石橋幸緒のごきげんグラシアス!

日本女子プロ将棋協会(LPSA)所属
正統派??将棋女流プロ棋士が勝手に発信する気まぐれブログ

こどもたちと将棋を楽しむ。

2009-11-08 | しょうぶ&はたらく
昨日はアマ強豪の清水上徹さんらが開校している(他講師に藤井さん、小木曽さん、今さん)、北千住子供将棋教室北☆KIDS Rookie Gate」に遊びに行ってきました。
午前中が有段者、午後からが級位者ということですが、午後の部の子達も予想以上にしっかり指せる子が多くてびっくりしました。

この日は参加人数も少なかったこともあるのでしょうが、一回2時間の授業がゆっくりのんびり丁寧に感じました。
とっても楽しい時間でしたよ。おじゃましました~。
お近くの方や興味のある方のお問い合わせ先は、kitakidsrookiegate@gmail.comまで。

その清水上さんがアマ選手として初めて挑んだ、朝日杯将棋オープン戦二次予選は残念ながら壁が厚かったようですが、また新たな活躍を期待しています。




また、今日は文化庁の生活文化普及支援事業の親子将棋教室で、取手市の茨城常南支部に行ってきました。
既に「どうぶつしょうぎ」を持ってくれている子や、駒の動かし方を知ってくれている子がいるのは嬉しいですね。

しかし、本将棋は盤も広いし、駒数も多いのでやっぱり駒落ちとはいえ、下手がいろいろな駒に目を配って働かせることは難しいなぁ、と感じます。
8枚落ちや6枚落ちでも、ちょっと間違うと、上手(うわて)の勝つ順は探せばいくらでもでてきそうな局面になることも多いです。
“甘く”とか“甘やかす”という意味ではなく、下手(したて)がなんかもうちょっと楽に勝てる方法があると、
もっと『将棋を楽しめるようになるまでの時間』が短くなるのになぁと思います。
正直、将棋を勝つことに苦労するのは2枚落ち以降でいいと思うので、いろいろ考えてみます。

とにかく将棋教室やイベントなどで、ひとりでも多くの子ども達が将棋を知って、大きくなっても辞めずに、長いこと遊んでくれることを願ってやみません。


もちろん、LPSAでもキッズスクールは毎週土曜日13:00~15:00に開講中です。
無料見学は随時受付中ですので、お気軽にお問い合わせください。



♪♪♪一番参加人数の多い、ビッグなこども将棋大会「JT将棋日本シリーズ 東京こども大会」は11月22日に行われます。