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桑原悠(くわばら はるか)氏25歳、津南町議選に東京大院生が出馬?

2011年09月26日 08時56分19秒 | 魚沼、中越、新潟の話題

 

 

 

 

 

 

 

桑原 悠(Twitter)
 
9月23日号 津南新聞
 
 任期満了に伴う津南町議選に、25歳の女性が起意を固めた。東京大学大学院2年に在学中の桑原悠氏(津南町貝坂)。すでに前期過程で卒業見込み単位を取得、先月4日、実家の津南町に戻り、準備を進めている。桑原氏は本紙取材に対し、「自分を育ててくれた津南町に何ができるかを考えた時、この地方政治の場で頑張ってみようと思いました」と町議選出馬への思いを語っている。今年8月で25歳になり被選挙権を得たばかり。県議を含め、県内最年少の市町村議員に挑戦する。


 桑原氏は21日、町議選出馬への思いを語った。「国など中央から変えていくことも大切だが、基礎自治体である市町村から変えていく力があれば、この国はもっと元気になる。国や県に依存しすぎず、自分たちの未来は自分たちで作り上げていくべきであり、私に何ができるかと考え、この地方政治の場、津南町議会の場で頑張ってみようと思いました」。


 今年5月、東大大学院の同期や先輩、後輩と、国政や都道府県議、市町村議員をめざす仲間で「議員をめざす会」を結成。定期的に勉強会を開く。すでに同メンバー2人が先般、津南町を訪問している。桑原氏は先の9月定例議会を傍聴した。「感じるところがありました」。同期には国会議員秘書のインターンもおり、全国ネットで情報交換している。


 9月町議会で感じたのは、高齢化率36%の津南町の現状。「シルバー・ニューディール的な取り組みが津南でできるのでは。高齢化をプラス面で考える先進的な自治体のモデルを、ここ津南で実現していく。東大ではオンデマンドバス運行システムを開発した。大学や企業、研究機関と連携し、お年寄りが元気に暮らせる先進的な町作りに取り組みたい。今の津南町の姿は、将来の都市の姿でもある。高齢社会のモデルを、この町で先進的に作り出すことができるのではないか。大学や企業の研究拠点にもなり、当然、雇用も広がるはず」。


 さらに、行政としての支援体制のあり方にも言及。「何かやりたい人や団体などを支援するシステムを作りたい。起業や創業、様々な活動など積極的に支援する町であってほしい。人材も集まってくるでしょう」と話す。地域資源では雪エネルギーに関心を寄せる。さらに水資源、特に小水力発電など再生可能エネルギーへの取り組みなど、学んだ公共政策学の実現を話す。
今春、2年に進級時、家族や津南の学友などに、秋の町議選への考えを話した。学友たちは「一緒に津南を元気にしよう」と応えてくれた。前期試験終了後をスタートと決め、今月13日、前期最後の試験終了。卒業見込み単位を取得。今週初めから関係者を回っている。


 1ヵ月の短期決戦になる。「すべてが初めてで、手探りです。多くの人と話し、多くの人に私の考えを伝えたい。まだ始まったばかりです」と方針を話している。

 今度の町議選は、欠員1人を含め、3人が今期での退任が決め、桑原さんの出馬で新人4人が揃い、数の上では定数ちょうどだ。だが今後、町議空白域などでの動きが見込め、出揃うのは来月上旬と見られる。

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 桑原氏は、津南中から国際情報高、早稲田大・社会科学学部へ。3年の秋からアメリカ州立オレゴン大に1年間留学(単位共有)。帰国後、早稲田大卒業。引き続き東京大学大学院・公共政策教育学部に進学。同大学院進学を決めた2008年秋、「3年後に津南町議選があることを意識していた」。公共政策学は、国政、県政、市町村行政などすべての公共政策を学ぶ学部だ。オレゴン大では経営学、経済学、国際政治学を学んだ。

 一方で社会経験を積むため、大学院2年の12月から翌年10月まで休学。長野・別所温泉や箱根温泉で7ヵ月働いた。さらに地元津南で農業体験を3ヵ月ほど行い、「人間性が鍛えられました」という。大学院復学後の2年で、「前期で終了見込み単位を取得」の目標通り取得している。

写真・桑原悠氏(21日、津南町貝坂の自宅で)

 

 

 


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