嫁に着たての頃は、義父は長男、義母も長女というわけで、
お盆やお正月になると、義父母の兄弟姉妹が集まり、
にぎやかな食卓になりました。
定番の料理は、手打ちうどん。ナスをつかったお醤油の汁に
ボッチ(ゆで上げたうどんを、水にさらし、お椀に入れる量にまとめた塊)を
入れて食べるというもの。
お米の文化圏に育った私には、うどんは軽食というイメージしかなく
夕食がうどん?! とびっくりしたものでした。
今でも、100年前の製麺機が健在で、
特別な日には手打ちうどんを作ります。(すっかり、うどん文化圏の人間になった私・・・)
いたってシンプルな形。
義母が元気なころ、新しい製麺機を買ったことがあります。
でも、家族には不評で、いつの間にか新しい製麺機は親せきの家に行っていて
古い製麺機が復活しました。
なぜか?
長年使っているために
→ 麺の表面がざらざら → 汁のまとわりつきが抜群 → おいしい
という図式になるからです。
私が元気なうちは、機会あるごとにうどんを作り続けるつもり・・・
さて、娘たちは、この製麺機、どうするのかなあ
作り方は会得しているはずですが