忙中閑あり

源氏物語 水彩画 写真、旅 そして時間を追いながらの毎日を書いています。

中欧の旅 12

2010年06月26日 20時59分32秒 | 旅行
チェスキークルムロフ

チェスキークルムロフはお城だけではなく
周辺の建物が中世からルネッサンス当時の物が
沢山残っている、
町の周囲をヴォルタヴォ川が囲んでいる小さな町だった。

そしてこの町全体が世界遺産に登録されている。

1250年にお城が建設されたと言う、
どんな目的でだまし絵が考えられたか分からないが
お城から見える赤い屋根の美しさは、、、、、街を歩いていると
気が付かない。

高いお城からの眺望は素敵だ。

お城への門はここだ


この中庭の右奥に、お城への扉がある。
時間が制限されていて何時でも中に入れる訳ではない。
暫し待たされて、絵葉書を買う。



高い所では見えないがこんな建物の屋根が美しい景色を造っている



この建物の角にある石は、城主やら兵隊が馬車でここを通る時
家を傷つけられない様に置いたものだと言う



この窓の幾つかはだまし絵だ。



お城と塔(見張り塔かなぁ~)


なんと言ってもこの景観が素晴らしい。



お宝ぽくないか、1000年も前からここにあった様な雰囲気だはないか



お土産屋さんも可愛い、、、





このディスプレィは幻想的に思えてシャッターを切る



ちょっとした路地



ヴォルノステイ広場、ここは町の中心だとか
インフォメーションで地図、来年のカレンダー、絵葉書等を買う。



チェスキークルムロフではこの正面のピンク建物がホテルだった
あの屋根の小窓の下に私が使ったベッドがあった
3階の真ん中の部屋だ、
屋根裏のように天井が斜めになっていた。


今日で3日目、既に12回になってしまった、
記憶が朧になりかけてくる。
まだ紹介したい写真は沢山あるが、、、、
又何かの機会があれば、と思う
移動するバスの中からこんな草原と菜の花畑を見た。



明日はテルチへ


中欧の旅 11

2010年06月25日 09時27分01秒 | 旅行
チェスキー・クルムロフへ

田園風景の中をバスは走る
お城が右に左に見えてくる、
カラフルな城、チェスキークルムロフ城だ。
遠望としては美しく魅力的ではある。
お城の中から外をみれば、まるで絵の世界だ
どのポイントも絵になる。
しかし。
お城に近づき驚愕なんてこった。





この当たりに来ると塔の感じが何か変だ。




お気付きだろうか、
この塔の壁画も中庭の壁もみなだまし絵だった。
窓すらも現実には無い所もあり、ペイントされたものだった。
私はがっかりしてしまい、
スケッチする意欲も急速に失せてしまった。

こんなに綺麗で素敵なのに。


この壁は全てペイントだった。


中欧の旅 10

2010年06月24日 13時18分40秒 | 旅行
地下鉄に乗る
ムーステクと言う駅から4つ目のフローラの駅まで乗車
18チェココローナ(約90円)
改札したときに切符に時間が記入される
20分以内にフローラ駅に着かないと無効だだそうだ。

地下鉄の切符

左下に20minって書いてあるよ
時間売りの切符も面白いなぁ~~と思った次第。
上下するエスカレーターの早さが凄かった、
何気になんて乗れない、
「乗るぞ」と構えて
「降りるぞ」と早めに自分に言い聞かせなくてはいけない。
みなとみらい線の高速なんてものではなかった。

地下鉄の中もスリにご用心だ
危ない。

この場所ではないが実際にポシェットの
チャックを開けられた人がいる
何気に手を置いたら、優しい女性の手だったと言う。
こわいわぁ~~^。

プラハに着いて2日目、昨日と連泊なので楽だね、
ディナーはホテルのフロント奥にあるレストランでとる
皆さんお洒落して綺麗だ、
大げさなものではないが、日本の人には清潔感がある
美しいな。

私はこのディナーが始まり直ぐに具合が悪くなり自室に籠る。
思い切って医者処方の薬を飲む。
「先生、助けて、、、」

明日移動のためトランクパッキンするも纏まらず
大まかに詰める、まだ品物が増えていないので助かる。

明日はプラハと御別れ
チェスキークロムルフへ移動する。
この言いにくい名前を日本で何度口にしたことか
日本を出る前から楽しみにしていた所だ。
どんな景色に出会えるのか、
どんな人に出会えるのか、
楽しみだ。

