時計を要し、水準タイムより、やや遅い馬場。
今年の札幌ターフは高速気味に推移した来たが、早や今週は連続開催の5週目。
確実に時計の出方は遅くなっているし、「キーンランドカップ」含めて差し馬の台頭には要注意!

★臨戦ハイレベルレース
2015/8/9「UHB賞」(札幌芝1200mA・右回り/オープン/ハンデ)~レッドオーヴァル、エポワス
※今年の札幌ターフを象徴する様なレコード決着となったが、
勝ったのは何と!準オープン2着から格上挑戦を敢行した北海道洋芝巧者エポワス!
53キロのハンデも良かったし、チークピーシーズの効果も覿面!
14キロ絞れたのも良かったが、北海道洋芝適正抜群!例え別定戦に変わっても軽視不可!
1番人気に推されたレッドオーヴァルは最速の上がりで差し込んだが‥位置取りが後ろ過ぎ。
加速もつかなかったようだが、今期2戦目で良化途上の仕上がりに見えただけに仕方なし。
目標は昨年3着のG1「スプリンターズステークス」であり、昨年同様に次走からが“勝負臨戦”!

★注目レース
2015/6/21「函館スプリントステークス」(函館芝1200mA/G3)~ティーハーフ、ローブティサージュ
※出遅れたことが逆に功を奏し、追い込みの展開にも恵まれたティーハーフ圧巻の差し切り!
ただし、確かに前半3ハロン33秒フラットの激流も味方したが、
元々は同コースG3「函館2歳ステークス」2着馬!コース適正にも秀でていた点、見逃せない!
舞台を札幌へ移しての「キーンランドカップ」となるが、根本的に“異質”のコース形態。
同じ後方一気の芸当が叶うかどうかは微妙であり、まずはスムーズにゲートを出ることが肝要。
なお、昨年の「キーンランドカップ」覇者ローブティサージュは直線で前が詰まって全く追えず!
評価の対象に非ず、昨年同様、2ヵ月の間隔を開けて臨む「キーンランドカップ」で見直し!

★注目レース
2015/7/25「函館日刊スポーツ杯」(函館芝1200mB/1600万)~オメガヴェンデッタ、エポワス
※生憎の重馬場ということで時計は要したが、初のスプリント戦でも難なく好位確保!
直線に向くとアッサリ抜け出したオメガヴェンデッタが着差以上の強さで完勝!
2着エポワスが次走のオープン「UHB賞」を快勝しただけにスプリント適正は相当と思える!
今後は時計面での対応がポイントとなるが、芝1400mの持ちタイム1分20秒6は上々!
良馬場に変われば大幅な時計短縮が可能になるハズであり、「キーンランドカップ」でも注目!
なお、2着エポワスも相手なりに堅実!北海道洋芝なら例え重賞でも食い込みの警戒が必要!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

(1~3着圏内候補馬)
※開催当日午前11時までに配信の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。

◎レッドオーヴァル
/昨年の「キーンランドカップ」クビ差2着レッドオーヴァルに初重賞奪取の好機到来!
「桜花賞」2着の素質馬が昨年から短距離へ照準を合わせ、
「キーンランドカップ」2着→G1「スプリンターズS」3着の重賞連続好走により、短距離適正開眼!
特に札幌と同じ平坦コース新潟で施行されたG1「スプリンターズS」では早め好位からの積極策!
Aコースのみで10週間も開催が続いた小雨降りしきる実質道悪ターフ(発表は良馬場)に於いて、
差し・追い込みの展開に晒されながらも早め進出から僅差3着に踏ん張ったスプリント適正秀逸!
先週の「北九州記念」勝ち馬ベルカントやG1ホース・グランプリボスは競り落としているわけだから、
コースは不問のタイプではあるが、平坦コースでの渋太さは更に!格別の感!
先週までの馬場は依然として先行優勢で且つ、「キーンランドカップ」勝ち馬も先行タイプが多いが、
平坦コースであれば「スプリンターズS」のように早め好位確保も可能なタイプ!
叩き良化タイプの今期3戦目!馬場も水準より少々時計が掛かり始めた希望の良馬場!
本格的に短距離に照準を合わせて約1年。ようやく馬場も含めで重賞奪取のチャンスが訪れた!

