愛知芸術劇場コンサートホールで15日午後6時半開演の「音楽と美術の共演」は童謡を中心とした合唱音楽とその合間に行われるライブペインティングは尾崎真実。舞台上に展示された彫刻は私の彫刻が6点、約30分の時間内で仕上げるペインティングは舞台上に6人の作家で構成され私と尾崎真実以外の4名はオーディションによって選出されました。最後は同時進行で行われるペインティングは城戸和子。
この搬入は午前9時から始まり、作品のセッティングとリハーサル。
会場入り口付近のロビーにはそれぞれの作品が展示され、北村尚子さんはこのロビー展示のみでした。
美術家は全員で8名。矢野としゑさん率いる合唱団は5団体で、最後には混声合同演奏と女性合同演奏が有りました。
朝の9時から開演まではたっぷりと時間が有り、私の高校生の生徒さんや、大人の教室の生徒さんやらが来てお手伝いをしてくれて、とても助かりました。
なかなかこんな機会は有るものではないので、特に若い生徒さん達には良い刺激になった事でしょう。
最初はどの程度のお客様が入って下さるのかとても不安でしたが、いざ会場され、続々と人が入ってきて下さり、席はほぼ満席になっていて、安堵しましたが、それと同時に緊張感も走りました。
一つのグループ合唱が終わるごとに、尾崎真実が大きな画面に描くのですが、この時間が短くて「これは大変だ」と思いました。
途中演奏の最中にステージに上がってしまうというトラブルも有りましたが、これもご愛敬。後から人に聞きましたが、気にならなかったそうです。
私が出演するライブペインティングは30分と言っていましたが、実際に描いていた時間は20分あったでしょうか?
予め用意していたキャンバスには厚く塗った下地には大まかな絵が描いて有って、そこにクレパスで色を乗せるのですが、適度な凹凸が有るので、凸部分にクレパスが引っかかってそこだけ色が濃くなるのです。
50号のキャンバスをわずか20分弱で仕上げるにはある程度見せられるような事も考えてこの方法を選択したわけです。
集中して仕事を進めるとあっという間に時間になってしまいます。私たちが描く間は舞台前まで人が集まり近くで見学も出来るように配慮され、会場の方々にも親しみの湧くようにしていただきました。
時間と共に終了し、楽屋に入って、最終仕上げをしたり、額縁を付けたりし、ロビーに展示をする段取りをします。ですから、この後の合唱はモニターで少し覗いた程度で、聴く事が出来ませんでした。
過ぎてしまいますと、その場を楽しんで出来た事にとても喜びを感じ、最後のアンコールで舞台に再度上がった時、指揮者の矢野先生が瞳を潤ませいた事にこの音楽と美術のコラボレーションの成功を実感しました。
この経験はきっと生涯忘れる事の出来ない出来ごとになると思います。
席は最前列・・・あまりの特等席にびっくりしながらも写真が撮れると思いわくわくしました。尾崎さんの舞台までにカメラ止められました。でももうこの時しかないんだからとシャッター押しました。
おばさんでよかったと思う瞬間でした。怖いものはありません。
尾崎さんは舞台映えしてましたし、50号の大きな絵良かったです。
舞台の石彫作品もいい雰囲気でした。お隣の席のお方もいいわぁとおっしゃってました。
満員の会場・・・大成功でしたね
なかなか無いこのような機会に、最初は緊張するんではないかと思っていましたが、意外と平気でした。
席もほとんど埋まっていましたし、成功だったと思います。
自分自身楽しめましたし、またこんな事が出来ると良いなぁ、なんて思いました。
また新たなる挑戦も有りますし、今後とも宜しくお願いいたします。