昨日要約北海道は「なよろ国際雪像彫刻大会」から戻ってきました。
そしてこの大会での結果はと言いますと・・・残念ながら全く結果としては現れませんでした。
今回での大会での反省点とでも言いますか、今後どうやって進めて行かなくてはならないのかという事がはっきりと浮き彫りになったように思えますし、3人一組でそれぞれの個性がぶつかり合う中で一つの事を進める難しさを思い知らされました。
まずハルピンでの大会前ではプランの中で多くのディスカッションが行われ、煮詰めていける時間が十分に有った事。皆で何とか良い物を作って行こうという気持ちが乗っていた事で、勝負をしてこれたように思うのです。
しかし今回はハルピンの大会後で気持ちが途切れていたようにも思える位プラン上での話し合いが行われていなかったのです。これにデサインを中心となって下さった方にも申し訳ない位希薄になってしまっていました。
去年の私のプランの中で進めた例を言いますと、まずこれは普段作る素材とは全く違う物、そして作る事よりも見せる事を重視する事。自分だけで作る物ではなくて、3人で一つの物を作りお互いが納得の上で作らなくてはならない事。これらを踏まえて普段では有りえない状況の上でデザインが生まれるのです。自分の物を作りたかったら個展や他の機会に思う存分発表をして来れば良いのです。去年のデザインは絶対というほど自分だけの発表では作らなかった物になりました。これはお互いにそれぞれが納得の上で生まれた形だったので、作る前から絶対に何かの結果として現れるという確信に近いものが有ったように思えました。
今回の作品は作る工程としては本当に難しく、大きな面が幾つも有って、作業としては今までに無いほど苦労が有ったのだと思います。私はこの大会で4回目だったのでただひたすら経験の深い二人に付いていくだけでしたが、この作業を短い時間で完成出来た事は次への自信に繋がる物になった事でしょう。
今回のデザイン。私の目から客観的に見たときクロート受けはしてもシロート受けはしないだろうと思えた事。自分達の苦労の後がそこまで伝わらないだろうと思えてならなかったのが正直な思いです。
今年はこの大会で雪像彫刻っへの参加は終わりですが、また来年次への大会の事を考えて行かなくてはなりません。
また、この大会以外にも違った方面でのステージが有る可能性も出てきました。
今回の大会では結果としては現れませんでしたが、作業上での自信と、次へのプランの組み立て方への糸口が掴めたように思える大会でも有りました。
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