○ティーハーフ ▲オメガヴェンデッタ ☆エポワス
/「函館スプリントステークス」で豪快な追い込みを決めたティーハーフが相手筆頭!
札幌での同じ芸当は至難だが、好位~中団からのレース運びも可能なタイプであり、ゲート次第。
普通にスタートさえ切れれば、前の目標レッドオーヴァルを見る位置から運べるハズであり、
レッドオーヴァルとの差し決着を大本線に推奨!前が残れば、僚馬オメガヴェンデッタとの決着!
今夏、7歳にしてスケールアップしたセン馬エポワスも北海道洋芝であれば例え重賞でも警戒!

△ウキヨノカゼ △ローブティサージュ
/エポワスを物差しに測れば、初の芝1200m戦で同馬を差し切ったウキヨノカゼも軽視出来ず、
昨年の覇者ローブティサージュも少々時計さえ要せば今年も圏内十分の北海道洋芝巧者!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※以上の解析結果を基に、
最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の午前11時までにお届けします!


監修/サザンクロス競馬塾
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北九州記念 最終確定予想

2015年08月23日 05時05分10秒 | 競馬予想
○小倉11R 北九州記念
  /レース条件/G3 ハンデ 芝1200mA/右回り 発走 15:35

☆軸/2枠3番ベルカント(武豊)
★紐
/ビッグアーサー、バーバラ、ベルルミエール
/サトノデプロマット、マイネルエテルネル

●馬単3点/3 → 5、11、13
●3連単12点(フォーメーション)
1着 3
2着 5、11、13
3着 5、11、13、10、2

※解析予想で見たように、
6番人気以下が大半で勝利している波乱顕著なハンデ重賞!
然るに、ビッグアーサーとベルカントが抜けた人気のオッズ構図!
確かに、2008年のような順当決着も有るには有るのだが‥
果たして、今年、そんな単純な結果が待っているや否や???

また、外枠の差し・追い込み勢が圧倒した土曜日の決着傾向!
如何にも焦臭いムードがプンプン漂うが(苦笑)‥
恩師曰く!初志貫徹!
競馬予想は“初志覆せばロクな事はない”との教えを守り(笑)、
解析予想から変更せず、最終確定予想といたします!

監修/サザンクロス競馬塾
southerncross@ac.auone-net.jp

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北九州記念 解析予想

2015年08月21日 14時24分37秒 | 競馬予想
2015/8/23/北九州記念/小倉芝1200mA/G3/ハンデ 発走 15:35
 
-過去9年データ-
(2005年迄は芝1800mで試行。2006年以降の芝1200m施行が対象。)

(人気)

◎単(勝ち馬)指標
◆1番人気〔1‐0‐2‐6〕
◆2番人気〔0‐2‐2‐5〕
◆3番人気〔0‐2‐0‐7〕 → 1~3番人気勝率/11.11%
◆5番人気‥1勝 → 1~5番人気勝率/22.22%
◆6番人気‥1勝
◆8番人気‥4勝
◆11番人気‥2勝 → 6番人気以下勝率/77.77%
※1~3番人気勝率11.11%(1番人気1勝のみ)は滅多にお目にかかれぬ上位人気不振!
1~5番人気に広げても、1勝を加えたのみで僅か22.22%の勝率!
非常に難解ではあるが、“軸”は勝率77.77%の6番人気以下人気からチョイスすべき重賞?!

○▲☆連圏指標
★1~5番人気内決着率/22.22%!~①③⑤③
※うち本命決着率(1~3番人気内決着)50%。とは云え、1~5番人気内決着期待薄の重賞!
★1~5番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)/00%!
※1~5番人気で僅か2勝の重賞!前項で出てしまい(苦笑)、当然!該当レースなし!
★人気薄(6番人気以下)軸⇒2着“1~5番人気”/44.44%!~⑪④⑧②⑧②⑥⑤
※“アタマ”は6~11番人気!相当手広く網を張らないと拾えそうになく、容易ではない。
更に、6番人気以下人気薄どおしのワンツーも3回!一筋縄では行きそうにないハンデ重賞!