明日のホテルは「ムリン」かわいらしい名前だ。

ホテル ムリン
どんなホテルか

中欧の旅 9

2010年06月23日 12時05分44秒 | 旅行
旧市街広場
この場所に来る迄スリにあわないよう厳重な注意を受けた可愛いお土産屋さんが
並んでいるが購買欲が沸かない、
怖いと言う思いが強かった。
広場には旧市庁舎の天文時計が有名らしい。
日本でインターネットで調べた。
4時になると一番上の窓からお人形が出てきてクルクルまわる、
そうそう横浜そごうのからくり時計のほうが素晴らしいが
何百年も前に造られた事を思えば、
これはこれも素敵だ。



この時計の前のレストランでお茶をした、暑かったので
冷たいコーヒーが欲しかった。
「アイスコーヒー」ある??と聞いたら
「イエス」と確かに言った、
「アイスコーヒー3つ下さい」と言う
にっこり笑って綺麗なお嬢さんは厨房に入って行った。
待つこと40分か来た来た、
これアイスコーヒー???
目を疑った、日本で言えば「コーヒーフロート生クリームのせ」だ
それでも冷たいだけで満足だった。

何も買う気になれないがボヘミアガラスのお店を覗いた

「ショルダバックが前にしてね」と日本人の店員さんに
注意された。

日本で言う人間国宝クラスのひとが造ったガラス品は奥のウインドウに
鎮座していた。
「目の保養に見て行ってね」日本人店員さんが言ってくれた。

ウインドウの前で中国語の男女がウインドウを開けさせ物色していた。
店側も男子店員何人か出てきて中国語で対応始めた。

売る気満々購入の商談が始まったらしい。

私は店を出た。

結局私は飛行機のなかでこのボヘミアグラスを買いお土産にした。




中欧の旅 8

2010年06月23日 11時52分49秒 | 旅行
私がスケッチした反対側の景色はこんな感じだった、
ヴァルタヴァ川は5、6日前大雨が降り水嵩を増していた、
右側の半分程をスケッチしたことになる。


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中欧の旅 7(スケッチあり)

2010年06月22日 10時26分53秒 | 旅行
カレル橋

お城を後にして出口の門
これも立派だ。
写真撮りたいが人人人。
最近旅行の写真は人が入っているものも良いかなと思う。
少し街中を歩くそしてこの橋だ、

橋門をくぐり広々とした橋に出る。

この橋はカレル4世の命令により1357年から60年を経て出来たそうだ、
プラハ城をバックにブルタバ川にかかる橋
音楽を奏でるグループがいた、しかし何を演奏していたか記憶がない。
置かれている帽子コインを入れた。

なんと綺麗な橋だろう。
橋の両側に沢山の聖人の彫刻像が置かれている
中でも橋の左側の中程ににある聖人ヤン・ネポムスキーの像を撫でると
願い事が叶うと言われている。
そこは黒山の人だったが、私も何とか恩恵に預かり手を触れる事が出来た。

エッ何を願ったか???
旅の無事と家族の健康だよん。

<



橋を渡り昼食をとった、3品の料理を5人で食べた、大満腹であった。
5人で入ったら最低で5品が普通だと言うが、
日本人は食べきれないので、添乗員が交渉してくれた、
一人100コローナ約400か500円位か、ビール中ジョッキをのんで500円くらいだった、
美味しい物を安く頂けて、添乗員さんに感謝。

安ッ美味しいッ

食後ヴァルタヴァ川沿いでスケッチした。

私はどうしてもこの写真の景色が描きたくてお城も橋も描いてしまう
1時間30分では時間が足りずホテルで加筆したが
あまりにお粗末なので額に入れてみた
いずれきちんと描き直さなくてはいけない。





中欧の旅 6

2010年06月21日 09時59分14秒 | 旅行
旧王宮
ここは旧王宮の大ホール天井のゴシックが美しい。
蝋燭の付いていないシャンデリアがオリジナル(手前)、綺麗に明るく輝いているのは
後ずけのもの。
左側で人の塊のあるのは王冠の飾りを見ている人、
大きなルビーやらサファイア、翡翠、真珠等々で飾られていた、
でもここに置かれているものは飾り物、

本物は別のところに厳重に保管されているそうだ。
そりゃそうだ、宝石の大きささ凄かったし、勿論金の無垢だろうし。

それにしても、頭上に乗せた時は重かったろう。

(ATP出版パノラママップとガイドプラハ編より)
 http:atp-publishing@volny.cz



旧王宮内での写真は禁止されていた。
この写真は旧王宮のトイレの小窓から外を撮ったもの、外をとるのはOKだ
どこから撮ろうが美しい景色に変わりはない。







ここは井戸、皆眺めていたがどんな恐ろしい事があったのか、
いやいや人々の喉を潤おしたのか




旧王宮を出てさぁ~
カレル橋へと向かう。

世界遺産のこの場所は人が多くてゴツゴツとした石畳が足を痛め、疲れる、

又周囲の治安が良くないと言う、
「これでもか」と聞かされているので時々
お腹周辺を確かめたり
そばにいる外国人が信じられない。
女性も子供も年寄りもだ。

30℃を超える暑さ冷たい水がほしい

中欧の旅 4

2010年06月19日 09時00分16秒 | 旅行
聖ヴィート大聖堂 の雄姿

もともとこのお国はキリスト教でもプロテスタントの方であったと言う
カソリック教に破れて今この大聖堂はカソリック教になっている、
ローマ法王も時にお出ましになると言う。

