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中国船、弱腰・菅ナメまくり 宮城沖で勝手に調査活動??

2011年06月25日 13時50分10秒 | 国際情勢、安全保障
 
 
2011.06.24 zakzak
  
中国の海洋調査船「南鋒」が23日、宮城県沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、勝手に調査活動をしていたことが分かった。東日本大震災後、中国国家海洋局のヘリコプターが、東シナ海で海上自衛隊の護衛艦に異常接近したり、中国海軍艦隊が沖縄本島と宮古島の間を通過するなど挑発的行動が目立つ。菅直人政権の弱腰外交をあざ笑っているのか。

 中国船は23日午前10時45分ごろ、宮城県沖330キロのEEZ内にいたところを、第2管区海上保安本部の巡視船が発見。巡視船は「EEZ内で事前同意のない海洋調査は認められない」として直ちに中止するよう指示。調査船は午後2時半ごろ、EEZ外に出た。

 日本政府は在北京日本大使館を通じて、中国政府に日本のEEZ内で活動しないよう要求した。外務省筋は福島第1原発事故による放射性物質の拡散を調査していた可能性を指摘している。

 この件について、元イラク先遣隊長である自民党の佐藤正久参院議員は「中国の『わが国は太平洋に出ていく』という示威行為だろう。菅政権は完全にナメられている」といい、こう続けた。

 「表向き『放射性物質の調査』としているが、日米両国の外務、防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)が終わった直後というタイミングは偶然ではない。日米両国が『(中国の海洋進出は)地域に緊張をもたらしている』と非難したことへの対抗措置だろうが、菅政権は強く抗議しない。そもそも、退陣表明した首相の外交は弱い。菅首相は早く辞めるべきだ」

 元公安調査庁第2部長の菅沼光弘氏は「潜水艦をひそかに活動させるには海底の状況を把握する必要がある。中国は『震災で日本周辺の海底がどう変化したのか』を調べていたのでは。同時に、日本近海に埋蔵されている資源『メタンハイドレート』を調査していた可能性もある。多目的な動きだろう」と分析する。

 菅政権は、いまそこにある危機に対応できているのか。
 

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