△△ワイド圏指標(3連馬券の押さえ=3着付け)
★連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気~〔①③〕‐④〔⑤③〕‐⑥
※仮に連圏が1~5番人気内で決着すれば3着はチョイ人気薄あたりまででカバー出来そうだが、
何せ“連圏1~5番人気内決着”そのものが希少なだけに狙えるかどうか?微妙なところ。
★人気薄(6番人気以下)勝利時の3着馬人気
~〔⑪④〕‐②〔⑧②〕‐①〔⑧②〕‐①〔⑥⑤〕‐②
※さすがに“アタマ”が6番人気以下人気薄なら、2~3着は上位5番人気内!“軸”さえ取れれば‥

(脚質)
/下りスタートの上に馬場も良質のため、当然ながら高速!
ゴール前直線も293mしかなく、基本は逃げ・先行有利!ただし、極限超えたオーバーペースも多く、
開催前半の絶好ターフならいざ知らず、開催が進むとハイペースに乗じて差し・追い込み馬が台頭!
特に上級条件では「北九州記念」含めて差し・追い込み優勢の傾向が目立っている点に注意!

(枠順)
/「北九州記念」は内外枠大差なき傾向にあるが、全般的には外枠有利の傾向濃いコース形態!
ただし、今夏の小倉芝1200m(500万~)は内枠優勢で推移中!Aコース4週目で、変わるや否や!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■2015年/第2回小倉芝の傾向

●1週目

小倉も開催前にエアレーション&シャタリング作業が実施され、
昨年までに較べて時計半分~時計ひとつほど時計の出方が遅くなっている!
中間、月曜日に僅か5㎜程度の雨が降っただけのパンパン良にもかかわらず、である!
先週の新潟ターフも少々時計を要していたし、
JRAの馬場軟化政策は着実に実を結びつつある!と評しても過言ではあるまい。
この“変容”によって、当然ながら決着傾向も変化しつつあり、
以前は“差し優位(先行可)!外枠ベター!が定番となっていたコースだが、
昨年の夏は先行・差し互角!逃げ馬と追い込み馬は2~3着までが精一杯であったが、
今年2月の第1回開催は逃げ・先行勢が1~3着全てで優位の結果を残している!
第2回開幕週の先週1鞍(「国東特別」)こそ差しの競馬になったがハイペース故の結果。
未勝利の1鞍は先行馬の押し切り!500万~1000万の芝1800mも先行・差し互角!
近年、枠順も出現状況も全枠大差なく、脚質に関しても以前ほど差し有利とは云えない。
ただし、1000万以上の上級条件に限れば差し有利は不動であり、
G3「小倉記念」も同様の歴史!ただ、先行勢の前残りにも警戒は怠れない!

●2週目

今週の芝メインは芝2000mの「博多ステークス」!σ(^^)
先週の芝2000mは3鞍施行されたが(500万~)、
土曜日の「都井岬特別」は差し→追い込みの競馬!
同じ土曜のメイン「九州スポーツ杯」こそ勝ったのは先行馬だったが2~3着は差し馬!
そして、日曜日のメイン「小倉記念」は意に反してハイペースの前崩れとなり、_(_^_)_
差して来た4歳馬アズマシャトルと3歳馬ベルーフのワンツー決着!
先週の馬場傾向では“差し有利とは決めつけれない”としたが、ミステイク。_(_^_)_
開幕週の“先行ベター”が鞍上心理に働き、展開が差し向きになった点も否めぬが、
早くも小倉本来の差し向きのターフがアタマをもたげているのかもしれない。差し注意!

