話は遅くなりましたが、２６日に棋界初の「王位・女流王位合同就位式」が日比谷・松本楼にて行われました。
深浦王位と合同ということもあって、会場はおかげさまで立錐の余地もないほど大盛況でした。
平日昼間のお忙しい中お越しいただいた皆様ありがとうございましたm(_ _)m
写真はＬＰＳＡサイトでご覧下さい。祝賀詰めもいただきました。
深浦王位のほのぼのとしていながらも素晴らしいスピーチ、米長会長からのＬＰＳＡへの激励の有り難い言葉、ご臨席の皆様に祝福していただきとても幸せな会でした。
―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
＜謝辞＞（ほぼ原文まま）
本日はお忙しい中多くの皆様にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
これまで長きに渡り女流王位戦を主催していただいております新聞三社連合様をはじめとする主催新聞各社様、日本将棋連盟様におかれましては、今期もすみずみまで行き届いたお心づかい、集中できる対局環境を賜りまして感謝しております。
高いところから失礼ではございますが厚く御礼申し上げます。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
昨日２７歳になりました。２６歳の一年は本当にさまざまな出来事がございまして、一言では言い表せませんがとぉっても密度の濃い充実した、生涯忘れることのない一年でした。ただこの一年の月日が今回は大きかったのかと思っております。
皆様ご存知だと思われますが、この王位戦・女流王位戦のタイトル戦は全局ウェブカメラで対局室の模様をあますとこなくライブ中継があります。各新聞社様それぞれ特色ある配信で、棋譜解説に加えて対局者の表情が見えることがより臨場感を高めていると思いますが、対局者としましても大変な局面の時にふと顔を上げるとウェブカメラがこっちをじっーと見てますから、その先にあるファンの皆様の顔を思い出してまた「ここで踏ん張らないといけない」と奮い立つこともしばしばありました。まあ私自身がギャラリーが多いとよけいに燃えるタイプなんですけど、実際に中継を見てくださった多くの方から「あの指し方はよかったねー」「ケンカじゃないんだから次は落ち着いて指して」などの感想や声援を送っていただきました。
また私は今、日本女子プロ将棋協会の渉外担当として実際に棋戦契約の協議交渉の場に立ち会わせていただいておりますが、ひとつの将棋、ひとつのタイトル戦、ひとつの棋戦にどれほど多くの人が携わっていただいて、そこには携わってくださっている人のたくさんの将棋愛が存在していることを知りました。そのことはとても大切でかけがえのない経験でございました。
そのような経験も含めて今回はＬＰＳＡの仲間たちをはじめ本当に多くの皆様に注目と応援をしていただいている実感がありまして、その全てが凝縮された女流王位戦五番勝負だったのかと思います。私のつたない指し手にも本当に多くの人が後押しして下さったからこその結果と、感謝の言葉以外ありません。
２０代になってこれまでの何年間かは「体型以外は成長がみられない」といわれてしまうように、本当に長い間お待たせしてしまいましたが、応援してくださる方の声に少しでもお応えするためにも、またここにお集まりいただきました皆様はじめ、女性ファンや子どもさん達にも見て頂けるような魅力ある女流棋界にしていきたいと思っております。私もＬＰＳＡも精進してまいります。より一層のご理解ご協力お願い申し上げます。
最後になりましたがここまで育てていただいた日本将棋連盟の皆様に、改めて御礼申し上げると同時に変わらぬお付き合いをお願いいたしまして、私からの御礼の言葉に変えさせていただきます。本当にありがとうございました。
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就位式のあとは将棋会館へ場所を移して、新春新聞掲載用の王位と女流王位記念対局。
手合は平手ですが、王位が持ち時間10分、私が60分です。なのに約３時間近く教えていただけました。
何よりも嬉しいご褒美でした。深浦先生ありがとうございました。
内容はぜひお正月は東京新聞をはじめ各紙を読んで下さいませ。
こんないいことがあるのなら来年もぜったい防衛したいものですっ！
（バースデーコメントもたくさん頂きありがとうございました）
今日は竜王戦第５局２日目です。このまますんなり防衛となるのでしょうか。
真部先生の訃報には驚きました。つい先日の順位戦対豊島四段戦の投了図が思い出されます。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