しかし若者のほとんどは無宗教であるらしい。
勿論この教会は世界遺産だから維持費はそちらからもくると言うが
市民の税金からも維持費が払われていると言う。

美しいガイドさんは何故か複雑な心境をちらつかせた、
もともとのプロテスタントを剥奪されて
今、心に沿わない宗教に自分の税金が使われている、

う~~ん微妙、、、しかし
ここを訪れてくる観光客は何と多いことか
観光で成り立つこのお国 いたしかたない事か。

あちこち立派な建物に「これでもか」と、スプレ缶を使った落書きがある場面を
多々見て、残念だなぁ~~、と思った。


聖ヴィート大聖堂

大きな大理石で造られた柱、キリスト像

祭壇


銀で造られたお宝

ムーシャの物ではないが壁に映る影までも魅力的なステンドグラスだ。

美しいこの国の平和を
祈らずにはいられなかった。
暑い一日だ

中欧の旅 3

2010年06月17日 10時33分58秒 | 旅行
聖ヴィート大聖堂

この大聖堂は14世紀のゴシック様式で造られている。
完成したのは20世紀に入ってからだそうだ
ムューシャのステンドグラスがあることで有名だ。

特別なミサが行われていると言われ30分ほど待たされたが
さて聖堂の中で何が行われていたのか、一瞬ダビンチコードの
秘儀が脳裏をかすめる、、、、あり得ない~~~が
分からないまま、、、、

こんな装束の人々をキャッチした。

見るからに怪しいではないか、 

こんな怪しげな物を持ち込んで何をしていたのか

結局 分かりませ~~ん


<


これは外から見たムューシャのステンドグラスですが
画像をクリックしてください
内側が綺麗です、同じものとは思えません
大聖堂の中のステンドグラスが入っています、
とても素敵です。







中欧の旅 2

2010年06月15日 15時31分21秒 | 旅行
プラハへ

ウィーンから乗り継ぎプラハへ
乗り継ぎの飛行場はとてもローカルだ、
待合室のディスプレイがシンプルで印象的、
どうですか、とても静かな感じでしょう?

時差は?と聞かれると良く分からないが
マイナス7時間という。あまり考えないのが私流。

チェコは日暮れが遅く21時でも、まだ明るい、

このペットボトルは国内線で頂いたものだが、とても綺麗でクリスタル思わせる、
旅のあいだずーと使っていた。

出来れば日本に持ち帰りたかったが、帰りの荷物検査で没収された、
水なんか一滴もはいってないのに。残念~~~~。

翌朝早くホテルの近くを散策する。
道沿いに咲くジャーマンアイリスが綺麗だ、



ホテルの玄関、


街中を走る電車、
しかしこの電車の中に空調はない
この日は暑くて30度を超えなんとしているのにだ、
ただ湿度が感じられず思ったよりも元気に過ごせる。


このゴミケースはどうだ、頑強にも程があると私は思ってしまった。

チェコの通貨単位はコローナ 1コローナ=約5円
チェコの物価は財布に優しい、
100€を換金して3日間使い未だ残金があった。
ヴァドバイザーはチェコがオリジナルとか、
ビールはミネラルウォターより安かった。

快晴な朝、聖ヴィート大聖堂に向かう
朝から長蛇の列、またこの日は特別なミサが行われていて、そのミサが終わるまで
入場は出来ない。

お出で下さりありがとう

中欧の旅 1 (チェコ、スロバキア、ハンガリー、オーストリア)

2010年06月14日 15時26分16秒 | 旅行
旅はここから始まった。

成田を飛び立ち、真っ青な空の中に、綿雲を足元に見て。






 昨年インフルエンザの騒動で中止になった「中欧スケッチ旅行」が今日(6/4)から始まった。
向かい風が弱く、30分程早くウィ-ン国際空港に到着した。
風の強弱が、到着時間にこれほど差が出ることを知らず
添乗員さんから教えてもらった。


アルコールもソフトドリンクもふんだんに頂けて機内食も
美味しく、真っ赤な制服のスチワードさんもやさしく親切だ。
飛行機はオーストリア航空

ウィーンから乗り換えて、プラハへと向かう。




緑が広がる豊かな大地が見えてきた。
プラハだ。
チェコで初めての夜は
コートヤード プラハフローラホテル

  u-ko