行けなくなった多摩美の芸祭。

つい先日まで行く気でいた多摩美の芸祭。
これは何年も前からの目的だったのですが、丁度この日、毎年参加してきた岐阜の中津川で行われている「石彫のつどい」の２０周年記念の式典と重なってしまいました。

多摩美には一つ上の先輩は準教授になっていて、同級生はここの講師を務めています。
もうそんな年を重ねて来たのだと実感します。
自分と同じ年代の友がそうなっている事で、自分の年を改めて再確認するのですが、学生の頃の感覚が一向に抜けきらないのは何故なのでしょうか？

自分が変わらないと言いながらもやはりこれを書きながらかなり自分も変わった事もあります。
先日のトリエンナーレの舞台芸術でも、そこに緊張しなかった自分がいた事です。
多分、以前の私だったらかなり緊張して、舞台上で足がガクガクと震え、絵など人前で冷静になんか描けなかったと思うのですが、全くと言うほど舞台上では緊張などせずに、やれたことです。
これにはやはりそこまで年を重ね、様々な場面を潜り抜けて来たからだと思うのです。

ちょっと話から外れてしまいましたが、多摩美の芸祭にもし行ったら、そんな友と再開し、自分の活動を話したり、彼らの活躍を見たり、いろいろと楽しみにしていたのですが、今年はどうやら無理なので、来年こそは行こうと強く思いました。






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