●3週目

中間、水~木曜日にまとまった38㎜の雨が降った紫川・小倉競馬場。
金曜日午後のJRA馬場発表は芝・良、ダート・稍重。その後の散水の影響もあって、
土曜日も芝・良、ダート・稍重でのスタートとなった!
従って、土日共に芝は稍時計を要す湿り気を含んだ馬場状態で推移!
それでも、芝1200m3戦(500万~)含めて大半の勝ち馬は4~8枠からの差し切り!
依然として馬場は良好だが、確実に本来の差しの利く小倉ターフへと移行している!
今週のメイン「北九州記念」も差し・追い込み優勢の過去9年!その傾向からなら、
“軸”は人気薄の差し・追い込みタイプからチョイスするのが妥当かもしれないが、
今年のメンバーを見渡せば、好走データをクリアする有力処は先行~好位勢であり、
高齢馬不振の重賞という観点からも、今年は差しタイプへの過信は禁物だろう!

★臨戦ハイレベルレース
2015/8/2「アイビスサマーダッシュ」(新潟芝1000mA/G3/直線競馬)~ベルカント
※絶好の8枠は引けたが、それにしても強かった!直線競馬で2馬身圧勝!ベルカント!
スタートも二の脚も抜群に速い馬だが、好位で控え、残り1ハロンあたりから一気先頭!
ミルコの手綱も絶妙だったが、他馬を全く寄せ付けなかったベルカントの能力も相当!
今後、1200mG1戴冠へ向け、大きく飛躍するための“分岐点好走”となった感が強い!

★注目レース
2014/10/5「スプリンターズステークス」(新潟芝1200mA/G1)~ベルカント
※Aコース10週連続使用の上に小雨も降り続き、パワーと時計を要す良馬場で施行。
そんな馬場に加えてハイペースとなればダート兼用血統スノードラゴンにはもってこい!
馬場と展開味方に初のG1奪取を成し遂げたが、内容的には先行勢“負けて強し”!
逃げた実績馬ダッシャーゴーゴーが最下位(18着)に沈み、ハクサンムーンも13着!
そんな追い込みの競馬で0.1秒差の4~5着に踏ん張ったグランプリボスとベルカント!
特にダッシャーゴーゴーとハクサンムーンを追って3番手を先行したベルカント優秀!
鞍上・武豊が「一瞬夢を見た!」というように得意の右回りであれば押し切っていたかも。

★注目レース
2015/6/20「水無月ステークス」(阪神芝1200mB/1600万)~ビッグアーサー
※デビューから芝1200mのみを4連勝中のビッグアーサーが断然の1番人気130円!
2ヵ月半の休み明けとあって多少太め残りでスタートは今イチだったが、
中団追走から、最後の直線では2番人気フォーエバーモアをキッチリ捉えて勝利!
着差こそアタマだったが内容は完勝!4コーナー好位からの上がりも最速33秒1!
モノが違った感強く、オープン昇級後も即!勝ち負け可能な魅力のスプリンター!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

(1~3着圏内候補馬)
※開催当日午前11時までに配信の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。

◎ベルカント
/「アイビスサマーダッシュ」で“軸”に推して快勝したベルカントを再度“軸”に指名!
直線競馬から右回りの1200mに替わるが、元々は芝1200mに於ける現役上位の一角!
特に昨秋のG1「スプリンターズS」では不得手の左回りにもかかわらずアワヤのシーン!
「右回りの中山だったら!」と鞍上・武豊に云わしめた僅か0.1秒差の惜敗であったし、
小倉芝1200mも、新馬圧勝→G3「小倉2歳ステークス」2着の好相性コース!
今回、ミルコから武豊への乗り替わりも、上記好走を共にした元々の主戦で不安はない。
走ったり走らなかったりと、武豊にとっても“悩めるパートナー”ではあるものの(苦笑)、
混戦断てる最右翼スプリンターに間違いはなく、サマースプリントシリーズ制覇へGO!