深浦王位と合同ということもあって、会場はおかげさまで立錐の余地もないほど大盛況でした。
平日昼間のお忙しい中お越しいただいた皆様ありがとうございましたm(_ _)m
写真はＬＰＳＡサイトでご覧下さい。祝賀詰めもいただきました。
深浦王位のほのぼのとしていながらも素晴らしいスピーチ、米長会長からのＬＰＳＡへの激励の有り難い言葉、ご臨席の皆様に祝福していただきとても幸せな会でした。
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＜謝辞＞（ほぼ原文まま）
本日はお忙しい中多くの皆様にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
これまで長きに渡り女流王位戦を主催していただいております新聞三社連合様をはじめとする主催新聞各社様、日本将棋連盟様におかれましては、今期もすみずみまで行き届いたお心づかい、集中できる対局環境を賜りまして感謝しております。
高いところから失礼ではございますが厚く御礼申し上げます。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
昨日２７歳になりました。２６歳の一年は本当にさまざまな出来事がございまして、一言では言い表せませんがとぉっても密度の濃い充実した、生涯忘れることのない一年でした。ただこの一年の月日が今回は大きかったのかと思っております。
皆様ご存知だと思われますが、この王位戦・女流王位戦のタイトル戦は全局ウェブカメラで対局室の模様をあますとこなくライブ中継があります。各新聞社様それぞれ特色ある配信で、棋譜解説に加えて対局者の表情が見えることがより臨場感を高めていると思いますが、対局者としましても大変な局面の時にふと顔を上げるとウェブカメラがこっちをじっーと見てますから、その先にあるファンの皆様の顔を思い出してまた「ここで踏ん張らないといけない」と奮い立つこともしばしばありました。まあ私自身がギャラリーが多いとよけいに燃えるタイプなんですけど、実際に中継を見てくださった多くの方から「あの指し方はよかったねー」「ケンカじゃないんだから次は落ち着いて指して」などの感想や声援を送っていただきました。
また私は今、日本女子プロ将棋協会の渉外担当として実際に棋戦契約の協議交渉の場に立ち会わせていただいておりますが、ひとつの将棋、ひとつのタイトル戦、ひとつの棋戦にどれほど多くの人が携わっていただいて、そこには携わってくださっている人のたくさんの将棋愛が存在していることを知りました。そのことはとても大切でかけがえのない経験でございました。
そのような経験も含めて今回はＬＰＳＡの仲間たちをはじめ本当に多くの皆様に注目と応援をしていただいている実感がありまして、その全てが凝縮された女流王位戦五番勝負だったのかと思います。私のつたない指し手にも本当に多くの人が後押しして下さったからこその結果と、感謝の言葉以外ありません。
２０代になってこれまでの何年間かは「体型以外は成長がみられない」といわれてしまうように、本当に長い間お待たせしてしまいましたが、応援してくださる方の声に少しでもお応えするためにも、またここにお集まりいただきました皆様はじめ、女性ファンや子どもさん達にも見て頂けるような魅力ある女流棋界にしていきたいと思っております。私もＬＰＳＡも精進してまいります。より一層のご理解ご協力お願い申し上げます。
最後になりましたがここまで育てていただいた日本将棋連盟の皆様に、改めて御礼申し上げると同時に変わらぬお付き合いをお願いいたしまして、私からの御礼の言葉に変えさせていただきます。本当にありがとうございました。
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就位式のあとは将棋会館へ場所を移して、新春新聞掲載用の王位と女流王位記念対局。
手合は平手ですが、王位が持ち時間10分、私が60分です。なのに約３時間近く教えていただけました。
何よりも嬉しいご褒美でした。深浦先生ありがとうございました。
内容はぜひお正月は東京新聞をはじめ各紙を読んで下さいませ。
こんないいことがあるのなら来年もぜったい防衛したいものですっ！
（バースデーコメントもたくさん頂きありがとうございました）
今日は竜王戦第５局２日目です。このまますんなり防衛となるのでしょうか。
真部先生の訃報には驚きました。つい先日の順位戦対豊島四段戦の投了図が思い出されます。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。