うーちゃん退職日記

むーくん(夫)と二人暮らし 時々2人娘たちとのくらしを
のんびりゆったり、綴ります。

昔の話

2015-08-01 21:45:33 | 日記

20年以上昔の話です。

その頃はまだ、性教育が教育課程の中にきちんと組み込まれていませんでした。

当時、私が勤務していた学校が性教育で県の指定を受けました。

職場の先生たちと

こんな会話をして、後ろ向きな気持ちでした。

自分たちの心理的にデリケートな部分を、 日の目にさらすような気がしたからです。

その時は、性教育は男性の方が向いているとも、みんなで思っていました。

授業を公開しなければならず、みんな、必死にいろんな本を読み漁り

考え、話し合い、授業を作り上げていきました。

そして、2年たったとき

こんな風に、性教育に関する思いが180度変わりました。

学べば学ぶほど、性教育は「生きる」ことと直結する大事な勉強だと

人生の様々なターニングポイントで、きちんとした性教育を受けていれば

選択肢が違っていたかもしれない・・・と

それぞれに皆、実感したからです。

そして、もう一つ

性教育は、女性の方がしやすいということも分りました。

なぜなら、男性は「性欲」という性しか持たないので

性の話をしているとき、多分、自分の性欲の話をしている感覚になり抵抗が大きいようです。

一方女性は、「性欲」の性と、「産む」性と二つ持っている。

だから、性教育の話をするときは「産む」性の顔で話ができるのです。

だから、女性の方が性教育がしやすい。

ま、個人差はあるかもしれませんが・・・