○ビッグアーサー ▲バーバラ ☆ベルルミエール
/相手はデビュー以来5連勝中のスプリンター!ビッグアーサー!
オープン昇級緒戦の今回が試金石となるが、相手なりの手堅さで通用の可能性大!
血統もベルカントと同じ小倉芝1200m良績のサクラバクシンオー産駒であり、
母系もオールマイティーなキングマンボ系!主役逆転込みの対抗位置に指名したい!
単穴に、一昨年3着→昨年5着のバーバラを指名!
共に着差は僅差の0.2~0.3秒であったし、高速の一昨年も、時計要した昨年も好走!
好相性の小倉であれば、どんな馬場でも対応出来、多少でも展開向けば差し切りも!
ブリンカー装着で完勝「バーデンバーデンC」の勝ちっぷりも鮮やかで“3度目の正直”!
新馬圧勝の地に戻るベルルミエールも芝1200~1400mでの安定感抜群!
馬場が重かった上に出負けして位置取りが悪かった「CBC賞」でも接戦の2着争い!
良績の右回りに替わって普通にスタートさえ切れれば連圏突破も大いに見込め、本線。

△サトノデプロマット △マイネルエテルネル
/押さえに、サトノデプロマットとマイネルエテルネル。
芝に替わり、1000万→1600万を芝1200mで連勝したサトノデプロマットは前走完敗!
しかし、追い込みの競馬で典型的な前崩れの展開に晒されたもので情状酌量の余地。
上記連勝の内容が着差以上に強く、持ち時計からも“より高速”の小倉は合うハズ。
「淀屋橋S」と「「水無月S」でビッグアーサーから0.2~0.3秒差マイネルエテルネル!
決め手で見劣りを否めず逆転は至難だが、ハンデ1キロ貰って着差は縮まりそう!
なお、時計要す馬場向きの実績差し馬サドンストームは小倉もトップハンデも割引き。
鉄砲が利くとは云え、オープンでの10ヵ月半ぶりはキツい高齢馬マヤノリュウジン共々、
ソコソコ人気するであろうリスクも含めて今回は見送りが賢明との結論。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
※以上の解析結果を基に、
最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の午前11時までにお届けします!


監修/サザンクロス競馬塾
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エルムステークス 最終確定予想

2015年08月16日 01時07分28秒 | 競馬予想
○札幌11R エルムステークス
  /レース条件/G3 ダート1700m/右回り 発走 15:25

〓変更有り〓

☆軸/8枠12番クリノスターオー(幸英明)
★紐
/カチューシャ、ソロル、ジェベルムーサ
/グレープブランデー、ヒラボクプリンス

●馬単3点/12 → 3、13、4
●3連単12点(フォーメーション)
1着 12
2着 3、13、4
3着 3、13、4、5、2

※上位1~5番人気優勢の重賞。
オッズ構成も上位5番人気内に被っているし、
押さえの圏内にしても、せいぜい6番人気ヒラボクプリンス迄。

従って、配当妙味含めて注目していた実績馬ゴールスキーだが、
直前まで陣営のトーンが上がって来ない上に馬体も太め残り。
枠順は魅力だが今回は静観が妥当との結論に至り、見送り。
「マリーンS」から2キロ増量で見送ったヒラボクプリンスを加える。

なお、湿り気を含んだ土曜日のダートは時計半分~ひとつ高速!
4~8枠の逃げ・先行勢が圧倒したのは承知の如し!
この馬場で且つ、平均ペース見込みの展開予測となれば、
先行クリノスターオーが終いヘタるとはとても思えず、
8枠であれば仮にハイペースになっても巻き込まれる懸念もなし。
昨年ローマンレジェンドほどの力量馬も見当たらず、“軸”不動!

相手も過去の傾向どおり、上位5番人気内優勢と見るが、
ポイントとなるのはジェベルムーサ、岩田の手綱捌き!
それ次第で相手は前か後ろかとなるわけだが、
同じ先行勢の決着となれば54キロ魅力の武豊カチューシャ!
逆に岩田が仕掛けて前が苦しくなれば1.5キロ減ソロルの差し!
これに岩手ジェベルムーサの食い込みまでを本線とし、
ルメールが怖い“フェブラリーホース”グレープブランデーが鍵。
これが連圏を割れば、我々の見立て違いとなるわけだが‥

※解析予想(人気データ)に誤記がありました。_(_^_)_
△△ワイド圏指標中、
《昨年のみは1番人気インカンテーションーが3着に‥》
と書きましたが、これは10番人気の誤りでした。_(_^_)_


監修/サザンクロス競馬塾
southerncross@ac.auone-net.jp

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